愛しのエリー

我が家の長女、エリーちゃんです。本名は、アマゾン・オブ・ドッグカレッジ・ジエイピーと申します。(血統書の名前)エリーは愛称なんでしょうね。はじめ候補にマリー、ダイアナ、エリーとあって、ダイアナ妃は当時かなり苦労していたようなので、将来を考えるとエリザベス女王からいただいたほうが幸せなのでは・・・ということでありがたいお名前をいただきました。

ペキニーズってどんな犬?

見たとおり、鼻のつぶれた愛嬌たっぷりの顔です。しかし歴史は古く、実は皇帝の犬と呼ばれています。原産国は中国。しかも、皇帝の館で門外不出、大切に育てられていたそうです。城が落ち、イギリス人が踏み込んだときに発見され、それから世界に紹介されたそうです。
性格はどちらかというと猫みたい。かまってもらえないといやなくせに、一人になりたいときは人を寄せ付けない。機嫌をとるってことは、まずないです。食欲も無頓着で、気に入らなければ食べない、残す・・・・わがままなところもあります。
毛が多く、抜けやすく、手入れは大変ですが、愛好家も多く、ドッグショーなどでは立派な毛並みのペキニーズを出品しているようです。
エリー
 (アマゾン・オブ・ドッグ・カレッジ・ジエイピー)
7才・メス
ダンディ
(チャウチャウ・オブ・ハマナ)
16才・オス
我が家の犬はオス・メス各1.。オスのダンくんがずっと前から飼われていたのですが、人間の子供が生まれたら、家族の関心は人間に移ってしまうので、そうするとかわいそうだから・・・・ということでお嫁さんをもらおう!と、エリーが来ました。ところが、ダンくんは自分を犬と思っていないので、メス犬なんてふん!とばかりに、エリーにまったく興味を示しませんでした。エリーがかまってほしくて追いまわしても、無視か逃げ回るかで、結局この結婚は失敗でした。
時は流れ、エリーを長女に、長女(次女か!?)、長男と賑やかな子供たちに囲まれています。
最近の子供たちの勢力分布は、エリー中心に考えて、娘は友達・同格に昇格し、息子は相変わらず子分の身です。娘が呼べばちゃんと寄ってくるし、なでなでもさせます。息子のいうことはまず聞きません。そばを通っただけで、うなられることもあります。
犬は必ず自分より下のものを家族に置くと言われているので、息子は一生子分の身かもしれません。

みっちょん宅のワンコたち

ペキニーズを探すのは、大変でした。マニアックな愛好家は多いのでしょうけど、全体的にはほんの一分なので、人気の犬種みたいに手軽に手に入りません。やっと蒲田の犬の美容学校のオーナーがペキニーズを繁殖させていることを聞いて、手に入れることが出来ました。エリーは3びき生まれたなかの1ぴきだったそうです。他の兄弟より体が小さく、はじめは片手にのってしまうほど。鼻の大きさなんて小指の爪の先ほどしかなかったのです。兄弟にまじっても力が弱く、お乳も良く飲めなかったそうで、オーナーの発見がもう少し遅れていたらかなしいことになっていたかも・・・と説明されました。 
こんなに小さくてちゃんと育つのかしら・・・という不安を抱えてのスタートでしたが、大きい病気もなく、小さいながら元気に育ってくれました。お手だけは、小さいときにおぼえさせたので出来ます。それ以外はもともと芸をする犬ではないのでおぼえませんでした。
非常にかわいいところがあって、私が病気で寝込んでいるときなど、枕もとに丸くなり、番をしてくれます。まとわりつく子供たちを追っ払ってくれたりするんですよ。
前足でかりかりしてなでろ!の催促もかわいいです。我が子がいちばんなのでしょうが、エリーだけなら頬ずりもできちゃう。一緒に寝ることにも抵抗はありません。ただ、思いっきり鼻水をかけられることもありますが(笑)
いつのまにか、私の年を越えてしまったエリーちゃん・・・いつまでも元気で我が家のアイドルでいてほしいいです。
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