ゲゲゲの鬼太郎 in 調布

誰もが知っている「ゲゲゲの鬼太郎」。子供のとき、必ず見たアニメのひとつですよね。私は、初代鬼太郎(野沢雅子さん)をTVでタイムリーに見たものですが、その後もキャストが変わり、ロングランヒットが続いています。
そんな鬼太郎の記念館が調布にOPENしました。朝の情報番組で紹介していたので、さっそく訪れてみました。
調布駅から、バスにゆられて終点・深大寺バス停前に発見!「鬼太郎茶屋」。築40年の情緒ある民家を改造して作った建物は、昔懐かしい鬼太郎のイメージのピッタリ。表の木には、鬼太郎ハウスからおなじみのキャラたちが覗いています。
庭には、墓石と共に鬼太郎の登場人物の人形がずらり・・・。主人公の鬼太郎はもちろん、砂かけババア・ねずみ男・ぬらりひょん・塗り壁等、おなじみのキャラが並んでいます。私的には、ぬらりひょんがお気に入り。悪役のドン!でも、憎めない愛嬌じいさんと思うのは、私だけ???
薄暗い感じが雰囲気を醸し出しています。さぞや、真夏の夕方・鬼太郎時間には、蚊が多いのでは・・・?!と、余計な心配をしてしまったみっちょん(笑)
二階建ての1階は、グッズと茶屋。鬼太郎人形焼やクッキー、茶碗・湯のみ・パズルなど楽しいグッズに水木しげる先生の著作本、フィギアが販売されています。目玉おやじキャンデーをおみやげに買って見ましたが、なめると目玉の赤い部分が溶けて流れてすごく不気味・・・・(汗)目玉から血が出ているようで、非常にオカルトチックです。
茶屋は、畳の趣き??のある部屋で、目玉おやじぜんざいや塗り壁味噌おでんなど、鬼太郎にちなんだ不思議なメニューが迎えてくれます。

2003.10、調布に「鬼太郎茶屋」がOPEN!
調布市深大寺元町5-12-8
0424-82-4059
10:00〜17:00
月曜 定休
調布駅・吉祥寺駅・三鷹駅よりバス
                 (深大寺行き)

さて、2階は「妖怪ギャラリー」。原画やフィギアの展示をしていました。
水木先生の生原画が展示されていて、中でも浮世絵風鬼太郎は必見。彩色の仕方が浮世絵のイメージにピッタリです。全国妖怪マップには、地図の上にその土地の妖怪フィギアが置かれていて一目良縁。押入れの覗き穴を覗くと、妖怪のジオラマがリアルに展示されています。自然の素材を使っての製作なので、妖怪なのにちょっとあったかい感じがしました。
子供たちが夢中になっているのは、この冬発売のゲーム。訪れたらぜひ試してみて!
妖怪がモチーフなのに、憎めないのはなぜでしょうか・・・・。不気味なはずですが、ちょっとかわいいと思ってしまいます。
地方地方で、いろいろな妖怪がいるようですね。自分のふるさとにいる妖怪は何?とついつい、考えてしまいました。
フィギアブームの中、はやり廃りの無い妖怪物。子供の・・・・というよりは大人が目を輝かせてしまうかもしれません。
なぜ、調布に鬼太郎?調布は、作者の水木先生ごご自宅がある土地なんだそうです。だから、運がよければ、生水木先生に会えることもあるとか!?
もともと、出身地の境港市には、鬼太郎茶屋や鬼太郎ロード、鬼太郎民芸品などが観光の目玉としてあるそうです。
鬼太郎地ビールや地酒もあるそうで、その一部が展示してありました。しかし、塗り壁のついたてには笑ってしまいました。妖怪で癒されるか??はなはだ疑問ではありますが、私的には癒されて帰ってきましたけど(笑)
鬼太郎茶屋のある土地・深大寺は、有名なお寺「深大寺」の参道の一角。イメージ的には、浅草の浅草寺の仲見世が落ち着いた感じかしら。両脇にお店やお休みどころが並ぶ、大人の(シニアのための)街です。けして、巣鴨のような賑わいがあるわけではありませんが、のんびりとしたいい街ですよ。
せっかくなので、深大寺でお参りをしてきました。平日の昼間なので、シニア世代のグループが、今流行の絵手紙やスケッチデッサンなどを、境内でしていました。また、ベビーカーを押したお母さんと赤ちゃんなど散歩コースになっているようです。
深大寺はもうひとつ有名なものがあります。実は、おそばが有名なんですよ。バスに乗っている最中も、そば畑が目に入りましたが、あちこちに蕎麦屋の看板を見かけました。帰りがけに、新そばの看板を見つけ、さっそくいただいてきました。
さて、時間が許すなら、深大寺のとなりは「神代植物公園」。広大な敷地には、季節の植物が沢山。バラの季節はバラ園がすてきです。ゆっくり散歩しながら、草花を眺めて歩くのもいいものですよ。
交通アクセスですが、京王線の調布駅からも、JR中央線の吉祥寺・三鷹からもバスが出ています。どこからも深大寺をめざすバスに乗れば大丈夫です。みっちょんは、行きは京王線、帰りはJRで帰ってきました。