登山レポート
自然観察2
参加者は約60名、指導員は3名で、2班に分かれる。昆虫、植物の2グループに なる。私は植物グループに参加した。 片倉公園へ向かう途中、環状16号線沿いの駐車場になっている空地に寄り、各自が 2本ずつ草花を採った。それらの草花の説明があった。半分は外国から入ってきたもの とのことだった。ここでそのときの幾つを挙げておく。外国からのものは(外)を付けた。
聞く。次ぎに池に浮いている河骨の詳しい説明があった。河骨は蓮より小さい花で 俳句でよく詠われている。 水中にある葉を含め3種類の葉を持っている。これは水位の変化に対応するためで ある。水中のものは藻のようである。 草地の植物には、次ぎのものがあった。
林の下草は、花が咲く種類であっても、花が咲かないものが多い。木が伐採されたり 枯れたりすると、一斉に花が咲く。下草には、ノカンゾウ、ナルコユリ、シロソウなど が見られる。 平地のシャクナゲは、ほとんどが西洋シャクナゲである。中国からヨーロッパに 渡り、強い品種に改良された。 ヒメコウゾウは和紙の原料で、1万円札もこれで作られている。 |
草むらの草花は 俗に雑草と呼ばれている 雑種ということではない 種としては純粋であり 花も美しいものが多い 山菜として食されるものもある 何処にでも根づき またたく間に増える 種類も多く やむえずこう呼ばれてきた 希少価値が少ないことからも ひとまとめに扱われてきた 自然観察会で 一草一草の名と特徴を教わった それぞれが工夫しながら地に根を張っている 倒されても踏まれても怯むことはない 雑草とは倒されても踏まれても怯むことはない そう思っているうちに 草原の砂漠化 山里の宅地化 河川の汚濁 絶滅しそうな野生動物は多くなった 野に草花が繁栄できる 社会と地球であれば 人類も栄えることができるのかもしれない |