現代詩創作集団「地球」1月26日研究会 へのコメント
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前川整洋さんは No.306「現代詩創作集団「地球」1月26日研究会」で書きました。 >現代詩創作集団「地球」研究会が1月26日、北浦和労働会館で開かれまし >た。 > 山岳詩の第一人者である秋谷豊代表の挨拶では次の話しがありました。 > 今年は「地球」60周年なので特集号をだす。昨年の池袋での地球詩祭は >315名(出演者含む)があった。5月16日(金)〜19日(月)に韓国で >「日韓文化交流―アジアの詩に集い」の開催を予定している。 > 中島登氏から同人詩集の詩評と展望があり、その中で、詩はどうか書いて >もいいが、他人が読んで読むに耐えるものでなくてはならない、そのために >は客観的にみなくてはならない、とのアドバイスがありました。 > 『地球145号』掲載詩に対し、鈴木正樹氏、谷口ちかえ氏、中島登氏、 >鈴木豊志夫氏、山路豊子氏による詩評がありました。印象に残った指摘とし >て、次のことを挙げておきます。 >・ 「重い風景」という題名は重すぎるのでは。 >・ 描写力は確かであるが、小説ではよいが、詩ではすき間があった方がよ >い。 >・詩「龍が飛びかう」の作者のMさんは宮沢賢治学会でも活躍されているが、 >宮沢賢治のイメージを重ね合わせている。 >・ 仏教的な世界を言っていて、仏教的ではない、そこがかえっていい。 >・ 怪我で入院にている作者が、愚痴を言っていないことに切実感がある。 >・ 「一瞬 遠雷の閃光の中に」とあるが、そもそも閃光は一瞬である。 >・ 作者がどこに立ち、どういう気持でいるのかがよくわからなかった。 >・ 帰宅レポートといった詩で、ドキュメントの面白さがある。この詩から、 >詩人の目で見れば、詩の素材はどこにでもある、と思った。 >・ 作者はそこの場所についてよく知っているから詳しく書いているが、大雑 >把に特徴を書いて、抽象的な概念をはめ込んだ方が、イメージが湧くので >は。 >・ オーロラの地に住む息子家族。熊に食われても、熊の中で自分は生きつづ >けている。これは新しい発想である。 >・ 情熱態で一行にいろりろ書いてあるので、読者はハプニングを期待するで >あろう。しかし、詩的ハプニングはないようである。 >・ 長く書けることも詩の能力、短く書けることもそうであるが。長詩の結論 >としては簡単。 >・ 詩「皆既食」。月食か日食かでイメージが違ってくる。 >・ 残照という言葉にすべてを込めている。残照の言葉ではなく、輝やかせた >い。 >・ 詩「茅け岳」の「頂上はもうすぐだったのに/春蝉が鳴いている」には深 >田久弥への思いがある。 > >『地球145号』には拙作「雄阿寒岳」が掲載されています。この詩につい >て、別の掲示とします。
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