飛騨高山

 小京都「飛騨高山」は、落ち着きのあるとても惹かれる町だ。江戸時代に
幕府の役人が住んでいた陣屋を中心に、古い町並み、寺町にかけて江戸
の雰囲気が色濃く残っている。町を流れる川の清流も印象的だ。
 とても保存状態のいい高山陣屋は、まだ武士が生活をしているような妙な
生々しさがある。巨大な米蔵に昔の裁判所であるお白州など、じっくり時間を
かけて見学する。それにしても、大雪の降る冬はさぞかし寒いだろな、と感じ
る・・・・・。
 陣屋門前での朝市は高山の名物である。観光用に昼間でも朝市をやって
いるようだ。
 昔の町並みはいつも観光客が多いが、早朝や夜散歩していると、江戸時代
に紛れ込んだようだ。町屋の中から着物を着た人が出てきそう。観光客のい
ない時間に散歩すると、高山の魅力が倍増する。
 古い町並みで、おばあちゃんが焼いて売っている、みたらし団子は旨かっ
た。醤油の匂いが香ばしく懐かしい味がする。高山ではケーキや洋菓子より
も、みたらし団子や煎餅がやはり合うような気がする。
 高山土産の一つに「さるぼぼ」がある。顔のない赤いマスコットで、なんでも
サルの赤ちゃんだそうだ。僕はいつも、昔TVアニメでやっていた「おんぶお化
け」を思い出す・・・・・。妙にかわいらしく、高山では必ず買ってしまう。

トップのページへ戻る

高山陣屋

古い町並み

みたらし団子

さるぼぼ

高山土産の定番

素朴な醤油味がたまらない

※2002・4〜NHK朝ドラ「さくら」
 の舞台になってますね。更に
飛騨高山は観光客が増えてるの
かな・・・・。