串揚げ料理　マルコポーロは、大阪・北摂（豊中）の閑静な住宅街にある、串揚げ料理専門店です。

シェフとマルコポーロのおはなし

マルコポーロのシェフとして悪戦苦闘の毎日を送るわたくしは、１９５５年大阪市南区（現在の中央区）で観光旅館を経営する家庭（三男一女）の末っ子として生を受けました。
記憶に残っている限り、家の朝食は焼き魚と海苔と生卵、味噌汁の定番メニュー。
いわゆる旅館の朝ご飯です。今となっては贅沢な話ですが、高校生になった頃には正直、もう見るのもいやになっていました。
今でも旅先で選べるなら、朝ご飯は洋食を選んでしまいます。
好き嫌いも多く、食に興味がなかったわたくしが、食べ物に目覚めたのは大学１年生の時。学校帰りに友達と立ち寄った大阪梅田の阪急三番街、カーディナルというオープンカフェ風のカジュアルレストラン。石けんみたいなチーズなんて大嫌いだったわたくしの、隣に座った友人が注文して運ばれてきたのは焼きたてのピザ。
あまりにおいしそうだったので、チーズ嫌いも忘れ一切れもらってひとくち。
当時の私にとって、そのおいしさたるや、筆舌に尽くしがたく、
まさに飛び上がらんばかりのものでした。
この瞬間にわたくしの人生は決まってしまいました。
あれから、はや４０年。あのときの感動を誰かに味わっていただこうと、
日々、試行錯誤を繰り返しながら、トングを片手に今日も飛び回っています・・・

シェフの略歴

１９５５年大阪市南区（現在中央区）生まれ。
大宝幼稚園卒
大宝小学校卒
※１９８７年、大宝（だいほう）小学校は道仁（どうにん）・芦池（あしいけ）、１９９５年、精華（せいか）
　の４小学校を統合され大阪市立南小学校となる。
大阪星光学院中等部卒
大阪星光学院高等部卒
英知大学英文科卒
※この大学も、小学校と同じく、もうその名はありません。
わたしのお気に入りのお店が、よくなくなっちゃうのは、
こんなわたしの宿命なのでしょうか(^^;)

マルコポーロの変遷

（１９８０年〜１９８８年）初代串揚げ料理マルコポーロ
もっぱら食べ歩きを師匠に、大阪ミナミ・アメリカ村界隈で開店。
雑誌るるぶ、イエローページ、MBSなど多数のメディアで紹介されるも、
若気の至りか、英断か、突如イタリアンへ転身。

（１９８９年〜２０１２年）イタリア料理のシェフとして活躍。
畑違いの厨房に飛び込み、一心不乱にフライパンを振り続ける日々。
串揚げのネタを考えるクセは抜けず、様々なパスタメニューを考案し、
好評を博す。

（２００２年２月１４日〜２０１２年２月１４日）
末っ子（一男二女）の高校卒業を機に、専業主婦だった妻を説得し
（１０年間の期限を切って）箕面マルコポーロ開店
『あまから手帳』をはじめ、多くのグルメ雑誌などで紹介される。
『食べログ』で大阪串揚げベスト１０に選ばれる
お約束通りの１０年とプラス１日で箕面マルコポーロ閉店。。

（２０１２年３月１２日〜）
自宅を改造して、豊中マルコポーロを開店。
現在に至る。

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