そして、答えが別れたところで巨大なクス玉が登場。予め渡されていたボールをそれに投げつけて、中から答えを導き出すと言うもの。
第2問目以降は、今年も制限時間内に赤か白のボールを取って、外野に設けられたサークルへ走りこむ○×大運動会の始まり。
ちなみに、前回のチャンピオン宗田さんは第1問で誤答して失格。彼に付いていった参加者も、共に…合掌
参加者の中から、100名が第一次予選を通過した。
2,707名 → 100名
成田空港の、成田エアポート・レストハウスに挑戦者達が集合。と、その場にはアミダくじのボードが…?
今年は第二次予選をどんな方法で行うのがいいか…それを決めるために登場したのが、福引などでおなじみの六角形の抽選機。
これに三色の玉を入れ、出てきた玉の色で決定すると言うものだったが…結果はやはり「ジャンケン」と相成った。
《敗者復活戦》
敗者50名が乗ったバスに、吉報がもたらされた。この中から抽選で1名を飛行機に乗せてあげると言うのだ。
直ちに、敗者50名分の登録番号が書かれた玉の入った、透明の(要は、公平かつ疑惑の無いように)抽選機が運びこまれた。
抽選の結果、登録番号4番の女性に決定。ちなみに、この人は夫婦で成田の予選に参加したがご主人はジャンケンに勝って
飛行機に乗っていた。思いがけない「再会」に、狂喜乱舞…と、行きたいところだが彼女のための座席がない。
結局、彼女のための「席」はトイレの中と言うことになった。
100名 → 51名
第1チェックポイント | 成田⇒サイパン経由⇒グァム | 400問ペーパークイズ |
飛行機に乗ると、すぐに400問ペーパークイズ。狭い機内で、隣とはついたてで隔たれている。
なお今年は、サイパン島に一旦降りてペーパークイズの成績最下位の人はそこで降ろされ、トイレで頑張る彼女と交代となる。
そして、小雨降るサイパン国際空港に機内最下位の男性が、独り降ろされてしまった。
だが、彼のことを笑ってはいられない。グァム国際空港には「合否判定ゲート」が待っている。
折角のチャンスに恵まれた、敗者復活の彼女もグァム上陸は果たせなかった。また、初の親子共々ここまで来た参加者もいたが
娘さんが合格したもののお母さんはあと一歩及ばなかった。
51名 → 40名
参加者達が、島内観光で優雅な気分に浸っていた頃…スタッフは、ホテル前のビーチで何やら「秘密工作」を続けていた。
そして、翌日ベールを脱いだそれは「○×泥んこクイズ」だった。
30メートル先に、○と×のパネルが設置されていてその向こう側には、グァムの赤土を練った泥んこのプールが。
参加者は、そのパネル目がけて走って飛び込まねばならない。正解ならマットで受け止めてもらえるが、不正解だと泥だらけになってしまう。
なお、問題は不公平をなくすため自ら選ぶことになっている。
ちなみに、泥んこの犠牲者第1号は、なんと第二代クイズ王の北川さんだった。
40名 → 20名
今年もかつての名映画監督、ジョン・フォード氏の持ち船「ウインド・ジャマー」号がクイズ会場。
ダイヤモンドヘッド沖の海の上で、一対一の対戦。船の後部に設置されたボードの上に正座してのの早押しクイズ。
2ポイント先取で勝ち抜けとなるが、相手に2ポイント先取されたり自分がマイナス2ポイントになると、3mの高さから
海へと後ろ向きでドボンと落下…と、言うルールである。
《罰ゲーム》
今年も敗者達は、アウトリガーと言うカヌーを漕いで帰るのことに。また、福留アナも勝者に海へ落とされてしまった。
と、そこへサイレンの音が響いてこちらに近づくサメの背びれ…!敗者達をドッキリさせたが、これはラジコンのサメだった。
20名 → 10名
第4チェックポイント | サンフランシスコ | ゲスト3択クイズ |
霧の都、サンフランシスコに上陸を果たした10名は、ゲストを迎えての三択クイズに挑戦。
今年は、年長組と年少組に分けてクイズを行い、それぞれから敗者1名づつを出すことになっている。
年長組のクイズには、プロダイバーや脱出の名人らが登場。プールへの華麗な飛び込み技や鎖で縛られてプールからの脱出を見せ
クイズを出題した。
年少組のクイズには、水中で楽器を演奏する姉弟や全米ボディビル選手権第2位の女性らが登場。彼らにまつわるクイズを出題。
《敗者復活戦》
年長組・年少組それぞれ1名の敗者は、囚人服を着せられ警官に連行されてしまった。行先は、かつてアル・カポネもお世話になった
アルカトラス島刑務所。しかし、そこへ行く船の上で三択クイズによる敗者復活戦が行われた。
《罰ゲーム》
真の敗者となったのは、年少組の男性だった。彼への罰ゲームは、アルカトラス島刑務所一泊ご招待(?)
一方、年長組からの敗者だった男性は仮釈放の身となって勝者たちを追いかけた。
10名 → 9名
第5チェックポイント | ソルトレイク・シティー | バラマキクイズ |
一面に広がる白い砂漠…それが塩分を大量に含み文字通り「砂の砂漠」となっているのが、ソルトレイクの光景である。
ここでは、昨年から登場のバラマキクイズだが、今年は題して「輝け!新・バラマキクイズ」
スタートラインから30メートルの地点には赤の封筒、100メートルの地点には青の封筒がバラまかれた。赤の封筒には難しい問題が
青の封筒には易しい問題が入っている。そして、当然(?)封筒の中には「ハズレ」も用意されている。
《罰ゲーム》
ウルトラクイズ史上初、共にアメリカ大陸上陸を果たしたご夫妻の参加者がいらしたが、ここでご主人が敗退した。
ソルトレイクの潮を袋に入れて持ち帰った彼への罰ゲームは、アクロバット飛行を売りとするセスナに乗ること。はるか上空で、回転したり
背面飛びをしたり、エンジンを止めて急降下…なんて操縦の連続攻撃を受けることとなった。
9名 → 8名
世界で始めて「国立公園」に指定された大自然の宝庫が、ここイエローストーンである。
ここでのクイズは「早押し熱湯クイズ」で、参加者は間歇泉をバックにクイズに挑戦するのだが、この間歇泉の高さが20メートルを
越したところで「ラッキーチャンス」となり、ポイントが倍になる。その間約4〜5分。
なお、ここではウルトラハットの代わりに液化ガスが吹き上がる。4ポイント先取の、文字通り「熱闘」のスタートだ。
《罰ゲーム》
敗者の男性は、優勝候補と目されていた実力の持ち主だったが、あえなく敗退となった。
彼は、四人乗りの自転車に熊と同乗して帰っていった。
8名 → 7名
第7チェックポイント | コロラドスプリングス | 早押しクイズ |
かつて、現役時代に渡辺絵美さんがスケート留学に来ていたと言うコロラド州の都市で、ウィンタースポーツが盛んな町
コロラド・スプリングスにある、世界屈指のスケート場「ブラッド・ムーア・アイス・アリーナ」がクイズ会場。
ここでは、早押し「駈けっこおり」クイズが行われた。参加者は、スケートリンクの上に裸足で登場し問題に答える。
そして、お手つき・不正解の場合は30メートル後方の地点まで、氷の上を裸足で走らねばならない。その代わりに途中で我慢が
出来なくなった時のために、発泡スチロール製のオアシスが配られた。4ポイント先取で勝ち抜けである。
《罰ゲーム》
最後は、学生同士の対決となった。結局、勝負を決めたのは「すねかじり」の問題と言うのは二人に相応しかったか?
敗者は、庫内がマイナス40度という冷凍車に乗って帰ってもらうと言うものだった。
7名 → 6名
冬の雰囲気のコロラドスプリングスから、暑い砂漠のど真ん中のアルバカーキへ…ここは、インディアン居留地として有名で
ここでのクイズは「インディアン嘘つかない!早駈けクイズ」だ。
参加者は、お互い気の合いそうなインディアンのおじさんと、よく駈けそうな馬を選んで、おじさんと共に馬にまたがる。
問題の答えが分かったら、おじさんの肩を叩いて50メートル前方の早押し機まで馬を走らせてもらう。4ポイント先取で勝ち抜けだ。
《罰ゲーム》
敗者となったのは、今回最年長の男性だった。
罰ゲームは、砂漠に立つ木の柱に括り付けられ、ラグナ・インディアンの酋長に「呪い」をかけられること。何事か呪文を唱えられた後
馬に乗せられて、地平線のかなたへ消えて行った。
6名 → 5名
ジャズの街、ニューオーリンズ。ここでのクイズは、アメリカン・フットボールのチーム「セインツ」の本拠地である「スーパー・ドーム」
がその舞台。
参加者達はアメフト選手の姿で登場。問題の答えが分かったら、オイル付きの水風船を抱えて前方の早押し機のところまで行って
タッチ・ダウンの要領で水風船をタッチ板に落とす…と、言うもの。4ポイント先取の勝負である。
《罰ゲーム》
何と、一人だけ勝ち残っていた男性がここで敗れてしまった。
彼への罰ゲームは、セインツの選手らと共に車に乗って空港へ行くこと。最初、何も知らずに後部座席に乗っていた彼の元へ一人、また一人と
選手が乗り込み、あっという間に13人もの巨漢でスシづめ状態。車はパンク寸前だし、彼は無事だったのだろうか…?
敗者が乗る車が去っていくシーンでの、福留アナのナレーション
「後楽園球場に集まった、××××人の男性諸君、これでいいのか!?今、最後の男が帰っていくぞ…」
5名 → 4名
第10チェックポイント | プエルトリコ | 早押し通過クイズ |
カリブ海に浮かぶ、魅惑の島・プエルトリコ。クイズ会場エル・モロの要塞に、女性4人は着飾って現われた。
ここでのクイズは「早押し通過クイズ」である。3問正解すると、ニューヨーク行きを賭けた「通過クイズ」に挑戦。
正解すれば、いよいよニューヨークへ駒を進めることが出来る。但し、誤答するとポイントがゼロになって解答席に逆戻り。
女の戦いを制して、決勝に進むのは誰か?
《罰ゲーム》
ここで敗れたのは、機内ペーパー最下位ながらここまで勝ち進んだOLと、ソルトレークシティーでご主人が敗れた後も勝ち進んでいた
奥さんだった。二人とも敗れた悔しさはあるものの、ここまでやれたと言う満足感を感じていた様子だった。
そんな二人への罰ゲームは、妊婦と赤ん坊の恰好になって帰ることだった。周囲の冷笑を受けながら、二人はプエルトリコを後にした。
4名 → 2名
決勝の地ニューヨーク。決戦場となるパンナムビルの屋上へと降り立ったのは、女性2名。
二人ともドレスアップして決勝に臨んだのだが、当日のニューヨークは小雨混じりの寒い日で、共にダウンジャケットを羽織っての決勝となった。
果たして、第4代の優勝者クィーン・オブ・クイズに輝くのは…?
《戦い終わって》
今回、クイズ女王の栄冠に輝いたのは、上田由美さん(当時)だった。
成田のジャンケンの際、相手の男性が締めていた「必勝」のハチマキをもらったことから、ツキがついてトントン拍子に勝ち進みついに栄冠を
勝ち取った。
そして、優勝商品の「一人乗り小型飛行機」を受け取りに行った彼女は、それを見て呆然。無理もない、その飛行機は組み立て式のキット
だったのだ。その時は、飛行機とは思えない部品が並ぶだけの状態だが、正しく組み立てればちゃんと飛ぶのである。