高級タイシルク専門店 サラー マイ タイ みのや ベンジャロン焼きのコーナー
タイシルクのお店ですが、みのや のコレクションを展示しております

 ベンジャロン焼きのコーナー

ベンジャロン焼きといえばセラドンにならぶタイの有名な焼き物。(お土産としても有名)
結構ステイタスの高い品物で、タイの一般家庭ではあまり使われていません。
バンコクの一流ホテル、The Dusit Thani では、使用する全ての食器がベンジャロン焼き、
その名も「ベンジャロン」というレストランがあるほど。
私も泊まったことがありますが、そりゃあ、見事なものでした。

とりあえず、御覧になって・・・


ベンジャロン焼きその1

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ベンジャロンのカップとソーサーのサムネイル ベンジャロンのソーサーのサムネイル

これは私の一番のお気に入りのカップとソーサーです。その理由は・・・

  @色彩が比較的やさしい。
    通常はもっとはっきりした色が使われます。
    水色や、淡いブルー、渋い臙脂色は、あまりありません。
  A色、及び金の部分の艶が非常によく、厚みがある。
    色彩の部分の厚みは、塗りによるでこぼこが、軍手をつけた手で触っても
    はっきり判るほどに厚く、金の部分も含めて、全体の艶が非常に良い。
    みやげ物やで売っているベンジャロンの中には、塗りも薄く、艶の悪いものが
    あるので気をつけて。特に、金の部分の艶が極端に悪かったり、
    傷のあるものが比較的多いので・・・
    (もっとも、最近の意匠で、わざと金の部分の艶を抑えたものもありますが)
  Bソーサーの中央部にも模様がついている。
    通常の使い方ではカップの下になって見えない部分、ソーサーの中央部にも
    精密な塗りが施されています。ベンジャロンで品数が多いのはタイの伝統的な
    食器(皿付き、蓋付きの椀)で、カップとソーサーはあまりありません。
    そのタイ伝統の食器でも椀がのる皿の中央部分は白無地のままのものが多く、
    ましてやソーサーのその部分は殆どが白無地です。
    このソーサーは、コーヒーを飲む為にカップを持ち上げた時に、その真価を
    改めて発揮するというわけです。
  C購入時の保存状態が極めて良かった。
    高価な品物であった故か、販売店の管理が良かった故か、表面に傷らしい傷が
    一切ありません(でした)。
    土産物屋で売っているベンジャロンの中には、表面に傷の多いものもあるので
    気をつけて・・・
    でも、日本と違って、買いもしないものを手にとってあちこちしつこく見ていると、
    お店の方があまりいい気持ちではないようですから、それも気をつけて下さいね。
    このカップとソーサーはもう2年ぐらい使っていますが、
    私の不注意でソーサーの中央部に数箇所、傷がついてしまいました。
    塗りが厚すぎて、かえってもろいようです。
    でも、それにしても、今のところ私のベンジャロンの中では最高の逸品です。

次回から、私の手持ちのベンジャロン、また一品ずつここに展示していきます。
お楽しみに・・・
(あとはそんなに良い物はないんですけど・・)

ベンジャロン焼きその2

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ベンジャロン焼きその2カップとソーサーのサムネイル ベンジャロン焼きその2ソーサーのサムネイル

これは当店へのご来客さま用のカップとソーサーで、5脚セットです。
カップの最下部と、ソーサーの中央部の優しい紅色が気に入って購入しました。
大きさは小さめのマグカップぐらい。
色艶は上々、一筆一筆の塗りの厚みは肉眼で見ても指でさわっても凹凸を確認できます。
カップの外形は8角形ですが、中は丸くなっています。
ソーサーの中央部は塗りは丸ですが、カップを受ける部分は8角形で沈んでいます。
ソーサーの外形部も塗りは丸ですが、形は穏やかな8角形。
色合いがややきつめですが、タイらしい雰囲気と傷一つ無い上質さに
「まるで女王さまになったみたい」と好評です。(おせじかな?・・・多分ね)

ベンジャロン焼きその3

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ベンジャロン焼きその3カップとソーサーのサムネイル ベンジャロン焼きその3ソーサーのサムネイル

これも当店へのご来客さま用のカップとソーサーで、5脚セットです。
カップの外周についている細かい縦溝が気に入って購入しました。
この縦溝が光を乱反射して、ソーサーがより煌びやかに輝きます。
大きさは小さめのマグカップぐらい。
色艶は上々、一筆一筆の塗りの厚みは肉眼で見ても指でさわっても凹凸を確認できます。
でも、縦溝が並んで、凸凹になっているカップ外周部への塗りはたいへんだったのでしょうね。
色合いは上の「その2」とほぼ同じです。(我が家の好みばかりでスミマセン・・・)

ベンジャロン焼きその4

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ベンジャロン焼きその4壷のサムネイル ベンジャロン焼きその4壷のサムネイル

こちらは蓋付きの壷。大きさは高さが8センチくらい。
タイらしい記念品を求めて初めて購入したベンジャロンです。
この時はベンジャロンの価値も未だよく判らない時で、その値段の高さにビックリしたものです。
ベンジャロンの値段は(品質が同一であると仮定すれば)塗りの面積、器の大きさに比例しますが、
この位の大きさでも結構高価で、その当時としては思い切った買い物でした。
色艶は普通、一筆一筆の塗りの厚みは肉眼では若干、指でさわってどうにか凹凸を確認できます。
これでもそのお店の中の同一価格帯の中で一番良い物を選んだつもり。
でも、今見るとタマダ−(普通)かな〜?・・・

次回はどれにしようかな〜
タイの雰囲気いっぱいの食器に致しましょう。楽しみに待っていてくださいね。

と、思っていましたが、その前にこちらの品を展示いたします。食器棚の中で、
「私を出して〜」と叫んでいたもので・・・

ベンジャロン焼きその5

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ベンジャロン焼きその5のサムネイル1 ベンジャロン焼きその5のサムネイル2

こちらは皿付き、蓋付きの椀ですが、日本の、茶碗蒸用のお茶碗にそっくりな感じ。2脚セットです。
事実、この品を見たとき、私も家内も同時に「これで茶碗蒸〜」と叫んだものでした。
でもちょっと残念、帰国してからまじまじ見てみると、少し小さくて、むしろ湯のみといった感じ。
形状も、椀の内側に蓋の為の座となる構造が無く、やはりこれは湯飲みでした。
そのせいか、未だ未使用品で、食器棚の上段右隅のほうで寂しげにしています。

ベンジャロン焼きのレベルとしては色、艶、塗りの厚み、いずれも上々。
これといった瑕疵がない平均的なものですが、この「これといった瑕疵がない」といった
あたりまえのことが、実は意外に難しかったりしています。(お安く求める場合には・・・)
柄も標準的な柄で、特別大きいわけでもないので、スタンダードな無印良品といったところかな?・・・

でも難点が・・・
手作り故の問題と思われますが、蓋の上部の摘みの部分の大きさ、
2点セットのもう一方と、大きさが、微妙にというより、みためにはっきり、違うのです。
まあ、マイペンライ、(タイ語で、「気にしないでください、だいじょうぶですよ」の意)ですね・・・・・