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331転勤というより出向前川整洋 5/18-14:24

 4月に羽田空港の近くから藤沢市の小田急線沿線善行にある事業所内の研
究所に転勤、というより別会社なので出向となり、なんとなく掲示板への書
き込みはご無沙汰してしまいました。今度の通勤先には2時間近くかかりま
すが、サラリーマンに転勤はつきものなのでやもえないといったところで
す。新入社社員のときここの事業所勤務だったので、まったく不慣れな場所
ではないのですが、そわそわした日々でした。そこは長い坂を下ってから登
り返すので、登山のトレーニングにはなると思っていましたが、5月連休の
登山での初日の由布岳は、結構息が切れ、あまりトレーニングにはなってい
ないようでした。トレーニングにはある程度の重さを背負って、もっと急な
坂を登らないといけないようです。夏休み山行の前は、自宅近くの坂でトレ
ーニングするつもりでいます。
   転勤で長き坂道春惜しむ
 これから暑くなると坂道がきつくなりそうです。

330奥多摩の吉野梅林前川整洋 3/16-11:18

だいぶ暖かくなり、4月中旬の気温とニュースで言っていましたが、3月8
日(土)に吉野梅林に行ったところ、例年より10日ほど開花が遅いようで
三分咲きでした。桜ほどの派手さはありませんが、梅には深みがあるようで
す。

   低山の居並ぶ里の梅つぼみ
   力とは秘めるものまだ梅蕾
   緩みなく蕾の並ぶ梅の枝

329Re:ポンプの用途について高尾 2/19-14:32
記事番号328へのコメント
>大雨のときは、ポンプで放水しないと多くの河川は
>洪水になってしまうようです。都市の地下にもポンプ機場があって、水を河川へ
>と送り出しています。中国や中近東向けには、水路に水を供給するためのポンプ
>を輸出しています。

それは知りませんでした。今度、川に行ったりする機会があったら、探してみよう
と思います。

人間、知らないばかりに何も気にとめないところにも、働く人の手がかかっている
のだと考えさせられました。

ありがとうございました。

328ポンプの用途について前川整洋 2/18-20:00
記事番号326へのコメント
ポンプの一般的な使われ方としてはビルの給水用が思いつきますが、これは小型
ポンプです。大型ポンプは上水と下水用が一般的ですが、大口ユーザは、河川の
水を海に放水する機場です。大雨のときは、ポンプで放水しないと多くの河川は
洪水になってしまうようです。都市の地下にもポンプ機場があって、水を河川へ
と送り出しています。中国や中近東向けには、水路に水を供給するためのポンプ
を輸出しています。
 公共事業以外にも企業向けに大型ポンプは出荷されていますが、大きな物件では
ないようなので、何に利用されているのかは、深く考えませんでした。

327人工衛星落下の訂正前川整洋 2/18-19:40

「クレーム」についての書き込みで、「日本の人工衛星が落下してしまい」
と書きましたが、「人工衛星打ち上げのロケットが途中で落下してしまい」
に訂正させて頂きます。液体燃料をロケットエンジンに供給するポンプの吸
い込み圧力を上げるインデューサが、キャビテーションを起こしてしまった
ようです。国産ロケットは軍事目的ではないので、技術は他国より遅れるの
はやむをえないようです。
 ところで、アメリカが制御不能になった軍事衛星をミサイルで打ち落とす
ことを発表して、世界中から止めるべきの非難があがっています。温暖化が
深刻になっているのに、まるでスターウォーズともいえる軍拡は止めてもら
いたいものです。
 温暖化は人工的に排出される二酸化炭素だけが原因でなはないようで、調
査、研究、対策にいくらでもお金が必要なようです。二酸化炭素排出防止に
有力と考えられるエタノール燃料増産のため、アマゾンの密林がどんどん農
地化されているという自己矛盾もあり、問題はいくらでもありそうです。

326Re:会社でのクレームとは高尾 2/18-11:20
記事番号325へのコメント
私はクレームをつけたつもりは全くありませんので、クレームという言葉で
は意味が通じませんよという、婉曲な抗議として書いたものです。クレーム
というのは、やはり商品に対するもの、売り買いしたものやお金に関わる表
現ではないでしょうか。横浜文学学校では、互いに生徒という対等な関係で
あり、掲示板への書き込みは金銭のかかわる商品ではありませんので、先日
のような場合、言葉としては「指摘」「意見」くらいが適切かと思います。


> クレームとは苦情のことですが、掲示板に多く書き過ぎとダブルブッキン
>グの批判があったわけで、それをクレームとしたまでです。掲示板への書き
>込む量ですが、いま話題のYAHOOの運営掲示板では2000文字以内となっ

>いて、これがグローバルスタンダードともいえそうです。

そういう考え方もあるでしょうが、やはり他のメンバーたちもいるサークル
の活動ですので、まわりの空気を読む、他人と足並みをそろえるということ
も必要ではないでしょうか。あまり一人ばかりが大量に書くことに不愉快に
思う向きもあるようです。

> それから会社の規模にもよりますが、クレーム対応は専門者の仕事で、経
>営者が乗り出すことはないと考えられます。

業種にもよるとも思われます。出版社ですと、一人か二人で会社をやってい
るところも多く、従業員が5人くらいまでの会社が多数でしょう。20〜30人社
員がいるとそれなりの規模といえます。そのような場合、社長も編集業務ま
でやります。


> 余分な話となりますが、8年くらい前に2年間、大型ポンプ開発の部署に

>属したことがありますが、ポンプのクレームには、重大な順に次のようなこ
>とがあります。
>1. 羽根車の破断
>2.揚程不足
>3.効率不足
>4.吸い込み性能不良
>5.締め切り運転時の動力オーバー
>6.部分流量運転における騒音や振動
>7.据付けた構造物との共振による振動
>8.メカニカルシールの加熱(高圧ポンプなどの場合)

興味深いお話です。ポンプというのは何に使われるポンプですか。

325会社でのクレームとは前川整洋 2/16-17:08

横浜文学学校の掲示板で、多く書き過ぎとダブルブッキングの批判がありま
した。それをクレームとしたら、週末に副業で社長でもしているのか、との
どういうことなのか分かりかねる書き込みがあったので、次の返信をしてお
きました。

 クレームとは苦情のことですが、掲示板に多く書き過ぎとダブルブッキン
グの批判があったわけで、それをクレームとしたまでです。掲示板への書き
込む量ですが、いま話題のYAHOOの運営掲示板では2000文字以内となって
いて、これがグローバルスタンダードともいえそうです。
 それから会社の規模にもよりますが、クレーム対応は専門者の仕事で、経
営者が乗り出すことはないと考えられます。経営者クラスがかかわるとなる
と、クレームというより事故か事件となります。勤務先では熱と流れの解析
を担当していますが、解析依頼の3割くらいはクレーム対策のものです。ク
レームでの問題点を改善することが技術の進歩にもつながるわけです。
 余分な話となりますが、8年くらい前に2年間、大型ポンプ開発の部署に所
属したことがありますが、ポンプのクレームには、重大な順に次のようなこ
とがあります。
1. 羽根車の破断
2.揚程不足
3.効率不足
4.吸い込み性能不良
5.締め切り運転時の動力オーバー
6.部分流量運転における騒音や振動
7.据付けた構造物との共振による振動
8.メカニカルシールの加熱(高圧ポンプなどの場合)

 技術の進歩により、1と2はまずないといえますが、大型ポンプでは4の
リスクとは背中合わせといえます。性能が上げると流速が上がりキャビテー
ションという泡立ち現象が発生するからです。日本の人工衛星が落下してし
まい、原因究明に海底から引き上げたことがありました。そこで分かった原
因は、インデューサ(加圧の羽根車)でのキャビテーションが原因だったと
いうこともありました。羽根の先端ではキャビテーションは起こるものです
が、どこまでが許容できるものかを予測する技術を、各メーカが競っている
ところです。
 経営者までがかかわらなくてはならないクレームは、会社の存亡にかかわ
ってしまうわけで、これはクレームという言い方では片づけられないようで
す。経営者は、クレームを起こさない、起こしても対応できる人材配置、組
織構成を推進することが仕事といえそうです。

308NHK全国俳句大会前川整洋 2/11-11:22

昨日(2/10)、AM7:30から教育テレビでNHK全国俳句大会の放映がありまし
た。昨年は落選の憂き目にあってしまいましたが、今年は題詠「声」の方に
も投句し、次の句で自由題、題詠とも入選しました。

   蛍飛びそれから聞こえ水の音
   ブナ青葉ターザンの声聞こえさう

テレビ番組で蛍は、水のある場所に飛ぶ、との紹介を見たことがありまし
た。戸隠高原の植物園入口でやっと蛍が飛び始めるとともに、そのことが思
い出され水の音が聞こえてきました。
 ブナ青葉については、 密林のようで、思い出していたら、ターザンの声
が聞こえてきました。

307雄阿寒岳に登る前川整洋 2/2-20:38

  雄阿寒岳に登る
                
椴松の森をくぐり
岳樺の回廊を渡り
這松の通路を抜けて
五合目の小広場に出た
そこは雲海のさらなる上
映画館のスクリーンに接するほどの近かさで
”素焼き”の感触を楽しんだ 
そう雌阿寒岳は備前焼の山肌だ
かなたに並ぶ日高、十勝、大雪の山・山・山
背丈より低い這松帯をやりすごして
頂きに出た
いちめん夏草と這松に覆われ
火口跡は静まりかえっていた
火口壁をつたい雄阿寒岳山頂に至る

ぐるっと雲海にとり囲まれ
雌阿寒岳の
ドーム状の山体が浮かびあがる
山肌に日差しが焼き付いて
赤褐色に煌めいている
彼女をエスコートする阿寒富士の広がり

天地万象の摂理
雄岳と雌岳
山のかたち
神も形ある存在でなくてはならない
神は身近に居なくてはならない
アイヌの人々は
カムイ 熊を神とした
阿寒とは アイヌ語で不変の大地
雄阿寒岳と雌阿寒岳は大地の守護神
洗練された形状と山肌は
人々をそう信じさせている

 「地球」研究会での詩評では、私の詩「雄阿寒岳に登る」については鈴木
豊志夫氏の詩評がありました。簡単に書いておきます。
 作者はライフワークで山の詩を書いているので、一編だけではなく全体で
みた方がよい。わかってもらうために解説的になるのではなく、もっと創造
の爆発がほしかった。しかしながら、前川節はうち出されていた。

306現代詩創作集団「地球」1月26日研究会前川整洋 2/2-20:29

現代詩創作集団「地球」研究会が1月26日、北浦和労働会館で開かれまし
た。
 山岳詩の第一人者である秋谷豊代表の挨拶では次の話しがありました。
 今年は「地球」60周年なので特集号をだす。昨年の池袋での地球詩祭は
315名(出演者含む)があった。5月16日(金)〜19日(月)に韓国で
「日韓文化交流―アジアの詩に集い」の開催を予定している。
 中島登氏から同人詩集の詩評と展望があり、その中で、詩はどうか書いて
もいいが、他人が読んで読むに耐えるものでなくてはならない、そのために
は客観的にみなくてはならない、とのアドバイスがありました。
 『地球145号』掲載詩に対し、鈴木正樹氏、谷口ちかえ氏、中島登氏、
鈴木豊志夫氏、山路豊子氏による詩評がありました。印象に残った指摘とし
て、次のことを挙げておきます。
・ 「重い風景」という題名は重すぎるのでは。
・ 描写力は確かであるが、小説ではよいが、詩ではすき間があった方がよ
い。
・詩「龍が飛びかう」の作者のMさんは宮沢賢治学会でも活躍されているが、
宮沢賢治のイメージを重ね合わせている。
・ 仏教的な世界を言っていて、仏教的ではない、そこがかえっていい。
・ 怪我で入院にている作者が、愚痴を言っていないことに切実感がある。
・ 「一瞬 遠雷の閃光の中に」とあるが、そもそも閃光は一瞬である。
・ 作者がどこに立ち、どういう気持でいるのかがよくわからなかった。
・ 帰宅レポートといった詩で、ドキュメントの面白さがある。この詩から、
詩人の目で見れば、詩の素材はどこにでもある、と思った。
・ 作者はそこの場所についてよく知っているから詳しく書いているが、大雑
把に特徴を書いて、抽象的な概念をはめ込んだ方が、イメージが湧くので
は。
・ オーロラの地に住む息子家族。熊に食われても、熊の中で自分は生きつづ
けている。これは新しい発想である。
・ 情熱態で一行にいろりろ書いてあるので、読者はハプニングを期待するで
あろう。しかし、詩的ハプニングはないようである。
・ 長く書けることも詩の能力、短く書けることもそうであるが。長詩の結論
としては簡単。
・ 詩「皆既食」。月食か日食かでイメージが違ってくる。
・ 残照という言葉にすべてを込めている。残照の言葉ではなく、輝やかせた
い。
・ 詩「茅け岳」の「頂上はもうすぐだったのに/春蝉が鳴いている」には深
田久弥への思いがある。

『地球145号』には拙作「雄阿寒岳」が掲載されています。この詩につい
て、別の掲示とします。


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