登山レポート
自然観察
参加者は約60名、指導員は3名で、3班に分かれる。初心者、昆虫、植物の3グルー プになる。私は植物グループに参加した。 最初に緑地に入った所にある青少年科学館を見学。多摩丘陵の生い立ちや主 な動植物が写真や模型で紹介してあった。 多摩丘陵の生い立ちは次ぎのよにパネルで説明されてあった。約70〜1万 年前に氷河期が7回あった。間氷期には海面が上がり、多摩丘陵も海水が進出 し、土砂が堆積し平坦地となった。 青少年科学館前を出発。丘陵を登り下りしながら、樹木と草花について細か な説明があった。説明の主なものを挙げておく。
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自然のことがもっと知りたくなって 自然観察会に参加した 11月の川崎市生田緑地 曇空のもと 指導員の説明は 立ち止まっては途切れることなく続き みな要点を漏らすまいと メモをとり続ける ヒマラヤ杉は今が花盛りだ ふるさとのヒマラヤが10月まで雨季であることによる 紅葉 それは冬に備え活動を停止する木々の 葉に残ったでんぷんが 赤い色素をもつアンドシアンに変化するためだ ニワウルシの枝に枯葉の塊が上向きに付いていた これは葉ではなく実だった 落ちているものを拾って放り投げると くるくる回りながら 葉にはない動きで落ちた 木々はそれぞれやり方で懸命に生きている それを知ることで人生を振返ってみることになるかもしれない 木々はそれぞれの特徴を活かして 厳しい自然環境の中で幾世代も生きてきた 人もめいめいの資質を磨き 精一杯い生きなくてはならない 午後3時30分 観察会は終了した 冷え切っているはずの身体は少し暖かくなっていた 青空が少し覗いていた 参加者はみな 親しい友人が増えたような 優しい気持になっていた |