まえがきのようなもの

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ガンバの冒険というテレビアニメとの出会いは、小学生3年か4年の頃。
本放送は1975年だから、私が見ていたのは本放送だったと言える。(そこのアナタ、指折り数えて人の歳を計算しないよーに…笑)
記憶の中で、このアニメの印象は「怖い」「暗い」と言ったものではなかったので、前半の何話目かを見たのだろう。
私の中で、この作品はたちまち「お気に入り」に追加された。

ところが私の親(特に父親)は、食事中などにテレビをボーッと見ていると、烈火の如く怒った。
(虫の居所が悪いと、拳骨を食らったり襟首を掴まれて茶の間から「退去処分」となったくらいだ)
そのため、記憶の中のストーリーは飛び飛びになっていて、悲しいことにこのアニメは「いつの間にか」終了していた…

再会は、大学生の夏。たまたま、チャンネルを回していたら「夏休みアニメ特集」的な、要はアニメの再放送枠番組にガンバを発見。
しかも、それが第24話。そう、自分の行為が仲間を窮地に追い込ませて、裏切り者の烙印を押されても一人になりきれない太一が、
自らの命を以って仲間をノロイの魔手から救い、罪を償ったあの話だ…

な、何と言うストーリー!何と言う展開!何と言うアニメだ!!

最早、ガキ向け作品の域を越えている。特に男の「信用」は、これほど築くのが難しくて苦労されられるのに、これほど簡単に崩せるものはない。
そして、一度崩した「信用」を取り戻すには、命を張るくらいの覚悟が必要なのだ(何を、えらそーに…自爆)

三度目の出会いは、社会人になってから。札幌に一時期住んでいた私は、近所のレンタルショップで「ガンバの冒険」全13巻を発見したのだ。
私の足は、ソフト販売店へと向いた。そして、当時1巻5800円(税込)のビデオをとりあえず1巻だけ購入し、家に帰って鑑賞した。

感動…やはり、これは「名作」だと確信した。


翌月には、再び販売店に行って5巻目まで購入(単に、6巻目以降がなかっただけなのだが…)さらに、夏のボーナスを割いて残りを一括購入。
26話を通して鑑賞し終わったときには、この作品は私にとって座右の作品となったのである。

以来、全26話を何度も鑑賞した。


結婚して、パソコンを購入した私は次第にホームページ開設を企むようになってきた。
当初、とにかく「自分のお気に入り」を寄せ集めたごった煮サイトを企画し、サイト名も「私の眼鏡に適ったもの」という意味合いで
「めがさんのメガネ」としたのである。
当時は、プロバイダーのサーバ容量も貧弱で(笑)そうそう詰め込むことが難しかったが、そのうちいろいろなプロバイダーが
大容量の割り当てを開始したのを機に、画像が多いコンテンツを移管しこちらを「ガンバの冒険」一本に絞った。

サイト開設から干支が一周し、内容が陳腐化したまま放置してしまったり、当時の関係者が次々と鬼籍に入られるのは悲しいが
私にとっては、やはり一番のお気に入りでありことからも、このサイトの維持に努めていきたい。