マムジュ

Mamuju

 Mamujuは南スラウェシ州の北部、マカッサル海峡に面した町で、マカッサルから車で12時間の距離にある。(約500KM) 現在、カリマンタン島のBalikpapanへのフェリーの発着港となっているほか最近完成したスラウェシ島の縦貫道路の中継点となっている。MakassarからMamujuまでは一応道路は舗装されているが、MamujuからPaluにかけては未舗装で、そのため、Mamuju、Palu間は途中一泊する必要があるようだ。(写真上は丘の上から見たMamujuの町、左の湾の向かい側に小さく白いフェリーが見える。この船も日本からスクラップとして買ってきたものを修理、改造して運航している。1970年の建造)

 現在スラウェシ島とカリマンタン島を結び毎日運航の ROROフェリーは南スラウェシ州のMamuju港とカリマンタン島のBalikpapan港を結ぶルートのみである。(現在 Balikpapan と Palu 近郊のTaipaを結ぶ新しい航路に投入するフェリーをマカッサルの造船所で建造中である。)なぜこんな辺鄙な所にスラウェシ島の「海の玄関」があるのか、多分カリマンタン島とスラウェシ島の海上を最短距離で運航するにはここしか無かったのではと想像される。





 筆者がMamujuへ行ったのは2001年の6月であった。早朝マカッサルを出発し、Parepare, Polewali, Majene を経由し、夕方Mamujuに着いた。MajeneからMamujuの道中は一部山岳地帯に入るが大半は海岸に沿っていて鄙びた海岸風景を満喫できる。Mamujuからの帰途では多数の貨物を満載した大型トラックとすれ違った。このトラックの一部はフェリーでカリマンタン島へ渡り、さらにフェリーを乗り継いでJawa島のスラバヤへ行くとのこと。家畜やマリノで採れた高原野菜を積んだ大型トラックが毎日カリマンタン島へ向かう。(写真は早朝接岸したフェリーから下船する乗客、乗客が降りたら次は車で大半がトラック、最後に車以外の荷物が降ろされる。乗船はその逆の順となる。Mamuju港Balikpapan港との間の航海時間は約15時間)

 Mamujuは日本人では木材関係者以外はあまり訪問することがないとのこと。沖に小さな島があり、天然の良港となっている。フェリーの乗り場は町の中心から8KM南によったところにあり翌日の夕方出航するフェリーの順番待ちをするトラックが並んでいた。(脇田 記)