「遊歩俳句大会」作品その20(最終回) へのコメント
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前川整洋さんは No.129「「遊歩俳句大会」作品その20(最終回)」で書きました。 >俳誌「俳句界9月増刊号・遊歩俳句大会作品集」から各県ごとの掲載句で、 >目に付い数句をシリーズで紹介していきます。一言の句評も書き加えていま >す。 > >熊本県 > >心字池温む二の橋三の橋………松下美奈子 >「心字」から開けた所にある池と思う。橋を渡るたびに、春の到来が感じら >れたのだ。 > >鹿児島県 > >歩く度若葉の蔭や背を流れ………前山利英 >歩くいていると、前方の人の背が絶えず視界に入る。背の木漏日は、模様を >変えながら映り続けている。 > >沖縄県 > >下馬の碑に歩む蛍となりにけり………間可采 >下馬は、社寺の境内・貴人の門前などで敬意を表して馬から下りること、を >意味していることから、由緒ある建造物があった所なのであろう。「歩む >蛍」とは、ゆっくり飛んでいる蛍を表わしている。意外な表現が、幻想感を >一段と高かめている。 > >追記:全体を通しての感想 > 歩くテーマの俳句について句評を綴ってきました。いろいろな経験が甦 >り、意外と行き詰ることなく沖縄までやって来ました。句評するにあたり、 >過去の経験および蓄積した知識を、句の内容といかに照らし合わせるかとい >うことが鍵であるようでした。 > 入選句の非常の少ない都道府県もあり、選句に苦労したこともありまし >た。人口の多い方の都道府県が、入選句が多く見えますが、一概にそう言え >ないようです。大都会のある地域の方が、人口の多いからということを超え >た入選句の多さがありました。歩く場所のない地域ほど、歩くことに生きが >いを見出そうとする姿勢が強いのかもしれません。 > 長期間にわたり句評を読んで頂き、有難うございました。
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