「遊歩俳句大会」作品その6 へのコメント
注:タグは使えません。改行は反映されます
タイトル(必須)
お名前(必須:全角文字のみでお願いします)
E-mail:(出来るだけ)
Home page URL:(あれば)
ここまでの内容をブラウザに記憶させる(タイトル以外)
コメント:(必須)
前川整洋さんは No.94「「遊歩俳句大会」作品その6」で書きました。 >俳誌「俳句界9月増刊号・遊歩俳句大会作品集」から各県ごとの掲載句で、 >目に付い数句をシリーズで紹介しています。一言の句評も書き加えました。 > >千葉県 > >夕凪に素足で歩く九十九里………前原貴正 >自然のやわらかさとか、弾力をじかに味わっていることが分かります。九十 >九里浜の雄大な景色や波音が、一層味わいを深くいしているのである。 > >出湯街歩く旅びと下駄の音………内山邦雄 >温泉地というと下駄といえる。温泉地だから、下駄の音が聞こえる。温泉地 >だから、下駄の音に耳を傾けるのである。 > >ななかまどにふれて月山行者径………高橋日出夫 >七竈は高山帯では、這松とともに最も見掛ける潅木である。月山で七竈の径 >を歩いているとき、行者の幻が見えたきた。「ふれて」により、現実味が出 >ている。七竈の少し繊細な外見に、幽玄さが帯びてくる。 > >霧に揺れ言葉に揺れて歩きけり………時田眞作子 >開けた稜線であろうか、または、針葉樹の森を歩いているときであろうか。 >霧が流れてきて、その霧の流れは揺らめいている。話声もそれに呼応して、 >揺らめいてきた。霧の流れに、ある種の気配を捉えている。
[
記事表示にもどる
]