2003年11月14日 台北 明徳技術学院
五月天
五月天
五月天

明徳技術学院の学園祭でHolidayのイベントとして梁静茹が来るとの情報をキャッチしたので行ってきました。 このイベントには、その他に五月天らも出演予定となっていました。
会場の明徳技術学院には、夕方5時頃到着しました。すると、すでに長蛇の列ができていました。
よく見るとみんなチケットのようなものを手に持っていたのです。
私は、それを持っていなかったので、係の人に英語で聞いてみると“持っていなくても入れるよ!”と言われました。
たとたどしい英語でしたが、信用することにして並んで待っていました。
あとからmashさんと合流することになっていたのですが、彼が来られるのは7時頃だろうと思っていました。
開場予定は、6時となっていたのですが、結局開場したのは、7時半。そのため、中に入る前にmashさんと合流することができました。
列が進んで、入り口に近づくとみんな手に手にチケットを持っています。私は当然持っていません。
そして入り口で係の人(大学の警備員)に中国語でチケットがあるかと言われたので、“没有~”と言った瞬間に列から引き離されてしまいました。
ここまで来て入れないなんて。。。と思い、猛然とそのおやじに英語で抗議したのですが、当然通じません。。。。
そんなことをしていると“どうしたの?”と英語で話しかけてくる兄ちゃんがいて、いろいろと経緯を説明しました。
とにかく日本からこのために来たんだから是非とも入れてほしいと頼んだのです。
すると、ちょっと待ってと言われ、少し待っていると別の入り口から入れてくれました。どうもその兄ちゃんは学祭で結構偉い人のようでした。
どこでも軽々と通してくれるのです!!一緒に会場の入り口までエレベーターで連れて行ってくれました(会場は、6階。普通の人は歩いて階段を上がっています。)。
体育館に作られたステージがあり、すでにかなりの人が並んでいました。
この兄ちゃんには、感謝感謝でした。本当にこの人がいてよかったと心から思ったのでした。
最初からちょーハイテンションで、見たところほとんどが五月天のファンのようでした。
最初に「梁静茹なんとかかんとか」というアナウンスがあったのですが、よく聞き取れずにいました。
これがガックリの始まりだったのです。演唱會が始まり、五月天が登場!!すごい人気です。ほとんどの女の子が叫んでいます。
残念ながら1曲も知らないので、とにかく梁静茹をちゃんと撮影できる場所を探しながら、移動しました。
途中では、阿信がステージに女の子を引き上げ肩を抱いたりしていました。握手しただけでもものすごい声が飛び交っていたのに、このときは嫉妬の声をそこら中から聞くことができました。
何人か名前のわからない男が出てきて歌っていましたが、みんなあまり反応がなかったですね。とにかく五月天ファンばかりでした。そのため開場の盛り上がり方はすごかったです。すでに10曲以上歌いました。
私とmashさんは、梁静茹の登場を今か今かと待ち続けていたのですが、時間がどんどん過ぎていき、すでに10時近くになっています。
五月天は、1度引き上げたあとに、アンコールのため戻ってきました。その間“五月天”コールが響き渡っていました。
アンコールは、3曲。終わる頃には、10時半も迫ってきていました。。。。。 どう考えてもこの後に梁静茹が出てくる気配は、ありません。時間もすでにかなり遅くなっています。
9時ぐらいの時点でもふっと“もしかして梁静茹は来ないのでは。。”と思っていたことをこの時点では、真剣に考えていました。
まさか、まさか。。。。あれだけ苦労してなんとか入れてもらったのに。。。
アンコールが終わり、五月天もついに下がっていきました。すると今度は、ちゃんと聞き取れたのですが、“梁静茹は来ません。
これで終わりです。” ががーーーーーんんんん。
うぉぉぉぉーーー。なんということだ。ちょーーーーショック。
これで、明徳技術学院の演唱會は、終わりました。
なんとも言えない気分でした。

後日談: 次の日、西門町で夜7時から“丸子”の初のイベントが開かれることを知っていました。
でも、男のイベントにはまるで興味がなかったので、行く気はありませんでした。
でも、とりあえずどんな感じか見てみようかと思って、6時頃にご飯を食べに行く途中に会場に行ってみました。
すると、それなりに人が集まっていて、まだ4列分ぐらいでしょうか。これからでも十分前の方を陣取ることができます。
でも、ほとんどその場を素通りしてご飯を食べに行ってしまいました。
翌日、帰国の飛行機の中で、総合報を見ていると、このイベントに記事が載っていました。
そこには、なんと梁静茹が応援に来たことが、書いてありました。げげげげげ。。。
これまたやられたといった感じでした。確かに、丸子は滾石唱片の所属です。梁静茹と同じレコード会社になります。
でも、まさか応援に来るなんて。。。。。。考えていませんでした。

まったく、今回の訪台は、演唱會ドタキャンだったり、ニアミスだったりととても残念な訪台になってしまいました。