創作の小部屋 作品解説(あとがきもどき)

§長編2.あの虹のむこうへ

アニメ版「ガンバの冒険」のメンバーに、またまた旅をさせました(笑)
ストーリーはともかく(をい)キャラ設定は、比較的容易でした。(それで、この出来かい…自爆)

アニメ版では「男の旅に終わりはない」と、原作では潮路が死んでしまって、とうとう言えなかった「想い」を
ここでは、ガンバに言わせてしまいました。

ラストシーンに関しては、今回の再アップに際して書き換えました。というのも…
個人的諸事情で、この長編を書いている途中に勤務先での異動などがあり、あまりゆっくり書いていられない状況になったので
何とかまとめようとした結果、ちょっとコメディータッチにしたのですが…結局、やや不本意なままで放置する結果になりました。
その後、それを手直ししないまま新たな長編に着手するなど、いい加減なことをしておりましたので(それで、この出来かい…再自爆)

潮路の「あれから」についても、いろいろ考えましたが…既に将来を約束した「相手」がいて、そこにガンバが絡むことで複雑な関係が
交錯して…なんてのは、テレビドラマにお任せして(笑)
まして、潮路と誰かの結婚式にガンバが割り込んで、潮路を奪い去る…なんてのは、まんま映画のパクリだし(爆)
結局、ふたりが結ばれる結果にしましたが…実は潮路は、そろそろ身を固めるつもりだったのか、そしてその「お相手」がいたのか
それとも、ガンバへの想いをあくまで大切にしていたのか…などについては、皆さんのご想像にお任せしましょう。

ラモジャの「お宝」については、初めから具体的な財宝ではない形で考えていました。ネズミの世界には「貨幣価値」と言うものが
ないですし、お宝「そのもの」より「それを見つけること」に価値がある…そんな展開にしようとしたのです。
また、登場したゲストキャラの「その後」も、これまた皆さんで想像してみて下さい。

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