登山レポート

縦走の日本アルプス

日本アルプスの主要縦走路の景観、地形、登山コースなどの特徴を概観して行く。


第1回 赤石岳〜荒川岳

この山域は南アルプス南部と呼ばれ
山小屋は通常、素泊まりである。
登山口・椹島までのアプローチが
長いことから、日本アルプス中
最も厳しいコースといわれていた。
現在は椹島までマイクロバスが入る
ようになり、それほど厳しいコース
ではなくなった。また森林限界が
高いことから、北アルプスなどと
比較すると迷いやすい所は少ない。
南アルプスの特徴、それはどっしり
とした重厚な山容とうっ蒼とした
森林にあり、このコースはそれらが
極だっている。
赤石岳中腹の富士見平に立ったとき
赤石岳から荒川岳への主稜線のスケール
と、山深さに驚いた。
1.富士見平より荒川岳 4.荒川岳(悪沢岳)山頂より左端が塩見岳、中央奥は甲斐駒、その右が間ノ岳
2.赤石岳山頂付近より 5.千枚岳山頂付近より赤石岳(右)と荒川岳
3.荒川岳山頂付近より赤石岳



戻る