トルコ旅行記

2008/4/17~26





1日目 (4/17) 成田空港 ➡ フランクフルト ➡ ミュンヘン ➡ アンカラ
  
今年は、少し時間的な余裕を持ちたいと思い、生活の大きな部分を占めていた活動を3月までで辞める事にして、これまでは旅行などできなかった年度初めの4月にトルコ旅行を計画した。ところが、私の希望などすっ飛んでしまうような思いもよらない展開に・・・。周りの方々の理解を得られて、旅行には行けることになったが、出発前日までスケジュールがいっぱいで、旅行の準備に頭も手も回らず、結局、一晩でスーツケースの準備をすることになったが、時計の針はどんどん回り、あっという間に出発当日に。しかも、ルフトハンザがオーバーブッキングをしていたとかで、直前に7:35出発の便に変更になったため、4時起きということになり、寝過ごすのが怖くてベッドに入れない。時間をつぶしながら4時になるのを待ち、神戸から来て前泊していた いとこ と一緒に4:45頃に家を出る。日暮里で京成線に乗り換えたが、早朝のため各駅停車なので、成田空港まで1時間半もかかる。これ幸いと爆睡し、7時に成田空港第1ターミナルに到着。

今回は阪急交通社のクリスタルハートのツアーで、新しいVIPバスでトルコを巡る旅。添乗員の阿部さんは、電話の声で想像していた通りの大柄な女性。13人のツアーで、ほとんどがご夫婦。ルフトハンザにチェックインしてから、おにぎりで簡単な朝食を済ませ、出国。長い通路を10分近く歩いて37番ゲートへ。2人の席がずいぶん離れていることに気付いて変更を申し入れたところ、壊れている座席で座れないとのことで、結局、隣ではない別の席に変更になった。


9:35、搭乗してみると、43Jの席はキッチンの近くで前面が壁。両脇が男性で、しかも通路側は大きなドイツ人らしい男性。窓側の男性はアップルのノートパソコンで作業をしていたが、旅慣れているようで、親切な方。ドイツ人の男性も怖い人では無さそう。前の壁との間隔が結構あり、大きな男性が座っていても通路に出られることがわかり、少し気が楽に。落ち着いたところで眠気が襲ってきたのでひと寝入り。しばらくして飲みもののサービスで、ウーロン茶を注文。テーブルがひじ掛けから取り出す式のものなので、こぼさないかと心配。すぐに朝食が出るのかと思っていたら、12時半過ぎになって昼食が出た。メニューは、豚カツ丼。

窓側の男性が時々話しかけてくれていたが、パソコンでハワイのトレッキングの番組の録画らしいものを見始めたので、「何島ですか?」と尋ねたことから、思いがけず話が弾んだ。証券会社にお勤めの方で、現在はアメリカ在住。これまで世界各地に住んだことがあり、日本には月に1回帰り、妹さんはパリ在住とのこと。パソコンの中の写真を見せて頂いたりしながらしばし おしゃべり。私が飛行機の中で初対面の方とこんなにお話をするのは珍しい。
普段忙しくて睡眠不足なので、飛行機の中ではひたすら眠ることにしていると言うと、「ではお休みなさい」と言って下さったので、首枕を膨らませて眠ることに。
目が覚めると18:30。4時間ほどぐっすり眠った。これまでの飛行時間は9時間。フィンランド上空だ。あと、2時間半。お隣りさんから、私の旅行記のホームぺージは公開しているのかと聞かれる。

現在、私の時計は日本時間のままで19時。トルコは今、サマータイムで、日本より6時間遅れだが、乗り継ぎのドイツは7時間遅れなので、針を正午に合わせる。
「今はお昼」と自分に言い聞かせると、そこへお食事のサービス。メニューには「夕食」とあったが、昼食と思って食べることに。メインはサーモン。マッシュポテトとチョコレートケーキが美味しかった。食後、またお隣りさんとおしゃべりしているうちに、14:15、フランクフルトに到着。


B26ゲートから降りて迷路のような通路を歩いて、A10ゲートへ。フランクフルトの空港は大きいが、あまりきれいではない。
ここで、デジカメの時刻をトルコ時間に合わせる。30分ほど待って、ミュンヘン行きのルフトハンザ国内便に搭乗。今度は最後列の36B。座るとすぐに眠くなってうとうとしていると、飲みもののサービスがあり、またうとうとしていると、もう着陸のアナウンス。17時、ミュンヘン到着。



ミュンヘンの空港は新しく近代的。乗り継ぎまで1時間半あるが、することもなく、とにかく横になりたくて、人気の少ない所へ行き、3人掛けのベンチで横になり、うとうと・・・。しばらくして、人声がするので目を開けると、いつの間にか周りに人が増えていてビックリ!
18:55、搭乗口を入ると、下り階段の途中で滞って止まってしまい、しばらくたって動き出したが、下まで降りると、バスに乗り、かなり走って、止まったかと思ったら、またそこで待たされた後、やっと、後ろの搭乗口から機内へ。また最後尾の24B。
19:25発。アンカラまでは3時間半。いつの間にか眠っていると突然、お食事のサービス。パスタにしたが、あまりお腹がすいていない。ストロベリーケーキが美味しかった。

22時過ぎ、アンカラのエセンボーア国際空港に到着。時計の針を1時間進め、入国審査を済ませて、23:30過ぎにVIPバスに乗り込む。

ガイドのサンギュールさんは、ヒデとロザンナのロザンナ似の日本語が上手で素敵な女性。ドライバーのシナンさんはシャイな男性。お二人とも、8日目のイスタンブールまで同行とのこと。
トルコでは、車は左ハンドルで右側通行!寒いと思ったら、気温は8℃とのこと。でも、明日は16~22℃になるそうで、良かった。

23:45、エセンボーア・エアポートホテルに到着。内部は装飾がいかにもトルコ風。
廊下の照明はセンサー式になっていて、エコが行き届いている感じ。
シャワーを浴びて午前1時就寝。





2日目 (4/18) アンカラ ➡ カッパドキア
 
 

6時起床。窓からモスクが見える。外へ散策に出掛けようとすると、犬が2匹、フレンドリーに迎えてくれる。肌寒い。道路の向こうに小高い山、赤屋根の集合住宅。
7時からビュッフェ式の朝食。朝から甘いお菓子も。




8時出発。カッパドキアに向かう。280km、約3時間半。早朝は雲が多かったが、青空も見えてきた。VIPバスで、ツアー客は13人なので、2席に1人ずつゆったり座れる。トイレは有料で、トイレチップは0.5リラ。小銭が無ければお釣りもくれるとのこと。トルコ式のトイレは和式と似ているが、座る方向は逆とのこと。
小高い山の見える広々とした草原を行く。あまり大きな木は見えない。赤屋根の町、モスクの塔。きれいな緑の麦畑や放牧も。
ガイドさんの話:日本の事は忘れる事。スリに気を付ける事。油を使った料理が多いので気を付ける事。水もしっかり飲むこと。1リラ(=100クルシュ)は、約100円。




草原の中を進む間、しばらくお昼寝タイム。10時過ぎ、休憩。バスに戻ると、出発前にトルコのアップルティーのサービス。トルコのお茶(チャイ)やお菓子はビックリするほど甘いとのこと。”ロクム”と呼ばれるピスタチオ入りの「ゆべし」のようなお菓子は美味しかった。
目玉のようなガラス製の”ナザールボンジュウ”はメデューサの目とも言われており、魔除けとして車内や玄関に吊るすと良いと言われ、現地の旅行会社から一つずつお土産に頂いた。

物価の安いのはカッパドキア、高いのはイスタンブールのグランドバザール。お土産は田舎で買うと良とのこと。

カッパドキアに近づくにつれ、山が見えなくなり、平原となる。昔、火山が3つあり、その火山灰でできた岩が風雨で浸食され、面白いキノコ型の岩が残った。そこにキリスト教徒達が洞窟の家や教会などを造った。7世紀にアラビア人が造った地下都市もある。草原の中に、火山やぶどうの木、アンズの木が見える。

昼食は、洞窟レストラン。初めて体験する雰囲気。メニューは、スープ、チーズパイ、チョムレクケバブ(壺焼き野菜)、デザートはライスプディングとフルーツ。スープとチョムレクケバブは美味しかったが飲み物はチャイ(3トルコリラ)を注文したところ、濃くて苦かった。




13時出発。赤い川を渡る。土が赤いとのこと。
ギョレメ野外博物館へ。ギリシャ教会の神学校だったとのこと。僧や尼のためのマンションのような住居もある。フレスコ画のある洞窟の教会を見て回る。
これぞカッパドキアという奇岩のところまでバスで移動して、写真タイム。





ギョレメの町を通ってウチヒサール城という天然のお城へ。最後のお城で、兵隊さんが見張りをしていたとのこと。土産物屋がずらりと並んでいるが、売り込みがすごすぎて怖くて近づけないほど。


続いて、カイマクル地下都市へ。キリスト教徒が迫害から逃れるために造り、何千人もの人が隠れ住んでいたとのこと。毒を入れられるリスクがあるので、中には水は無いが、ワインやパンは作っていた跡がある。


17時、ローズバレーに向けて出発。夕陽を浴びて岩がバラ色に輝く輝く姿が美しいとのことだったが、雲が多くてきれいな夕陽は望めそうもないので、写真を撮って早めにホテルに入ることになり残念。春はそんな天気が多いとのこと。でも、岩は夕陽が当たらなくてもきれいなバラ色。
バスまで戻ってくると、干しアンズや干しぶどう、アンズの種などをたくさん売っている。周りには、アンズの木がいっぱい。


18時、5つ星のデデマンホテルに到着。広いロビーでピアノの生演奏をしているのに気付くと、ピアニストが会釈をしてくれて、やがて「四季の歌」を演奏してくれた。有難う!


部屋は421号室。タオルが足りなくて持ってきてもらう。


夕食は、ホテル内のレストランでビュッフェ。ここも品数はたくさんあったが、あまりお腹がすいていなくて色々と少しずつ頂いてご馳走さま。最後のオレンジでホッと。飲み物は今回もチャイ(4トルコリラ)。


シャワーを浴びて、NHKワールドのお花屋さんコンテストの番組を見ているうちにいつの間にか就寝。


3日目 (4/19) カッパドキア ➡ コンヤ ➡アンタルヤ
  
5時半起床。雲はあるが、晴れている様子。昨日、ローズバレーの夕焼けももしかしたら見られたのではないかと残念。でも、今日は雨の予想もあったので、良かった。6時過ぎから散策。といっても、周りは草原で何も無いところなので、ホテルの前の道を渡った所からホテルの写真を撮る。道路は、時々、すごいスピードで車が通り過ぎる程度。分離帯の芝生の緑がきれい。タンポポはまだつぼみ。朝日が昇ってきた。



6時半からビュッフェの朝食。トルコピザを作るところを実演していたので、チーズやミンチ等をミックスで入れたものを作ってもらったら、あっさりしていて、美味しかった。焼きたてのフランスパンも美味。










7時半、絨毯工場へ向けて出発。「おはよう」は”ギュナイドゥン”。「こんにちは」の”メルハバ”の方が覚えやすく、知られているかも。
絨毯は、トルコ国民のプライドとのこと。国が学校を作って指導していて、アフターサービスも完全にしてくれるとのこと。
絨毯工場では1時間半も時間を取ってあり、絨毯を織っているところを見学した後は、隣接したお店へ。日本語ペラペラのスタッフが大小の絨毯を惜しげもなく広げて見せてくれて、詳しく説明もしてれる。なんと絨毯の上でトルココーヒーのサービスまで。初めて味わったが、思ったより飲みやすい。飲み終わるとまた、どれが好きかとか何処で使うかとか聞かれ、小さいサイズのが良いならと、隣の部屋に連れて行かれ、少し買う気があったらしい いとこは、だんだんその気になり、とうとう高価な生成りのラグマットを、少し値引きしてもらって納得し、別送してもらうことに。




9時、コンヤへ向けて出発。交替のドライバーさんが乗ってきた。行程が長いからとのこと。これまでの人はシャイというか、不愛想な人だったが、新しい人はロマンスグレーの素敵な人。青空が広がり、陽が射して、風景もきれい。1時間近くかけてガイドさんのイスラム教についての説明があり、喜多郎のゆったりしたシルクロードのテーマを聴きつつ、そのシルクロードの一本道を行く。道の両側には時折、ポツン、ポツンと民家があるものの、あとは地平線まで続く草原。


10:40、隊商宿の前で休憩。石の細工の美しい壁。

 

11:00、出発。コンヤに向けて、120kmの直線道路を行く。今度は物悲しいメヴレヴィ―教団の踊りの音楽を聴きながら。
土レンガの家が見える。辺りには木も石も無いので、土でレンガを作って建てられているとのこと。地平線しか見えなかった行く手に小高い山の連なりが見えてきた。


12時過ぎ、コンヤの街に入る。ここでドライバーさんが元の人に交替。
インジェミナーレ神学校の前で写真タイム。土曜日なので賑やか。前の公園はチューリップがきれい。陽射しがきつい。


続いて、メブラーナ博物館へ。こちらも人出がすごい。床が絨毯なので、靴の上に青いビニールカバーを履いて入る。写真撮影禁止で残念だったが、コーランの文字が書かれた装飾でいっぱい。300~400年前の絨毯も展示されている。


昼食は、メヴレヴィ―教団の踊りの大きな人形のあるレストランで。
この”セマー”と言われる踊りは、右手は神様へ向けて上へ、左手は神の教えを人に伝えるため下へ向け、音楽に合わせて回転しながらアッラーとの一体化を求めて踊るとのこと。


メニューはマッシュルームスープ、豆と肉の煮物、トルコ風ピザ、デザート。スープは塩味を自分で調節できて良かった。




14:40、出発。アンタルヤまで320km、約6時間。お昼寝タイム。赤屋根の大きな住宅が続く。屋根の上には揃って太陽熱温水器。エコが行き届いているようだ。しばらく行くと、これまでとは違った岩と土の風景。またしばらく行くと木も見えてきた。



16時、休憩。雪をかぶった山が見える。
バスに戻ると、チャイタイムをしながら出発。Liptonのティーバッグだが、トルコで採れたものとのこと。ヨーグルトを最初に作り始めたのもトルコ人だそうだ。1,825mあるという峠を越えるとやがてスイスの山のような緑の風景。




17時半を過ぎると、平地に降りて来て緑の草原。放牧の羊や山羊、ジプシーがバナナやオレンジを売るテントが見える。
トルコの地中海沿岸はヨーロッパより物価が安いので、ロシアやドイツからバカンス客がたくさん来るようになった。ゴルフ場が20近くあるとか。
街路樹がヤシの木になった。遠くに青い山並み。カラフルなマンションが建ち並ぶ。屋上には、やはり太陽熱温水器がずらりと、壮観。
18時、ガソリンスタンドで休憩。18時とは思えない明るさ。空も真っ青で雲一つ無い。バスで出発すると、また緑の多いのどかな風景。オレンジの果樹園も見える。
18時半、少し陽が傾いて、影が長くなってきた。ざくろ畑や麦畑が見える。


19:20、アンタルヤ市内に入る。ビルが建ち並び、車が渋滞。海が見えた!地中海だ!長いビーチが続いている。


19時半、ポルトベロ・ビーチリゾート・ホテルに到着。結婚式が2つあるらしく、リボン飾りをした車と花輪が並んでいる。これまでのホテルの中で一番広いロビーが人で溢れている。


部屋は243号室で角部屋。しかもなんと、スゥイート!喜んで写真を撮って回ったが、いざスーツケースを広げようとすると使い勝手が悪い感じもある。


20時から0階のレストランでビュッフェの夕食。なかなか美味しくて、これもこれまでで一番良いかも。今日は、バス移動の時間が長く、ほとんど動かないで食べてばっかり。部屋に戻ってバルコニーに出てみると、満月!


シャワーを浴びて、バスローブ姿で、現地の旅行会社のサービスのワインをご馳走になろうと思ったら、どうしても栓が抜けず、諦めて寝ることに。結婚式のパーティーのものらしい音楽がうるさく聞こえてくる。トルコの人達はパーティーで一晩中騒ぐのだとか・・・。22時半就寝。


4日目 (4/20) アンタルヤ ➡ アスペンドス ➡ ベルゲ遺跡 ➡ パムッカレ
  
6時起床。暗い空に星が見えるので、晴れている様子。
朝の散策へ。肌寒い。半袖の上に上着を着てきて良かった。空の色はまだ薄いので、海の色もそれほど青くないが、朝日が昇っている。ホテルがツインタワーのようになっていて、真ん中が長いロビーで繋がれていることが判明。まわりを少し歩いてから部屋に戻り、朝食。


8時出発の予定だったが、ホテル側が日本のツアーへの対応に慣れていないとのことでスーツケースの回収が遅く、10分遅れで出発。渋滞を心配したが、日曜日ということで車の流れはスムーズ。


9時過ぎ、アスペンドスに到着。ローマ時代の半円形の古代劇場。保存状態が良い。青空に映えてきれい。一番上まで登ってみる。 トイレは1トルコリラ。これまでの所では有料でも0.5リラだったが、ここは物価が高いとのこと。


9:40出発。しばらく走って、ベルゲ遺跡へ。浴場跡、道路跡、水路跡、泉の跡、奴隷売買場跡などを見て回る。ギリシャやポンペイを思い出す。4月の午前中でもかなりの暑さ。夏は本当に大変とのこと。上着を着ていられなくなり、半袖になる。
通路には、女性たちがレース編みやビーズのネックレス等を地面にたくさん並べて ”one doller !”とか言いながら売っている。




11:15バスに集合し、アンタルヤの街に戻って昼食のはずが、ドライバーさんが道に迷って遅れ、12:10に到着。海沿いのきれいなところ。メニューは、前菜、中にお米を詰めたムール貝、チーズ入りの春巻き風、スズキ。デザートは泡の伝統的なお菓子。チャイは3トルコリラ。トルコのレストランは、どこもお皿を片付けに来るのが早い。まだ食べるつもりなのに持って行かれることも。お料理は美味しかった。



店内を猫が何匹もウロウロしていると思ったら、お客さんの残したものをすぐに餌として与えている。食後、レストランの前庭から地中海の眺めを楽しむ。黄色い花が咲き乱れている。


13時過ぎ、バスへ。しばらく海岸に沿って走る。波は無く、水面がキラキラ光っている。海沿いの公園では休日を楽しむ人がたくさん。しばらく市街地を走ってから小高いところに上ると、眼下に思いの外大きな街が広がっている。緑の多い山を越えている間にひと眠り。14時過ぎから休憩。お店で、可愛い模様の器を買う(2.5ユーロ=5トルコリラ)


15時出発。リンゴとチェリーのミックスジュースのサービス。ガイドさんから、トルコ語のプリントを渡され、後でテストをするので、覚えて使えるようにとのこと。
緑の少ない山を越え、16時過ぎに休憩。隣の山小屋風のきれいなレストラン。庭にアヒル。



再びバスで出発し、窓からの陽射しを避けてウトウトしていると、17:20にデニーズの街に入る。大きな街とのことだが、10分ほどで街を抜けると、遠くに白い石灰棚が見える。パムッカレは小さい街。綿・お城の意味。17:45、石灰棚の大きな白い岩の壁の前を通過。明日、上まで登れるとのこと。

17:50、サーマル・コロッセア ホテルに到着。この辺りは地震が多いので、高い建物は建てられないとのこと。このホテルは、ここで唯一の5つ星だが、やはり、低層のコテージ風。温泉プールやエステもある。部屋は121号室。3階という感じ。インターネットができるかどうか聞いてもらったら、設備が無いとのこと。食事まで1時間余りあるので、散策に出かけることにしたものの、周りには何もなくて、ホテルの中を歩いてみる。


それでも時間を持て余し、一旦部屋に戻ってから19:30前に食事に降りて行く。ビュッフェ式で、最初は空いていたが、そのうち日本人とドイツ人とで溢れかえるよう。
お料理の種類はたくさんあるが、野菜中心に取る。お菓子もたくさん並んでいるが、正体不明なので、味見程度に少しずつ取るのが無難。




20時頃、部屋に戻り、シャワーを浴びる。21:30、ベッドに入ってから、夕食のチャイの代金を払うのを忘れた事に気付いて、添乗員さんに連絡しようとしたが、内線電話が不通。では、明日。ごめんなさい。


5日目 (4/21)ヒエラポリス(パムッカレ)➡エフェソス
  
6時起床。鳥の声が賑やか。朝の散歩に出る。昨日、太った年配の男性が居て写真を撮れなかった屋外の温泉に行ってみる。写真を撮った後、近くに行って手をつけてみると一つはぬるかったが一つはすごく熱い。昨日の男性が入るのをやめたはずだ。そこから水路で次の石風呂に流れる間に適温に冷ます仕組みになっているらしい。





7時前に部屋に戻り、スーツケースをドアの外に出してから朝食に。低層のホテルで、もともとエレベーターがないのもかえってストレスがないような気もするが、ポーターさんは汗をかきかき大変そう。朝食のビュッフェではお皿に取るものがだんだん少なくなってくる。トマトは完熟で美味しいが、チーズは塩気がかなり強い。お皿を片づけに来たウェイターさんににっこりしたら思いがけず恥ずかしそうな笑顔が返ってきた。トルコの人は濃い顔で割に無表情なので意外な感じ。部屋に戻ってから、出発のため階段まで来た時、女性二人がリネンやタオルで満杯の大きな入れ物を持って階段を上がってくるところに行き会った。道を譲るでもなく上がってきたが、上り終えたところで、Thank you!と、2人ともニッコリ。


8時出発だが、みんな早くから降りてくる。ホテルの外はツアーのバスのすごい列!

あたりの景色は、青い山々の下に赤屋根の家の並ぶ村が見え、絵葉書のよう。








少し行くと、白い石灰棚が見えてきた。バスを降りると、ヒエラポリスの遺跡。石灰棚に沿って作られた大きな街だった様子。円形劇場もそれらしい形を留め、赤いポピーの咲き乱れる緑の草原の中に建っていて絵になる風景。遺跡はこのあとも見られるので、遠くから眺めながら、先ずは石灰棚へ。最初の所は水が無かったが、次に行ったところは温泉が流れている。靴も靴下も脱いで入ってみる。緑や茶色の苔も生えていて滑りやすいので、白い石灰岩の上を歩くようにする。入ったところは水が温かかったが、進んでいくと段々冷たくなる。白い石灰岩と眼下の街の美しい景色が素晴らしい。1時間位の自由時間があり、ゆっくり遺跡の中を歩いた後、バスに戻る。




9:30出発。トルコ民謡の「ウスクダラ」をトルコ語と江利チエミが歌う日本語の歌詞で聴きながら行く。続いて、今日の昼食はシシカバブとのことで、江利チエミの「シシカバブ」の歌も。
やがて発電所の白い煙が見え、ぶどう、イチジク、オリーブの果樹園が続く。11時、ナゼーレの町で休憩。お菓子のロクムをここで買うと良いと言われ、ピスタチオ入りのものを買う。日本円で買うのが一番安いとのこと。1箱650円で7個で4500円。結構重い。バスは駐車している間にサービスで洗車してくれるらしい。 11:20出発。イチゴのビニールハウスが並ぶ。ところどころで小さな町の中を通り過ぎる。


12:30、セルジュークの街に到着。レストランへ。メニューはトマトスープ、サラダ、シシカバブ(チョプシシという小さいタイプ)、デザートはプリン。美味しかった。


13:20出発。日差しがきつくなっている。外気温33℃とのこと。革製品の店へ。あたりは桃の果樹園。クラシックカーの置いてある庭園を通ってお店に入るとすぐにファッションショー。私は、ステージに上がるように勧められたが断わり、気に入ったのを試着してみるように勧められたのも断ったが、同行のいとこは高額のハーフコートを購入。


14:30、出発。聖母マリアの像の前を通って、マリアの家へと山を登る。周りにはポピーのお花がいっぱい。下にはエーゲ海が見える。2年前の夏に山火事があって4時間ぐらいの間に松の木がたくさん燃えたとの事。マリア様の祭壇のある聖母マリアの家を見る。帰りに土産物屋で素敵なマグネットを見つけていくらかと聞くと100リラという。冗談じゃない!と店を出ようとすると「冗談、冗談」と言って、「2リラ」と言い、小さな目玉をおまけにつけてくれた。


15:20、山を降り、いよいよエフェソスの遺跡に到着。浴場跡、会議場跡、クレオパトラが歩いた道(ニケのレリーフあり)、泉の跡、高級住宅、トイレの跡、図書館跡、港への道、大劇場などを見て回る。松林から大劇場を振り返って見た時は感動!日差しがきつい。日傘を持ってきて正解。


16:45、出発。コーラで喉を潤す。十分程でビザンチン時代のお城に到着。目の前のアルテミス神殿跡は今は建物は無く、柱が一本立っている。17:05出発。十分ほど山道を行くとエーゲ海が見えて来た。


17:15、パインベイ・ホリデイ・リゾートホテルに到着。門を入ってから建物までが遠い。建物の入口は大したことはないが中に入るといかにもリゾートホテルという感じの造り。ウェルカムドリンクが出た。ロビー階は2階、レストランは下がって0階。部屋に荷物を置くとすぐにインターネットカフェへ。30分の予定のところあっという間に時間が経ってしまい、30分延長した。せっかく日本語変換サイトを利用したのに、キーボードのアルファベットのiの位置がLの右にあるためについ打ち間違えてしまい、入力に時間がかかった。一時間で9トルコリラ。18:45で終了。


19時から食事。やはりビュッフェだったが、お料理は食堂の外に並んでいるし、人も少なくて落ち着いて食べられた。味も美味しかった。飲み物代をフロントで精算する方式は珍しい。
食後、暗くなりかけた戸外に出て散策。ホテルの敷地内にいろいろな設備があるようだ。プールのところから建物内に戻る。外の明かりやホテルの明かりがきれい。シャワーを浴びて22時過ぎ就寝。



6日目 (4/22)ベルガマ(アクロポリス)➡トロイ➡チャナッカレ
  
5:30起床の予定で5:20に目覚ましをかけていたのに、それよりも早くホテルのモーニングコールが鳴ってびっくり。外は真っ暗。6時を過ぎると少し明るくなってきたので朝の散策に出る。お天気は曇り。エーゲ海の波の打ち寄せる海岸まで降りてみる。ピンクの花がまだ花びらを閉じて眠っている。海岸に黄・緑・青のカラフルな分別ゴミ箱。6時半朝食。フランスパンとバターがおいしかった。


2、3泊したいような素敵なホテルだが、7時半出発。イズミールの街は通勤で渋滞。エーゲ海が見える。9時半休憩。


10:15、ベルガマのトルコ石の店に到着。ここでも流暢な日本語で説明があった後、買う気もなく見て回っていたら、28歳という綺麗な女性に捕まってペンダントトップを勧められた。何度も、買わないと断ったのに記念だからとしつこく勧めて来る。一番気に入ったのは12万円以上だったのでとても買えないと言ったら、社長に相談し、ガイドさんの口添えもあって9万円にしてくれたので、とうとう買ってしまった。

11時出発。アクロポリス神殿のある山に登る。眼下に見えるベルガマの町が綺麗。アクロポリスは、やはり原型をとどめていないが、神殿と劇場が少し残っている。赤、黄、紫、白の花と緑が本当にきれい。白い手作りの壺を買う。10リラと言われたのを5リラにしてもらって買う。


12時出発。昔の病院(アスクレピオン)に向けて行く。十分程で到着。精神的な病気の人のための病院だったとのこと。円形劇場やプール、地下通路などを見る。
日差しはないが蒸し暑くなってきた。12:40出発。



ベルガマの昼食のレストランへ。メニューは、エゾゲリンスープ(材料はお米とトマトスープとスパイスで、お嫁さんのエゾが作ったスープという意味)、キョフテ(小型のハンバーグ)、サラダ、デザート(オレンジ)。




13:30出発。14時過ぎ、エーゲ海が見える。オリーブの果樹園の間を行く。14時45分休憩。オリーブ石鹸は1個423円とかで結構高い。15時出発。トロイの遺跡には16時半までにつかないと入れないそうで、間に合うかどうかギリギリとのこと。やがてエーゲ海沿いの道に出る。スピードを出しているのでガタガタと揺れがひどく、写真もメモも取りにくい。オリーブの木の山を越える。急いでいるのに前に低速のトラックがいて速く走れない。やっと抜いて先を急ぐ。16時、陽が差してきた。間に合いそうもないので、ガイドさんがトロイのスタッフに電話をかけて少し遅れるが待ってほしいと言ったところ、OKが出たらしい。


16:35、約束通りの5分遅れで無事到着。トロイはB.C.3000年からA.D.400年までの遺跡が9層になっているので復元が大変難しいとのこと。水路、城壁、神殿跡、いけにえの広場、各年代の土壁などを見て回り、最後にトロイの木馬。中を階段で上がってみた。風が強くて帽子が吹き飛ばされそうだが、いつものことだそうだ。アネモネの花も風になびいている。アップルティーのサービスの後、17:30出発。


17:50、ボスポラス海峡が見える。第一次大戦の時オランダやイギリスの兵隊さんがたくさん亡くなったとのこと。チャナッカレで数日後に、年に一度の慰霊のミサがあり、2万人が集まるそうだ。魚の工場があり、日本へマグロを輸出しているとのこと。


18時、コリン・ホテルに到着。立派なホテル。セキュリティがしっかりしている。部屋は二階の1102号室。ウッディでグリーンの基調の落ち着いた部屋。ホテルの表と裏を見て回る。表は通りに面しているが、裏側はプールと庭園があり、その向こうはすぐ海。



19時からの夕食はビュッフェ。少しずつと思いつつ結構たくさん食べた。美味しかった。お菓子も種類がたくさん。チャイ(5リラ)がこれまでで一番美味しかった。19時、夕陽が沈むところを写真に収める。


通りを渡ってすぐ近くの「牙」と言うスーパーマーケットにいく。真黄色の目立つ建物。もう20時というのにまだ外は明るい。中はすごく広くて専門店やホームセンターも兼ねているよう。お野菜の種類も量もすごくたくさん。そしてみんな大量に買っていく。値段はとても安い。一時間以上見て回ったが、結局、チャイはイスタンブールの食料品店で買うことにする。21時になったので店を出る。さすがに暗い。前の道を車がすごいスピードで通り過ぎる。ホテルの近くまで来た時、学生服を着た高校生ぐらいの男の子が話しかけてきた。英語の勉強をしたいらしい。そこへガイドさんもスーパーから出てきて一緒になった。部屋の前でガイドさんとの別れ際に「ギョルシュルズ(またね)」と言うと、「勉強したのね!」とびっくりされた。足が疲れた。シャワーを浴びて22時半就寝。



7日目 (4/23) イスタンブール
  

午前6時起床。朝の散策に海側に出てみる。風があり寒い。朝日に雲があかね色に染まっている。お天気は良さそう。今日はマルマラ海のクルージングがあるので楽しみ。645から朝食。アジア人がたくさんいる。



8時、バスで出発。今日は子供のお祭りだそうで式典のため子供たちが正装して登校している。左側に海を見ながら30分ほどで港に到着。840分、バスごと乗船。空が青いので景色がきれい。デッキの上は風が強い。船室の中では男の人たちがチャイを飲んでいる。920になってやっと出港。しばらく船室内にいたが、船の舳先のベンチに行くと青い空、青い海、赤い屋根の町が目前に近づいてきて本当にきれい。海の色は濃い緑色。



9:55、ヨーロッパ側に着岸。ガイドのサンギュールさんの自宅はこちら側とのこと。バスで上陸。少し走ってガソリンスタンドで休憩。辺り一面に黄色いお花。山の斜面にも咲いていて青空に映えてとってもきれい。ここでアップルティーのサービス。明日は大きなミサがあるとのこと。青い空の下、緑の麦畑と黄色の菜の花畑の間を行く。12時頃には、マルマラ海を見ながらきれいな町を過ぎる。


12
時半、昼食のレストランへ。メニューはパスタ入りスープ、鯖、サラダ、デザートのお菓子。


13時過ぎ出発。右手にマルマラ海を見ながら行く。海岸まで菜の花が一面に咲いて見事。黄色い花はワサビの一種でヤギが食べるとお乳がよく出るとのこと。
最後のシエスタタイムと言われたが、せっかくの景色がもったいなくて眠れない。


14時半過ぎにイスタンブールに入る。今日は新市街、明日は旧市街を回るとのこと。町は祝日のせいか、車も人も多く、賑やか。


15
時、軍事博物館に到着。写真撮影は有料で6リラ。約1時間、武具や武器などを見て回る。


1620、バスで出発。港でバスを降り、モスクを見学。イスラム教では、お祈りの時間が一日に5回あるとのこと。ミナレットは修復工事中。内部の装飾が美しい。港の公園ではお菓子を作りながら売っている。


ボスポラス海峡の貸切クルーズへ。17時に乗船。絵のような景色の中、庄野真代の ”飛んでイスタンブール” を聴きながら行く。チャイのサービス。小高いところに今晩泊まるコンラッドホテルも見える。第1ボスポラス大橋の下をくぐり、第2ボスポラス大橋の見えるところまで行って戻る。その先は黒海。


18
時下船。ほどなく小高いところにあるコンラッド・インターナショナル ホテルへ。セキュリティが厳しく、入る時には荷物のチェックがある。ロビーは広く、全体が円形。部屋は2階の111号室。タオルの数が多く、ヨーロッパにしては珍しくスリッパもあり、水も置いてあって、これまでで最高。


1910集合で夕食の中華料理店へ。メニューはスーラータン(スープ)、きゅうり炒め、ピーマン炒め、肉炒め、白菜炒め、チャーハン、焼きそば、バナナのフリッター。


20時過ぎに店を出て坂を少し上ってバスへ。街は暗くなりかけていて人も車も多くにぎやか。イスタンブールは坂の多い町。大きなバスが細い道も抜けていく。丘の上からの街の夜景は素晴らしくきれい。
20時半、ベリーダンスショーの店へ。すでにたくさんのお客さんが入っている。飲み物だけ注文。21時から民族舞踊とベリーダンスを2回ずつ見る。


22時に店を出ると、モスクがみんなライトアップされていてきれい。22時半、ホテルに帰着。シャワーを浴びて24時過ぎ就寝。大きなふかふかの枕が二つもあって、かえって寝にくい。時々映像が切れるNHKテレビを見ながらいつの間にか眠った。



8日目 (4/24) イスタンブール
  

630起床。天気は曇りのようだ。今日から寒くなるとのこと。朝食後ホテルの写真を撮って回って部屋に戻ったら、もう清掃が始まっていた。今日は、コンラッドホテルに連泊。



9時出発。今日の観光スポットはトプカプ宮殿、ブルーモスク、アヤソフィア、グランバザール。風があり肌寒い。17℃とのこと。街に出ると、渋滞がひどく、なかなか前に進まない。昨日、気味が悪いほどスムーズだと言っていた意味がわかった。


940、ブルーモスクに到着。外国からの大きな客船が寄港しているとのことで、大人から子供まですごい人。迷子になりそう。
ブルーモスクはさすがの威容。内部にはブルーを基調としたタイルがびっしり貼られていて、いろいろなデザインがあり、ステンドグラスも素晴らしい。



向かい側がアヤソフィア。
前の露天で売っているゴマ付きパン(シミット)をご馳走になる。








続いてトプカプ宮殿へ。トルコはチューリップの原産国で、「チューリップの宮殿」とも呼ばれている。宮殿の前に泉がある。第1の庭に入り、自由時間に陶器の展示を見る。日本の伊万里焼の大皿などもある。次にハーレムへ。ここもタイルが素晴らしい。ゆっくり見ていたら集合時間が近づき、急いで出ようとしたら出口が分からない!とりあえず入口から出ようとしたらダメだと言われ、来た道をまた引き返し、外へ出たものの、そこがどこなのかわからない。集合時間は過ぎてしまったし、パニックになっていたら、しばらくしてガイドさんの姿が見えてほっと安心。続いて第2の宮殿を見る。



12時にレストランへ。メニューは、スープ、サラダ、ドネルケバブ、プリン。
レストランの前からボスポラス海峡を見渡せる。気温14℃


食後はフリータイム。宝物館に入る。金銀細工やダイヤ、エメラルド、ルビーなどをちりばめたアクセサリー、器、刀などがたくさん陳列されているが、残念ながら撮影禁止。第3の庭園を見て宮殿を出る。


14時、再集合してアヤソフィアへ。元はキリスト教の大聖堂として造られたものとのこと。色々と複雑な歴史があるらしい。内部は一部が修復工事中だったが、壁の装飾は素晴らしい。フリータイムにスロープで上のバルコニーまで登ってみる。


1550
、バスでグランドバザールに向かうが、渋滞で1615頃に着く。1時間半のフリータイム。中央の通りは宝石や貴金属の店が多く、横の通りに入ると、土産物屋、絨毯屋、鞄屋など雑多なものがある。いろいろと声をかけられるが無視して行く。露店で売っていた焼栗を一つご馳走になる。食料品店は外にあり、チャイとカラスミを買う。最後の枕チップの1リラを残して両替した日本円を使い切った。


18時、夕食のレストランへ。メニューは魚のスープ、チーズパイ、イカリング、白身の魚のグリル焼き、デザート。


19時過ぎに店を出ると、前の店で伸びるアイスクリーム(ドンドゥルマ)の実演をしていた。


バスでホテルに戻るが渋滞でなかなか進まない。橋を渡って旧市街から新市街へ。街にはだんだん明かりがついて雰囲気が出てきた。


1時間以上かかって、20時過ぎにやっとホテルに到着。明朝は2時にモーニングコールで空港に行かねばならない。シャワーを浴びて、21時過ぎ就寝。



9日目 (4/25) イスタンブール フランクフルト
  

午前2時起床。スーツケースをまとめて3時にバスで出発空港へ向かう。街はネオンサインがついており、割に明るい。320、イスタンブール空港着。立派な空港。チェックインは、来る時の飛行機で席が変更になった3人が先にしてもらえた。手続きを終えたのが4時。空港内のお店はみな煌々と電気をつけて営業している。再集合は520。待合室でホテルで準備してくれた朝食を食べることに。袋には、チーズサンドとクロワッサン、ペストリー、りんごとオレンジジュースが入っていた。チーズサンドとりんごが美味しかった。座ったままちょこっと眠って、免税店をちょっと見てから搭乗。ここでまた荷物検査とパスポートチェックがあり、3回目にやっと搭乗券が切り離されて530に機内へ。席は、29AB
6時離陸。上空から見るイスタンブールの街はまだ眠っていて明かりが少ない。私も眠っているところへ朝食が出た。ほんの少しだけ食べてまた眠っていると夜が明けてきた。ベルトのサインがついた。雲が多いが、その切れ間から野山や町が見える。大きな町が見えてきた。晴れているらしい。よかった。
9時前、乗り継ぎのフランクフルト空港に着陸。バスで建物内へ。時計を1時間戻して8時とする。トランジットの時間が長いので昼食代として10ユーロが渡される。


これからフリータイム。添乗員さんと一緒にフランクフルト市内観光へ。5000円を24ユーロに両替して出国。同行者は8名。空港駅から地下鉄で街の中心まで出る。5人用グループの往復チケットを2枚買って1人当たり32ユーロ。フランクフルトは10年前に訪れた街。まずは懐かしい思い出の広場に出た。大聖堂、マイン川、ゲーテの家、三越デパートと回って、フリータイム。広い通りを更に行くと公園に出た。写真を撮って三越前に戻るとしばらくして添乗員さんが迎えに来てくれて、一緒に地下鉄で空港まで戻る。


12時。Bゲートで解散した後、上の階に上ってサンドイッチとラテで昼食。お腹も空いていたが、足腰もくたくた。寝不足も多分に影響して頭も痛い。1315B48ゲートへ。またパスポートチェック。やがて搭乗が始まり、機内へ。席は、41AB。とうとう成田へ帰ることになる。今になって外は雨。なんとラッキー!14時離陸。


とにかく眠くて、寝入っているとジュースのサービス。その後4時に昼食。ポークを注文。肉じゃがが美味しかった。北欧上空辺りを飛んでいる。1730、窓の日よけをおろすよう指示がある。時計を夜中の1230に進めると、突然翌日になった。



10日目 (4/26) 成田空港到着
  

飛行時間はあと7時間。おやすみなさい。首枕とフットレストの具合がよかったのか、目が覚めるともう5時。またそれから一時間うとうとするとオムレツの朝食が出た。ほとんど食欲がなく、パンを少しと果物だけ食べてごちそうさま。まだ眠い。755、成田空港着。空は曇り。スーツケースがなかなか出てこなくて京成線に乗ったのが903。またぐっすり眠って1015、日暮里で目が覚めた。ここでいとこと別れて山手線で座るとまた眠り、目を開けたら乗り越していて、慌てて引き返し、11時前に帰宅。また日常が戻ってくる。

 

結構盛りだくさんな旅行で色々楽しめた。ツアーの人数が13人で、ほとんどがご夫婦だというのも穏やかで良かったし、添乗員さんもガイドさんもドライバーさんもベテランで、しかも最初から最後まで同じ人だったのも良かった。ホテルも最初のアンカラのは、5つ星?という感じがあったが、最後に行くにつれてだんだん良くなったし、特にリゾートホテルは素晴らしかった。とにかく感謝!



 トルコの靴磨き屋さんの道具(法外な金額を要求されることがあるらしい。)



 トルコのキーボード(アルファベットの i が L の右にある!)



 トルコリラ(旧紙幣)