● 用語集  【な】〜【わ】




【 な 】


ナットの父
 第5話のナットの回想シーンに登場。
ナットを引き連れ、流しのバイオリン弾きの旅を続けていましたが、ナット一人残し て他界。
回想シーンの最初の方は蝶ネクタイをしてそれなりの身だしなみをしてのですが、無精ひげを生やしたまま死んでしまう最後の姿はには郷愁を感じずにはいられません。


ナット・ブレイク
(1)原作ではダンと並んで最も重要なキャラの一人。 12歳。
流しのバイオリン弾きをしていた父親に死なれて天涯孤独となったところをローリーに見出され、彼の紹介でプラムフィールドへやって来ます。
実は彼の初登場となる第5話に相当する話こそ原作の幕開けだったりします。そのことからも物語における彼のウエイトが高いことが伺い知れます。
得意技はバイオリン。 いつの間にかデーズィとラブラブになってしまいます。

(2)「くり、かしなどのかたい木の実」が爆発した様子のこと。(爆)


ナン・ハーディング
 第19話でデミ達からナン達に送られてきた招待状に書かれている名前。
「マーガレット・ブルック」という本名を持つデーズィを「デーズィ・ブルック」 と呼ぶのだから、本名が「アニー・ハーディング」のナンを「ナン・ハーディング」 と読んでも別に不思議ではないような気もするのですが、何となく違和感を感じたので載せてみました。(笑)


ナン
 本作の一応の主人公。11歳。但しダンに主役を奪われるこが多々あり。(笑)
原作では主役ではなかったのですが、本作の対象年齢層あたりを考慮して突如主役に抜擢されることになりました。
「ノーティ・ナン」、つまり「お転婆ナン」というあだ名の通りのお転婆娘で、家にやって来る家庭教師を追い出しまくり父親の手を相当焼かせていたようですが、それでも原作よりは角の取れたキャラとなっています。
  彼女はプラムフィールドへ来る以前に既に母親を亡くしているますが、彼女のお転婆がもって生まれたものか、はたまた母親を亡くした寂しさを紛らわすためのものだったのか、それともその両方なのかかはよく判りません。 ただ台本を見てみると「このお転婆娘のまだ短い人生は決して幸福な ものではないのだ」と気になる注釈がされていますので、家にいた頃は結構寂しい生活をしていたのかも知れませんね。
  トミーに好意をもたれますが、単に鈍いだけなのか、はたまた相手として不足だったのか彼を恋人として見なしてはいなかったようです。 しかし第一印象が最悪だったダンにはいつの間にか恋心を抱くようになってしまいます。それを知った時のトミーの表情が泣かせます。(笑)
因みに原作ではダンと会話をするシーンは一切ありません(「第四若草物語」ではありますが・・・)。



【 ね 】


 一応デーズィの猫という設定ですが、第5話で彼女が可愛がっているシーンもあれば、第9話でナットとスタッフィがエサをあげているシーンもあるという、イマイチ誰が飼い主なのかよく判らない猫ですある。(笑)
『愛の若草物語』のミルキーアンの子孫か?という説あり。
ナン達を恐怖のどん底に陥れた第10話以降、 行方不明です(確か・・・)。


ネッド・バーガー
 同部屋のジャックやスタッフィと共にいつも三人組を形成する男の子。11歳。
手先が器用らしく怪我をしたダンのために松葉杖を作ってあげるという第25話でみせた良い子ぶりと、第27話でトミーのお金を盗んだ疑惑を真っ先にダンへ向け、ナットを問い詰める意地の悪さのギャップが印象深いです。(笑)
その直後、結局ダンによって池に投げ 飛ばされてしまうわけですが、その時「松葉杖なんか作ってあげるんじゃなかった」って思わなかったのでしょうか?



【 は 】


バタカップ
 フリッツが可愛がっている雌牛。多分熟女だと思われます。
ダン達がいたずらで闘牛ごっこをした際にそのターゲットにされてしまい、怪我をする羽目に。
フリッツの元へ戻って来た際の首を垂れた様子が妙に可愛いです。(笑)



【 ひ 】


秘書
 コンコード市市長の秘書。市長達と共にナンをあざ笑います。
その笑い方はいかにも馬鹿にした感じで、さすがです。(笑)



【 ふ 】


ファース
 コンコードで開業医をしているお医者さん。専門は不明。
フリッツやジョン・ブルックとは昔からの馴染みっぽいです。
ジョン・ブルックの病状に関してちょっとした嘘をついたため、当初はナンからいらぬ怨みを買うことになります。(笑)


ファースの友達
 第39話でジョーが借りた自転車の持ち主。顔や声は一切出てきません。
コンコードの市長の自転車よりちょっと小さ目の自転車を持っていますが、ジョーはそのことがちょっと癪だったみたいです。    さすがはジョーですね。(笑)


 プラムフィールドで飼われている豚で、濃紺と薄いグレーのツートンカラーがかなり目立ちます。
本編中に出てきた大きさとOPで出てくる大きさがかなり違う のですが、一体何故なのでしょうか?


フランツ・ホフマン
 フリッツの甥でエミルの兄。16歳。
一応生徒ではありますが、もはやベア夫妻の助手といってもよい存在で、彼等の替わりに授業をすることもあるです。 第20話では手当てみたいなものをベア夫妻からもらっているシーンがありますし。
年齢的離れているナンやトミー達とは殆ど一緒に遊びません。一緒に野球をやっていても、審判とかキャッチャーとか縁の下の力持ち的なポジションに収まっています。
何か年齢の割には人間が出来過ぎのような気がしないでもないのですけど・・・。


フリッツ・ベア
 ジョーの旦那さん。ロブとテディの父親で44歳。但し原作ではもっとお年を召しています。
「ベア先生」と呼ぶのが普通ですが、「ベア先生」だとジョーもその範疇に入ってしまうのが気になって、個人的には「フリッツ」の方が好きです。(笑)
ドイツのベルリンで大学教授をしていたらしいですが、亡き姉の子で孤児となってしまったフランツとエミルを養うべくニューヨークで家庭教師をやっていた。そのニュー ヨークでジョーと巡り合い結婚。ローリーやアンソニーを泣かせます(多分・・・)。
いかにも温厚そうな人柄ですがその分起こった時は恐いようで、彼が本気で怒った時はさしものナンやトミーもおとなしいです。


フリードリッヒ・ベア
 フリッツの本名。いかにもドイツ人って感じの名前がナイスです。(笑)



【 へ 】


ベス
(1)マーチ家四姉妹の三女。 特に男性の「若草物語」ファンの間では絶大な支持を集めるキャラです。
「若草物語」の続編「続若草物語」で若くして故人となってしまいますので、本作には登場ません。
『愛の若草物語』では『ハイスクール!奇面組』の一堂霧と同じ声優さんが声を当てていたので、ベスを観るたびにいつ「お兄ちゃん!」というセリフが飛び出すかドキドキものでした。(爆)

(2)エイミーとローリー夫妻の子供。 その名前は亡き叔母から頂いたもの思われます。(それしかないでしょう)
「ブロンド姫」の異名を持ちプラムフィールドにやって来た時は、「あたち、デーズィのほうがちゅき。やちゃちいもの」との発言でナンを泣かせてしまいます。(笑)
そんなシーンも見れなかったので彼女が本作に登場しなかったのは残念でした。
これが昔のように50話ほどあれば、登場の可能性もあったかも知れませんね。


ページ
 プラムフィールドを一旦追い出されたダンを預かった人物。
フリッツとは旧知の仲らしく、植物学の権威でもあるみたいです。
ダン更生の陰の立役者といってもいいでしょう。



【 ほ 】


ホビー
 第11話でダンに喧嘩を売った不良の片割れ。
ナイフを持って威勢良くダンに襲いかかりますが、お約束通りあっけなくやられてしまいます。
ずんぐりむっくりの体型をしているわけですが、もしスタッフィがぐれてしまったらこんな感じだったのかも。(笑)
あと同話に登場する雑貨屋のおかみさんと同じ声という噂も・・・。



【 ま 】


マイケル
 テディのお気に入りのサルのぬいぐるみですが、あまり印象に残らないような・・・。


マイク
 ホビーと共にダンを襲った不良。 見せ場はありません。 


マーリー
 ジミーと共にダンを襲撃した連中の一人。
ダンとは以前揉めた事があるらしく、それが原因で刑務所に入っていたようです。
とりあえず拳銃をダンにぶっ放しますが、かなりの至近距離で致命傷を与えられなかったわけですから、銃の腕前はヘボかったのかも。(笑)



【 め 】


メアリ・アン
 プラムフィールドのお手伝いさんで21歳。
同じお手伝いさんのエーシアやサイラスとは異なり、彼女の部屋はプラムフィールドには存在しないのでプラムフィールドに住み込みで働いているのではなさそうです。彼らほど登場しない原因の一つがそこにあるかも。
ただ『母をたずねて三千里』のヒロイン、フィオリーナを彷彿させる顔立ちで、少ない登場回数ながら一部のファンに鮮烈な印象を残し たとも噂されます。(私もその一人です)
本作の楠葉監督は、本作中のキャラの中では彼女が一番のお気に入りらしいです。
 いつでもどこでも誰にでも「メアリ・ アン」と必ずフルネームで呼ばれるのがなんか面白いのですが、「メアリ・アン」と「メアリー・アン」、一体どちらが正しいのでしょうか? (EDでのキャストを見る「メアリー・アン」になっています) 


メグ・ブルック
 デミやデーズィ、ジョーズィの母親。というよりもマーチ家四姉妹の長女であり、ジョーの姉といった方が手っ取り早いかもしれません。 本名はマーガレット・ブルックで、なんと自分の娘(デーズィのことです)に同じ名前をつけてしまいます。
その妙に落ち着いた性格が感情移入しにくいのか、 四姉妹の中では最も人気がないと噂されますが、兄弟の一番上同士としては個人的に同情してしまいます。(笑)



【 や 】


ヤンソン
 個人的に本作における最大の謎の人物と思っているのがこのキャラです。
第4話でトミー達が彼の家で生まれた子犬を見に行くというシーンがあるので、 プラムフィールドからさして離れたところに住んでいない事は容易に想像出来ますし、またナンに子犬をあげるくらいだからプラムフィールドともそれなりに親しい間柄にあるとも考えられます。にも関わらず実態が全くつかめないのがどうにも不気味です。(笑)
男性か女性かも判らないですし・・・。    



【 ゆ 】


郵便配達員
 ジェニー共々妙にハンサム、無駄にハンサムなチョイ役。
第18話ではトミー達が掘った落とし穴に危うく落ちかけるが、スタッフィのお陰で難を逃れます。
一応同業者ですので、穴に落ちなくて良かった良かった。(笑)



【 り 】


リス
 プラムフィールドに生息している野生のリス。よく見るとちょくちょく画面に登場します。
第31話でロブとテディがかき集めたクルミを集団でかっさらっていったシーンが面白いです。
あと何故かぬいぐるみが発売されていました。



【 ろ 】


ロブ・ベア 
 ベア夫妻の長男で5歳。
個人的にはメアリ・アンと並んで本作の第一印象を高めるのに絶大な貢献を果たしてくれたキャラです。
弟のテディとは基本的に仲が良いのですが、第14話では凧を巡って珍しく喧嘩していた。
彼が一番活躍するのは第3話で、 柵の外に出るようナンに誘惑されている様はもはや洗脳されている以外の何者でもないですね。(笑)
また第4話で罰を受けているナンと共にため息をつく シーンの表情、やたら可愛いです。


ローリー
 経済的にそれほど裕福とは思えないベア夫妻にとってのタニマチ、ではなくて多大な支援者。
かつて自分を振ったジョー、そして結果的には自分の想い人を奪った格好のフリッツに対して色々支援してくれる彼は、ある意味大人でしょう。
因みにナットに救いの手を差し伸べたのも彼です。



【 わ 】


若草ナン
 このHPにおける『若草物語 ナンとジョー先生』の呼び方です。
「ナンジョー」だと何か「バンジョー」のバッタもの臭いのでイマイチっす(笑) 






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