アジア環太平洋詩人会議2005その4 へのコメント
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前川整洋さんは No.220「アジア環太平洋詩人会議2005その4」で書きました。 > 今年は55周年記念の詩人会議でしたが、例年は「地球の詩祭」が催さ >れ、音楽家の演奏のほかに音楽の伴奏や舞踊をともなった詩の朗読などが上 >演されています。 >19日の詩人会議では、アメリカ人の演奏家・ティム・ホッフマン氏によ >る、インドの金属音のする弦楽器を奏でながら、松尾芭蕉の俳句「この道や >行く人なきに秋の暮」と「名もなき山」が中七に出てく句をそれぞれに繰り >返し朗読する、といった演奏がありました。「名もなき山」の方は芭蕉の原 >句がアレンジしてあったようです。文学と音楽を融合した芸術と思われまし >た。しかしながら芸術にはいろいろな手法があるものだと驚きます。 > 前夜祭ではティム・ホッフマン氏による尺八でのインドの民族曲の演奏が >ありましたが、珍しくはありましたが、あまり迫力は感じませんでした。琵 >琶で朗読する「祇園精舎の鐘の声」がわ国の伝統芸能として知られています >が、琵琶の音色は奥へて深まっていく感じですが、インド楽器の金属音は外 >へ広がっていく感じで、まさに芭蕉の小宇宙が展開されていました。まだ、 >あの不思議な取り合わせの音色や響きが耳に残っています。 > 「この道」の句は、芭蕉が歩んでいる俳諧の道を述懐したものという解釈 >が一般的です。しかし・ホッフマン氏の演奏からは、人のいない道、人が居 >そうでいない秋の暮の淋しさとセピア色の美的情景が伝わってきました。
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