両神山の俳句 へのコメント
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前川整洋さんは No.95「両神山の俳句」で書きました。 >YAHOO掲示板>スポーツ>アウトドアー>ウォーキング、トレッキング>山ハイ >http://messages.yahoo.co.jp/ >上記掲示板にfukuさんこと福澤さんが掲載した、両神山の俳句および男体山 >の拙句の感想、批評を紹介致します。 > >両神山の俳句 >樹林帯を抜けた山腹より両神山を望んで >登るほど紅黄葉の両神山 ……………… 福山人 >鎖場にて >岩肌に小さき紅葉照りにけり ………… 福山人 >岩峰双子岳を眺望して >錦木の間より覗けし双子岳 …………… 福山人 >既にして雪を被った富士を見乍ら >富士山や紅葉の御座におわすごと …… 福山人 > >男体山〃行記を読ませて頂いて >そうですか、紅葉はやはり今一の感が有りましたか。 >でも晴れていたら、申し分無かったでしょうね。 >僭越ですが感想等を書かせて下さい。 >一句目の“堰堤”とはガードレールの事でしょうか?だとしたら上手い表現 >ですね。 >二句目は“煙る”がキーポイントですね。一歩間違えると“雨”と重複意に >なりそうな所が難しい所なのでしょうね。 >三句目は“秋風”と“露地・露岩”との必然性に一寸弱さを感じました。 >四句目ですが、“背後の山”は首都から見てより遠い方と云う、イメージか >ら逆行しているようです(皇海山は前日光領域となってますね)が、今日“裏 >日本”が差別語扱いされている事から、むしろ読む側が差別意識を持っては >いけないと云う事になるのでしょうか? > >fukuさんの掲句では、4句目がユニークにまとまっています。 >1句目の「紅黄葉」という言い方はないはずです。紅葉(もみじ)か、黄葉 >(もみじ)です。 >2句目の「小さき」はもう少し具体的にしたいところです。 >3句目の「錦木」だけでは、季語ではないようです。「覗けし」は過去形のよ >うですが、過去形にする必要はありません。過去形ではないとしても、少々 >硬い感じです。 >4句目ですが、「や」の切れ字は俳句の基本であるものの、ここでは語調がど >うかと思います。それから「富士山」と「御座におわす」は、切らない方が >イメージしやすいといえます。 > >登るほど紅葉賑わふ両神山 >潅木の紅葉の光る岩の肌 >紅葉の錦木の間より双子岳 >富士の山紅葉の御座におわすごと > >男体山の拙句に感想、批評を書いて頂きましたが、読者サイドと作者サイド >での視点の違いなどについて、少しコメントさせて頂きます。 > 先ず“堰堤”ですが、堤防のことで、この場合は砂防堤防です。見上げた >男体山の2つの谷において20段くらいが、山頂近くまであり、痛々しく見 >えました。 > 「煙る」は、まさに茫々と煙っていたことによります。和風の景観といっ >たところです。 >3句目の「露地・露岩」ですが。森を抜けて広い露地の大岩が転がっている >風景でした。森を抜けて佇ずんだとき、思索的情景に映りました。「秋風 >や」はもっと適切な季語があるかもしれないですね。 > 4句目の「背後の山」ですが、背後に裏と表を意識したことはなかったの >で、そう言われて戸惑っています。背後としたのは、予想外に皇海山が近く >に見えてことによります。すぐ後ろといった、つもりです。 > 17文字では、作者の意図はなかなか伝わらないですね。そこが妙味でも >あるのでしょう。
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