NHKの「氷壁」について へのコメント
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前川整洋さんは No.225「NHKの「氷壁」について」で書きました。 >掲示板・山SIG(http://www5a.biglobe.ne.jp/~YAMASIG/)に書き込んだ「なぜ山に登るのか」でNHKの「氷壁」について紹介したところ、DSN80012さんから次のコメントがありました。 > > #6648にご紹介のあったNHKドラマ「氷壁」の予告編をたまたま見ました。この題名のドラマは以前にもあり、その時もあまり見なかったと思いますが、それでも大きな違和感を感じました。それは、その時記憶に残ったキーアイテムが違っていたからです。 > まず場所。前回は「滝谷」でした。今回は「K2」(ただし、撮影地はニュージーランドランド)。国内では、スケール感が足りないと言うことなのでしょうか?。筆者から見れば、そこらの里山でも挑むには十分大きな存在であり、冬の穂高岳とか言ったら十分極地なのですが(^^;)。もっとも、当時の映像の印象はスタジオセットだったみたいで、穂高の谷と言うよりはの吹き抜けの廊下みたいな感じでした。 > 次に、用具。前回は「ナイロンザイル」でしたが、今回は「カラビナ」。ロープでは単純すぎると言うことでしょうか?。それとも、何らかの大人の事情で、ロープが切れてしまうような話はまずいのでしょうか(^^;)。こんなに変えてしまうなら、題名も変えて、全く別の話と言うことにして欲しいので >すが、何れにしても、今回もあまり見ないと思います(^^;)。山岳物は、ドキュメンタリーでも十分ドラマ性があり、多くの場合、山屋さんでない制作者や俳優の作るドラマだとウソっぽい感じが先に立ってしまうからです。 > > このコメントに対し私は次のように考えました。 > これだけ内容をアレンジしてしまっているのなら、題名を変えるべきとのご意見はごもっともですが、「氷壁」は山岳小説の最高傑作であり、井上靖の代表作でもあります。あの「氷壁」をテレビドラマでまた見たいというオールドファンは多いはずです。それから穂高の岩壁は今もエキスパートの領域なわけですが、原作のままの穂高岳では登山が大衆化してしまい、なんとなく穂高も身近な存在になってしまっているので、「氷壁」のテーマである現代社会と山のフィールドの対峙ということが、若者世代にはアピールしずらいのかもしれません。 > 小説は読者がイメージを湧き立たせるものであり、テレビドラマは脚色、演出と俳優の演技に妙味があるといえます。それにしても原作のイメージがどう残されているのか興味があるものの、PM10からの放映とのことで、私は早寝の習慣なので見られそうもありません。
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