ウジュンパンダンあれこれ

青年海外協力隊 視聴覚教育隊員 三宅久枝


* 日本は着物、インドネシアはサロン

 着物は冠婚葬祭時の装いには勿論、浴衣や、寝巻きとしても使える伝統衣装ですよね。 それと同じポジションにあるのが、サロン。一見するとただの布の筒なのですが、ちゃんと男巻き、女巻き等があって、 布の質や柄によってお出かけ用になったり、お休み用になったりしています。常夏のこの国は、毎日が熱帯夜ですから、 タオルケットでもうっとおしいくらい。そんな時サラッとしたサロンをかぶれば、心地よく眠りにつけますし、蚊もふせげます。

左の写真は、配属先である学校の卒業式の様子。見送る側の在学生や職員は、こうして各々の民族衣装を身につけ、華を添えます。中央の日本人が私。

 

* MASAKOという名のブイヨン

 「ヘイ!ミスター!」道を歩いていて必ずと言っていいほどかけられる声がこれ、ほかには「おしん」や「ドラえもん」「味の素」 なんてのもある。インドネシアに来たばかりの頃はいちいち ミスターじゃないのに…。おしんでもドラえもんでもないのよ…。 と憮然としていましたが、一年この地で暮らしてみて、思わぬところで日本を見かけることが多いのにきがつきました。

例えばパン屋さんの名前がそのまんま『ドラえもん』だったり、『SONY』なのに、洋服の仕立て屋だとか、驚いたのは『SAYONARA』 という名のブライダルサロン。食料品でも日本名をみつけることができる。スナック菓子の『TARO』やブイヨンの『MASAKO』。

TAROはまだいいとして、MASAKOというネーミングはいかがなものなのでしょう。そういえば、赴任前の表敬訪問でお会いした本物 の雅子さんは、写真や映像の印象よりずっと線が細くて儚げな印象を受けました。せめて、ブイヨンではなく、バニラエッセンス あたりが適当なんじゃないかなあ。

* ある日の会話

インドネシア人「久枝の体は中身が詰まってていいねえ。」

 私  「えーーーわたしは、あなたのようにスリムなほうがいいな、だって、バービー人形みたいだもの。」

インドネシア人「なんですってー!バビ?!(イ語で豚の意)ひどーい!!」

 私   「?!」

* ウジュンパンダンといえば..

ベチャ: べチャとは、お客が前に座って、漕ぎ手が後ろの三輪車タクシーのこと、ベトナムではシクロと呼ばれている庶民の足です。

このべチャがとにかく多い。1日に何台くらい目にするのかと数えてみたことがあったのですが、あっという間に100台を超え、結局 あきらめてしまいました。エンジンが人間ですので、とてもエコロジーな乗り物。スピードも実に自然、なのに他の車やバイクと同じ道 を同じように走るものですからスリル満点だったりします。相場は1キロ500ルピアといったところ。

夕陽: 通称「エム・ゲー・ハー」(マカッサルゴールデンホテル)の海に面したカフェでお茶を飲みながら海に落ちる夕陽を眺めること ができます。メニューにはインスタントコーヒーを溶いただけの「ネスカフェ」なるものがあります。食事も一通り出来ますが、お茶だけ にしておいたほうが無難かと思われます。

「kios Semarang」: 協力隊員御用達お食事処、「キオス スマラン」中華系インドネシア料理です。 エムゲーハーから屋台よりの斜め前に位置して います。一階はカセットテープ屋さん2,3階がレストランになっています。いつも利用するのは、オープンルーフになっている3階。
オーナーが中国人なので、カエルや中華風オムレツが食べられます。ビールも飲めます。眼下には、海岸通りにズラリと並ぶ100以上 の屋台・屋台・屋台・人・人・人・車・車・車・バイク・バイク・バイク・たまにチャリンコ暴走族(すごい台数の自転車が徒党を組ん で怒涛のごとく暴走している。)も通ります。