「遊歩俳句大会」作品その7 へのコメント
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前川整洋さんは No.96「「遊歩俳句大会」作品その7」で書きました。 >俳誌「俳句界9月増刊号・遊歩俳句大会作品集」から各県ごとの掲載句で、 >目に付い数句をシリーズで紹介しています。一言の句評も書き加えました。 > >東京都 > >大股で歩くふるさと麦の秋………堤亜由美 >故郷に帰った開放感からか、自然に包まれた安らぎからか、自ずと大股にな >っている。周囲は一面、麦畑、所々には林がある。大股により心の弾みを表 >現している。 > >ひろがりて海べを歩く遍路かな………岸嘉一 >遍路路というと、田園の道や山道が浮かぶ。海辺に出たとなると、これまで >とは違う広いスペースを、思い思いに歩きはじめる。遍路も旅であり、旅の >自在さがそこにある。 > >一燈もなき道を行く近松忌………柴田幸子 >近松門左衛門の浄瑠璃は、心中の悲恋ストーリーである。まさに一燈もなき >道であり、それでも歩かなくてはならない。 > >木の根道鞍馬の山の紅葉踏み………栗山さよ子 >鞍馬山の木漏れ日の続く山径。紅葉を踏むことに義経の悲劇が、伝わってく >るのである。「の」の連続したリズムに、悲劇だけではなく、義経伝説の奇 >想天外な明るさも伝わってくる。 > >団体に譲る木道夏の尾瀬………栗山雅子 >団体に道を譲っている光景が、広々とした尾瀬ヶ原なので遠くからも見えて >いる。 > >雨降らば雨また楽し青葉径………斉藤破風 >苔生している森の道などでは、雨ならではのしっとりとした煌きがある。
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