アニー・ハーディング |
ナンの本名。 「アニー・ハーディング」がなぜ「ナン」になったかについては、 「おてんば」を意味する「ノーティ」の「n」と本名「アニー」の「an」 をくっつけて「nan」になったという説があリますが、はっきりしたことは不明です。 原作を読んでも「ナン」の由来についてまでは書いていませんし・・・。 |
あらいぐま |
フィールドで生徒達が飼っている動物の一匹で、スタッフィの所有。名前はありません。 名劇一の人気キャラ、ラスカルみたいに可愛くないのが残念。 |
エイミー |
マーチ家四姉妹の末っ子。 四姉妹の中で一番美人になったのは彼女ですが、残念ながら本作では第34話にちらっと登場しただけでセリフも無です。 少しでもいいから何かセリフが聴きたかったです。 |
エーシア |
プラムフィールドにいるお手伝いさん三人のリーダー的存在で47歳。 『愛の若草物語』に登場するハンナにどことなく(というよりかなり?)似ています。 プラムフィールド一愚痴をこぼすしますが、いざという時一番頼りになのもまた彼女のような気がしますね。 |
エド |
コンコード駅の駅長。 第1話で登場した際は、ナンにお茶を勧めるなどいいおっちゃんぶりを発揮していましたが、第20話で再登場した際はダイヤが乱れて気が立っていたのか、故障した機関車の機関士にやたらキレていた。 あのいいおっちゃんぶりは一体何処へ?と思わせる豹変振りが妙に印象に残ります。 |
エミル・ホフマン |
フリッツの甥でフランツの弟で14歳。 恐らくプラムフィールド一の短気。(笑) 赤いバンダナがトレードマークですが、年齢的にはナンやトミーの世代とダンやフランツらに挟まれた印象があり、ちょっと可哀想な感じもします。 海賊に憧れ、将来の船乗りになることを夢見ており、彼とフランツの部屋は彼の趣味で固められています(フランツの趣味はどうした?)。また紳士クラブの合言葉、「水平線にどくろの旗」には彼の趣味が反映されているのでしょう。 第21話では「首をちょん切られた方がまし」というゴールデンタイムに似つかわしくない爆弾発言をかましてくれてます。(笑) |
機関士 |
第20話でナンが乗り込んだ機関車の機関士。 町工場の叩き上げのおっちゃんって感じの風貌がナイスだが、 かなり短気そうです。 |
ギディ・ギャディ |
第19話でナンとデーズィが舞踏会を開いた際のナンの役名(?)。 デーズィ扮する「シェークスピア・スミス夫人」の娘という設定ですが、 黄色い派手なドレスを身に付け、頭には訳のわからない飾りを繁殖させたその姿は、もはや「チンドン屋」の一員といっても過言ではないです(笑)。 やっぱりナンでは道化になるのが関の山ですね。 |
ギディ・ギャディ先生 |
第32話でプラムフィールドの主治医を勝手に自認していナンは、先の舞踏会での名前がよほど気に入ったのか、ロブとテディに自分のことを「ギディ・ギャディ先生」と呼ぶように洗脳します。(爆) 明らかに調子の乗り過ぎで、挙句の果てにジョーにやけどを負わす羽目に。 佐渡先生どどっちがヤブ医者か勝負させたいです。(笑) |
クリストファー・コロンバス |
ナンが飼っている犬。犬種は不明。 生まれはヤンソンさんという極めて謎めいた人物の家。 名前は原作でジョーがよく使った「びっくりしたなぁ、もう」 という言葉から取っているらしく、そこではエミルの犬となっています。 特に可愛いわけでもありませんが、第6話でナンに抱かれている時に見せる「まぬけ面」が絶品。(爆) ちなみに北米大陸を発見したかのコロンブスのフルネームは「クリストファー・ コロンブス」ですので、私はてっきりナンが「コロンブス」を「コロンバス」と勘違いして覚えていて、その名前を拝借したものと思ってました。 なにせナンですから・・・。(笑) |
原作 |
一応ここのHPにおいて「原作」というのは、角川文庫版「第三若草物語」(吉田勝江訳)のことを指しています。 |
サイラス |
プラムフィールドのお手伝いさんの一人で58歳。プラムフィールドの最年長です。 その年にもかかわらず主に農作業などの力仕事や外回りの仕事を担当しています。 彼にまつわるエピソードで一番笑かしてくれたのは、何といっても第29話での淑女クラブへの引き抜き作戦に見事に乗せられたことでしょう。 スタッフィと共にパンプキンパイに釣られて淑女チーム入りしたわけなのですが、その理由は彼曰く「わしはいつだって奥様 の味方じゃよ」。しかしその前にパンプキンパイ進呈のポスターを見て「ほぅ!」 と言っているようでは、どうも説得力に欠けるような気がしてならないのですけどね〜。 |
【 し 】
シェークスピア・スミス夫人 |
第19話の舞踏会でのデーズィの役名(?)。ナン扮するギディ・ギャディのお母さんという設定。 その服や眼鏡はあのマーサおばさんのものに似ているような・・・。 道化化したナンと全く違いデーズィのドレスアップした姿はかなり可愛いです。特に眼鏡をかけると可愛さ倍増です♪ |
市長 |
なんとなくコンコード市の市長。医者の奨学金制度の受験資格を男性のみに決めた張本人。 第39話でそのことに抗議に来たナンに対し、奈落の底に叩き落すようなことを平然と言ってのけます。 さすがのナンもこれにはまいったようで、「どうして男の子に生まれなかったのかしら」と亡きお母さんが聞いたら悲しむようなことをポツリ。 まあこの市長、かなりの石頭って感じですね。 |
ジミー |
第22話でページの元にいるダンを襲った連中の一人。 とりあえず帽子をかぶって いる以外、特徴もありません。 |
ジャック |
第26話から第28話にかけてプラムフィールドを混乱させまくる張本人。12歳。 どうやら守奴銭の素質がありそうです。(爆) ナンやトミーたちとは仲が良いのかどうかよく判らず、 同室のスタッフィやネッドと行動を共にすることが多いです。 |
ジョー・ベア |
『若草物語』シリーズ通しての主人公で、作者ルイザ・メイ・ オルコット自身がモデルといわれています。 本作における設定年齢は34歳で既にロブとテディの二児の母。ロブは5歳という設定なので、彼女が初めて子供を産んだのは比較的遅いわけですね。 『愛の若草物語』では「ジョオ」でしたが、本作では一般的な「ジョー」の改められています。 ローリーやアンソニーといった若い男を振った挙句、どんな男だったら彼女を満足させれるのだろうと思っていたら、父親のフレデリックをどことなく彷彿させるフリッツ・ベアと結婚してしまいました。 そのため「名作アニメ もうひとつの物語」で「彼女はファザコンか?」 という突っ込みをされています。(笑) 11人(息子のロブとテディは除く)いる生徒の中では、やはりかつての自分を思い起こさせてくれるナンが一番のお気に入りだったみたいですが、途中からダンにばっかり目が向いてしまった感が無きにしも非ずですね。(笑) ちなみに本作のキャストの中で一番最初に決定したのはナンではなく、ジョー=山田栄子さん。 私が持っている第1話の台本を見てもジョー以外のキャストは空白になっています。 |
ジョセフィン・ベア |
ジョーの本名。 彼女は「ジョセフィン」という女性らしい名前を嫌って「ジョー(ジョオ)」と名乗って いたわけですが、名付け親は複雑ではなかったのでしょうか? |
ジョージ・コール |
プラムフィールドのキレンジャー(爆)、スタッフィの本名。 ちなみに「スタッフィ」というのは「詰め込み」という意味です。 |
ジョーズィ・ブルック |
ブルック家の次女でデミとデーズィの妹。 デミとデーズィの11歳の誕生日の日にまだ赤ん坊ですので、彼らとは10歳ほど年が離れていると思われます。 本作では第34話と第34話にほんのちょっぴり登場するだけで、ムック本に掲載されている目を開いた可愛い絵はお蔵入りになったようです。(笑) その代わりといってはなにですが、原作の続編「第四若草物語」では結構活躍してくれます。 ただそのキャラクターはかつてのナンを彷彿させるお転婆娘で、デーズイやメグとはあまり似ていません。 これは叔母のジョーの資質が遺伝 したのでしょうか? 個人的にはデミやデーズィと異なり、自分だけ両親の名前をもらえなかったことにショックを受けたためかと思ったりもしていますが・・・。(爆) |
ジョニー |
第20話で故障した機関車の機関助士。 機関助手なのに機関士を差し置いて名前をもらっている上に、無駄にハンサムなチョイ役です。 |
ジョン・ブルック |
(1)メグの旦那さん。つまりデミやデーズィ、ジョーズィの父親です。 かつてマーチ家のお隣のローレンス家でローリーの家庭教師を していたのがきっかけでメグたちマーチ家四姉妹と知り合ったのがそもそもの始まり。 心臓病を患っていたらしく、奥さんと三人の子供たちを残して第34話で故人となってしまいます。 彼の死を描いた第34話を初めて観た時は、彼とジョーたちとの繋がりが判らなかったので何をこんなに嘆き悲しんでいるのだろう?と怪訝に思ったものでした。(爆) (2)デミの本名! 父親と名前が同じでは紛らわしいということで、「半分」意味する (双子ですから)「デミ」をくっつけて「デミジョン」、さらに何故か「ジョン」まで取っ払って単に「デミ」呼ぶようになったのがその名の由来みたいです。 そんな手間の掛かることをするなら最初から違う名前を付けろよ! 突っ込みたくなります。(笑) デーズイの時とこのデミの時といい全くここの両親は・・・。(爆) |
シルビア |
スタッフィの母親。いわゆる典型的な過保護ママですね。 名前から想像もつかない、否スレンダー的な体型をしております。 そんなにジョーの教育方針に文句があるのなら、最初からスタッフィをプラムフィールドに預けるなよ!と言いたくなるのですが・・・。 |
スタッフィ |
プラムフィールド一の大食漢。ちょっとキレンジャーっぽい。(爆) ここのエンゲル係数を上げるのに貢献していそうな12歳。 葉っぱのように生えた前髪がチャームポイントで脇役の割にはデミあたりよりもキャラとしての性格付けがしっかりしていて、個性は感じさせてくれますね。 |
ダン・キーン |
本作の真の主人公というべき存在。設定上は15歳なのですが、様々な経験をしてきたためか実際より大人びて見えま。 原作でも最も重要なキャラの一人ですが本作でもその位置付けは変わらず、ストーリー全体は彼の存在によって分けることが出来るといっても過言ではないかもしれません。特に最終回近くの話は完全に彼中心で進んでいる感が強く、ナンの主役としての立場はどないした?と思ったりもします。(笑) ポプラ社刊の「テレビドラマシリーズ18」では彼に弟がいて、その弟の死が大人への不信を抱かせることになったという話がありますが、彼がテディを可愛がったのはテディを弟とダブらせたのかもしれませんね。 |
デーズィ・ブルック |
メグとジョン・ブルック夫妻の長女で10歳。またの呼び方は「デイジー」。双子の兄にデミが、歳の離れた妹にジョーズィがいます。 ナンが来る以前のプラムフィールドにおける唯一の女の子ということもあり、自分以外の初めての女の子であるナンには結構期待していたと思われます 。それだけに実際に現れ たのが自分とは正反対の筋金入りのお転婆娘だったのには結構ショックを受け たみたいですね。 第1話のラスト近くの「あたし自信なくしちゃった」という彼女のセリフは、その心情を良く表しているような気がします。 それだけに、ナンと初めて女の子らしい遊びを出来た第8話を見るたびに「デーズィ、良かったの〜」と思わずにはられないです。(笑) 最初はデミ以外の男の子には興味が無かったようですが、途中からやって来たナットには興味津々で、いつのまにかラブラブになってしまいました。 挙句の果てにはナットをかばうあまりデミのほっぺたを叩くという、亡き叔母ベスには見られない気の強い一面も覗かせてくれます。(笑) デーズィとナンの関係、私にとってのそれは『花の慶次』のセリフを借りれば「月と太陽」みたいなものでしょうか。(爆) |
テディ・ベア |
ベア夫妻の次男で3歳。2歳離れた兄にロブがいる。 某くまのぬいぐるみそのまんまの名前がどうにも気になって仕方がないが、 一応プラムフィールドのマスコット的存在です。 ナンとデーズィの両方に泣かされた経験がありますが、どちらかというとナンの方を好きみたいですね。 |
デミ・ブルック |
メグとジョン・ブルック夫妻の長男で、デーズイの双子の兄。10歳。 歳の離れた妹にジョーズイがいます。 本をよく読み真面目、しかも年齢以上に大人っぽい考え方を持っている上に、 他の子供たちとは一線を画する「ええとこのボンボン」的な服装を最初に見たときは「こいつ嫌な奴なのか?」と思ったしたのですが、実際にはそんな悪役タイプではなかったので驚いたものです。(笑) ナンの主役抜擢、ダンの大活躍の割をもっとも食ったキャラと思われ、脚本の島田満さんも描き切れなかったキャラとして彼の名を挙げています。 |
トビー |
プラムフィールドで飼われているロバ。 第1話でナンのカバンを物色したり、第10話でナンを背に乗せてロデオもどきをさせられたり、第30話の結婚式でナットとデーズィの乗った荷馬車を引かされたりとよく見ると結構登場してくれています。 |
トミー・バングズ |
プラムフィールド一のわんぱく小僧で12歳。 第1話以前(?)のプラムフィールドで一番目立っていたのは恐らく彼だと思われます。 自分と似たタイプのナンには一目惚れに近い感がありますが、怒ったナンが特にお気に入りなのか必要以上にちょっかいを出しては今日も彼女を怒らしています。(笑)。 第9話のラストではなんかナンといい感じの雰囲気になったのですが、ダンを交えた三角関係になって以来どうにも旗色は悪いです。 というかナンがダンのを好きなことにはてんで気付かなかったらしく、そのことをはっきり気付いたのは最終回の本当にラスト近く、ナンがダンに別れを言うシーンになってからのようです。 その時の彼の表情はなんともいえない複雑さがあり、思わず同情してしまいます。(笑) |
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