高級タイシルク専門店　サラーマイタイみのや　作品詳細ma20q

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こちらではマットミーの最高級品、ナ−ナ−ンをご紹介しております。
ゆっくりと御覧下さい

ナ−ナ−ンというのは
全長方向の両側に無地の部分を配置し、中央部に長さ方向の両側で２つの部分、
巾方向の両側で２つの部分、それらの中央で１つの部分、
合計で５つの部分からなる柄を配置する柄のパターンのことです。
通常のマットミーが柄の部分を半分とし、その柄も２つのパターンで構成するのに比べ、
ナ−ナ−ンでは柄の部分が作品の大半を占め、その柄も複雑となり、
よこ糸への括り染めで多大な労力と高い技術を必要とします。
生産量もマットミーの中の極一部となり、ステイタス、希少性ともに高い最高級品であり、
価格も普通のマットミーの２〜数倍以上となります。

表示されている色と実物の色合いに多少の相違がございます。あらかじめご了承をお願い致します
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	商品一覧で御覧頂いた左の画像は 作品（一枚の反物）を人台に イメージとして纏わせたものです。 画像をクリックして頂くと 拡大がご覧になれます。 この作品の艶、陰影、色合い、質感などの ご参考にしてください。 詳細は以下に…
作品番号：ma２0Q
重量：４００グラム	Ｍ・Ｋ　様　お買い上げありがとうございました
サイズ：巾１０0センチ　全長３５６センチ	製法：マットミー､ナ−ナ−ン、３トコー　 よこ糸：臙脂　　たて糸：黒 ハンカロ
	左は端の部分から 全長のおよそ半分の部分です。 両側にクリップのあるところが ちょうど全長の半分。 下に畳んであるのは残り半分の 柄と無地の部分です。 上部の無地の長さは５３センチ、 柄の部分の長さは、次の画像の 柄の部分とあわせて２４８センチ、 次の画像の下部の無地の長さが ５４センチ、 あわせて全長が３５５センチです。 当然、３トコーで、ハンカロ入りです。 （しかも赤と黒、２色の糸）。 ハンカロというのは柄の部分に細かい ストライプを入れる技法で、ハンカロが 入っているほうが当然高級品。 このハンカロと地色については 下部の柄の拡大の画像を御覧になってください。
	左は柄の中央部から もう一方の端までの部分です。 臙脂色と濃いこげ茶はナ−ナ−ンの 中でも高級品の定石。 ナ−ナ−ン柄を採用しただけの マットミーはそこそこありますが、 やはりこの色合いが高級品の 基本、はずせないところ。 たて糸に黒を使ったマットミーの特徴の 強い陰影と深い艶、 ナ−ナ−ン柄の持つ存在感、 それがこの作品の魅力です。
	こちらは柄の部分、全長方向の 端の左側の部分。
	こちらは上の画像の右側半分の部分。 地色の他に、柄用として ５色が使用されています。
	中央の柄の部分の画像です。 本来地色であるはずの臙脂色が この部分では柄用の色として 取り込まれています これもナ−ナ−ン柄の中で 高級品に用いられる技法です。 柄の密度も高く、 暗い色を多用しながらも シルク本来の艶によって豪華な光沢を 表現する、ナ−ナ−ンならではの 演出です。
	中央の柄の部分の拡大です。 ハンカロが入っているのですが 通常のハンカロは地色１色の糸を 用いるのに対し、この作品は、 赤と黒に細かく染め分けた糸を用い、 どの地色、どの柄の上でもストライプを 表現できるようになっています。 そのため、柄の部分は勿論、 柄の周囲の無地の部分でも 細かいストライプを確認できる、 とてもシックな雰囲気の作品です。