第19回集会

学び・つながり・世界を拓く〜子どもとともに、子どもこそが主人公〜

 上からの『教育改革』を批判しつつ、現場からの実践と声でつくりあげてきた集会も今回で19回目を迎えます。学校現場には若い教員がたくさん入ってきています。そのエネルギーとベテラン教員の知恵が合わさることで「学び・つながり・世界を拓く」ことが実現できたらと私たちは考えています。みなさんのご参加をお持ちしております。

第19回 学びをつくる会 集会
日時  2011年1月22日(土)
10:00〜16:30(受付は9:40より)
場所 生活産業プラザ(JR池袋駅東口より徒歩5分 豊島区民センター裏
参加費 1500円(学生は500円)

タイムスケジュール

10:00〜 10:15〜 12:00〜 13:00〜16:30
挨拶 全体講演 昼食 分科会



全体講演(10:15〜12:00)

学力論で教育実践を読む      

田中昌弥氏(都留文科大学)

一面的な学力論が政策的に押し付けられ、教育実践の意義を学力テストの正答率に還元する流れが広がっています。それに対して、創造的な教育実践の質的な意義を明らかにする学力論はどのようなものなのか、具体的な実践例を検討しながら考えてみたいと思います。

 

全体講演 田中昌弥先生のプロフィール

略歴:1963年、北海道生まれ。
両親は小学校教員。日高地方の山や川で遊びながら育つ。
東京大学教育学部、同大学院、北海道教育大学准教授を経て、
現在、都留文科大学教授

専攻:教育学的認識論(学力論)、教育哲学、臨床教育学

趣味:武術(脱力系)

最近の著書:『現実と向きあう教育学』(大月書店、共著)、
          『創造現場の臨床教育学』(明石書店、共著)他




分科会(13:00〜16:30)

第1分科会 (学力・授業)

「考えて、発見する授業を子どもたちと創ろう」 吉澤潤(東京・小学校)

伏線をはっておいて考えさせる、意外な展開で子どもたちを引き込む、話をよく聴いておかないと解けない…。
考えること、発見することをおもしろがらせ、やがて本質を見ぬき、共感できる子どもたちを育てたい。
そんな授業づくりを通して学級の自治の力をつけていきたいという実践の紹介です。



「ことばを文字にとじこめない〜基礎だからこそ豊かに学ぶ〜」 霜村三二(埼玉・小学校)

小学校低学年の学習は「基礎・基本の徹底」という訓練中心におちいりがちです。
ことばの学びでは対話的な活動的なあそびのある学びこそが子どもも教師も元気にします。

コメンテーター 渡辺恵津子(埼玉・公立小学校)

第2分科会 (子ども理解・教師論)

「発達障害の子どもたちに寄り添って〜生きづらさは学びの豊かさ〜」 渡辺克哉(東京・小学校)

ちょっとした言動や仕草を深読みして落ち込んだり、友達とのトラブルにつながったり…
発達障害の子どもたちを見ていると生きづらそうだなと感じます。
反面、その生きづらさは、感性の鋭さからきていて、その鋭さを学びの豊かさへとつなげていけば、
彼らのことが理解しやすくなるような気がしています。




「子どもたちと育む心の原風景」 松岡文宏(神奈川・小学校)

「今日は何で怒ったんだろう?」と落ち込んでしまうことはありませんか?
経験のなさから感じる不安や自分への憤り。
でも、失敗があるから、子どもたちと想いを共有できたときの喜びがあります。
子どもたちが授業や生活のなかで「何、何?」と感じる場面をつくり、
学校を友だちと楽しむ場所にしたいと願います。

コメンテーター 佐藤隆(都留文科大学)

世話人
荒井文昭 石井広昭 市川良 今泉博 岩辺泰吏 大谷猛夫 緒方敬司 荻野佳津子 大日方真史 

影島紀子 笠井英彦 片岡洋子 菊地良輔 桐生孝文 行田稔彦 小島昌夫 児美川孝一郎 

坂井ゆりか 佐藤隆 佐藤博 佐藤広也 佐藤洋作 佐貫浩 霜村三二 高宮淑 滝口正樹 

田所恭介 中島礼子 浜野高秋 原田賢一 平塚眞樹 本多道彦 増島高敬 宮城哲 宮下聡 

本山明 山口貴子 山崎隆夫 吉澤良紀 渡辺恵津子 渡辺克哉