会場となったのは「ケンタッキー・ホース・パーク」という、馬の公園。ここでは、4つのコーナーに別れて異なるクイズが出題される。
まずは一人づつ5問の問題を答える「クイズ・ショック・タイム」続いて、馬に乗って走る「馬上○×クイズ」そして、ケンタッキーの人の意識調査
「ケンタッキーの人100人に聞きます・クイズ」最後は、早押しクイズで追い込みだ。
4つのクイズで計12ポイントを獲得すれば、勝ち抜けとなる。
《敗者復活戦》
最後に男女1名づつが残ったが、この二人にはデスマッチの「ケンタッキー・フライド・チキン・バラマキクイズ」が行われた。
競馬場に「ばらまかれた」ニワトリを捕まえてきた人にクイズを出題、正解すれば勝ち抜けと言うものだ。
そして、うまくニワトリを捕まえた女性に軍配が上がった。
《罰ゲーム》
女性が問題に正解したと同時に、敗者となった男性はそのニワトリを全部捕まえてくるという「罰ゲーム」を課せられた。
生きのいいいニワトリは、追いかければ追いかけるほどジタバタ逃げ回って一向に捕まらない。そして、悪戦苦闘する彼は地元の人々の
爆笑を誘っていた。
6名 → 5名
第10チェックポイント | ワシントンD.C. | 早押し通過クイズ |
ワシントンは、言わずと知れたアメリカの首都。政治の中心地だ。クイズ会場は何とFBIの訓練学校。
ここでは、準決勝恒例の「早押し通過通せんぼクイズ」が行われた。ここまで5名残ってきたが、ニューヨークへ勝ち進めるのは2名だけ。
それを賭けての通過クイズは、残りの参加者にも解答権があるのでシビアな戦いである。
ニューヨークに進出するのは、果たして誰か?
《罰ゲーム》
敗者となったのは、唯一の女性・市役所勤務の男性・最年少の浪人生の三人だった。
この三人への罰ゲームは、リンカーン・センターにあるリンカーンの彫像の前で、○×浴衣を着て「ウルトラ音頭」を踊ることだった。
世界中からの観光客の驚愕・冷笑・失笑を前に、ウルトラ音頭を踊った三人であった。
5名 → 2名
今年も、ニューヨーク上空に2機のヘリコプターが飛んできた。いよいよ、ウルトラクイズの決勝戦が始まる。
今年の決勝戦も、学生と社会人の対戦となった。かたや、クイズ番組の出場・優勝経験多数。かたや、これが初のクイズ番組という対決だ。
決勝戦当日は、ニューヨークは今年もさわやかな晴れとなった。いよいよ、第6代キング・オブ・クイズが決まる!
《戦い終わって》
優勝したのは、親兄弟は会計士で自分もあと一つ試験をパスすれば会計士なると言う、高橋直樹さんだった。
彼は、パンナムビルから日本にいる奥さんの名前を叫ぶほどの愛妻家。そんな彼の優勝商品は「世界一周旅行」だった。
ニューヨークを発って、ローマ・アテネ・カイロ・バンコク・香港…そして、成田へと帰るコースだった。
もっとも、本人の話ではこのツアーは恐るべき強行軍で、観光時間はおろか滞在時間も少なく、撮影中にスパイ容疑でホールドアップされた
こともあって、ご本人曰く「優勝商品なのか、罰ゲームなのか分からなかった」とか。