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ワールドカップが終わって、サッカーが終わってしまったとお思いのあなた。
すぐ近くにもサッカーがあるではないですか。Jリーグですよ、Jリーグ。
「え〜、でもどんなチームがあるか分からないし・・・」
そんなあなたのために、一肌脱ぎましょう。題して

Jリーグへ行こう!! (灼熱の甲府盆地編)
★その1:チームについて

Jリーグには、ヴァンフォーレ甲府というチームがあるんです。
ほう、それはそれは・・・
それだけ???
え、まあ・・・。でもそれだけじゃあかわいそうだから、いろいろ聞いてあげるよ。
そうこなくちゃね。

で、ヴァンフォーレ甲府ってどんなチーム???
 昭和40年、山梨県のサッカー愛好者によって結成された甲府クラブが前身です。
 昭和47年の第1回日本リーグ2部に初参加。以降全国リーグで戦い続けています。
 ヴァンフォーレ甲府に改称したのは平成7年です。

ヴァンフォーレ甲府って強いの???
 J2になってからは、はっきり言って弱かったです。(JFL時代には最高4位という成績が残っています)
 3年連続で、J2で最下位でした(涙)。
 1年の勝ち星が片手で数え切れてしまうときもあったかもしれません・・・。

うわ、弱っ!! じゃあ今年はどうなのさ???
 今年は新たに大木監督を迎え、戦力もある程度補強してここまで7位につけています。

ふうん・・・。有名な選手はいるの???
 有名な選手ですか・・・(汗)。
 おそらく今年の選手では矢野選手が全国的には一番有名ではないかと・・・。
 彼は、高校時代にあのゴルゴル船越(※1)を擁する長嶋茂雄マンセーなテレビ局に、無理矢理「和製ロナウド(※2)」なんていう愛称をつけられていましたからねぇ。

じゃあ、おすすめの選手はいるの???
 へえへえ、おすすめの選手なら何人も。あえて3人あげるなら。
 ・藤田健選手
  ヴァンフォーレ甲府のゲームメイカー。とにかく背が低い。
  また、フリーキックの名手。昨年は左・右両方の足で直接ゴールを決めている。
 ・鶴見智美選手
  おそらく、今一番女性に人気のあるヴァンフォーレの選手
  体格を生かした中盤での守備と、左右へボールを展開させるパスが見物
  ユース日本代表の経験もある
 ・石原克哉選手
  持っているテクニックもなかなかのものだが、攻撃・守備の両方に対して労力を惜しまない選手
 ってところでしょうか。

ちなみに、今J1にいる選手でヴァンフォーレにいたことがある選手っているの???
 レギュラークラスなら、バロン(清水)、大柴(市原)、がいますね。控えクラスでも渡邊(仙台)、美尾(京都)、堀井(札幌)なんかがいます。(※3)

確か、存続の危機に立っていたような
 うっ(滝汗)
 確かに、昨年のシーズン前は本当に存続の危機でしたね。
 署名活動は行われたものの、取材を受けた地元商店街のおっちゃんから冷たい反応をされるはわ、県に支援を要請したものの、逆に存続のための数値目標(※4)を突きつけられるわ、訳の分からない強化部長(失礼)が就任して、ブラジルの名門パルメイラスと奇跡に近い業務提携を結んでみたものの、派遣されてきた監督と選手はあまり使い物にならなかった(失礼)りしてみたり、シーズン途中でえらい連敗(引き分け挟んで11連敗)をしてみたり、このサイトは、背景バトルに14連敗してみた(あまり関係ない)り、シーズン終盤ホームゲームで連勝したと思ったら、両方とも平日のナイターだったり、とにかくいろいろあった1年でしたな。まあ、選手、チーム関係者、ボランティア、サポーター、みんなががんばったおかげで、今年もチームが存続しているのですよ。

ところで今年のユニフォームの背中に「PRINCESS TENKO」ってあるのですが・・・
 えへへへへ(謎笑)
 かの、世界的なイリュージョニスト引田天功さんが、スポンサーになっているのですよ。
 なんでも、いろいろと山梨に縁があるのだとか・・・。(※5)

ふうん・・・


脚注
※1 日本テレビ・松永アナのこと。シドニーオリンピックの日本−南アフリカ戦の実況を行い、日本の得点が入るたびに「ゴール・ゴール」の連発(32連発とか・・・)で世間のひんしゅくを買ったアナウンサー
※2 ワールドカップ得点王のブラジル代表・ロナウドをさしているらしい。こんな代名詞を付けられて、本人も迷惑のような気もするが・・・
※3 ちなみにJ2には、山尾(C大阪)、伊藤(湘南)がいる。ちなみにここで挙げた選手は、レンタル移籍で甲府に所属した選手ではない。
※4 観客動員平均3,000人、クラブ会員5,000人、広告料5,000万円
※5 なんでも、山梨県八代町あたりにテーマパークを建てる計画があるのだとか・・・

★その2:スタジアム

でさ、試合はどこでやっているのさ???
 ホームゲームは小瀬スポーツ公園陸上競技場でやってます。

スポーツ公園ですか・・・
 はい。公園内には、体育館、野球場、テニスコート、屋外プール、スケートリンク、武道場、なんにでも使える土のグランドなどがあります。さらに、芝生広場や噴水、ジョギングコースや桜並木まであったりして、それこそ「大きな公園」ということもできてしまう環境です。

そんでもって陸上競技場ですか。
 まあ・・・(汗)。確かに球技場のほうが迫力あるシーンを見ることができると思いますし、球技場(サッカー場)がホームスタジアムだったら、平均観客動員1割増しじゃないかと筆者は思っているのですが、ここでしかできない事情があるのですよ。

その事情とは???
 そもそも、山梨県にはそれなりの数の観客席がありなおかつナイター照明のある競技場が、小瀬の陸上競技場しかないという、どうしようもない事実(※6)があります。山梨県に金が無いのか、スポーツに理解が無いのか実際のところはよく分かりませんがねぇ・・・

それは仕方ないですな。では、小瀬には大体何人くらい人が入るのですか?
 12,000人位らしい(※11)です。もっともヴァンフォーレの試合でそこまで入ったことはない(※7)のですが。

屋根はあるの???
 メインスタンドのごく一部にありますが、あとはありません。

ゴール裏席が芝生席という噂を聞いたのですが・・・
 すみません、その通りです(汗)。さらに、傾斜がかなりゆるいので、芝生席からは見難い事この上なしです。ただ、芝生席には芝生席の利点というものがありまして、よくレジャーシートを敷いて寝転がりながら観戦している方を見ることが出来ます。

サポーターはどこに陣取るの???
 ホームゲームでは、ゴール裏の芝生席に陣取っています。声を出して応援する人と、声を出さないで試合を見る人の住み分けがホーム側では比較的できているスタジアムかもしれません。以前はバックスタンドの隅に陣取っていましたが、多くの人にいい席で見てもらいたいという発想で芝生席に移ったと伝え聞いています。

スタジアムの食事事情は???
 いい事を聞いてくれました。小瀬の食べ物に関してはJ2のサポーターにはかなり好評です。というのも、売っているもののほとんどを、その場で調理して販売しているからなんです。メニューとしては、焼きそば、焼き鳥、ジャガイモ1個まるまるくれるじゃがバター、から揚げ、フライドポテトなどです。また、メインスタンドではパンも売っています。(※12)
 また遠方サポには、お土産として「ヴァンフォーレどら焼き」が好評です。バラでも売っていますが、選手のサイン入りの箱に入ったものがお土産には最適ではないかと・・・。

小瀬にはどうやって行ったらいいの???
 また、つらいことを聞いてきますな。正直申し上げまして、公共交通機関を使う場合、かなり難易度が高いらしいです。事実、ここの管理人が何も調べずに出掛けたら、甲府の駅でシャトルバス乗り場が分からずに困ったらしい(※8)ですから・・・。ヴァンフォーレ甲府のオフィシャルサイトにその試合ごとのシャトルバスの情報が掲載されるみたいなので、そちらをチェックされてから出発されるのがよろしいかと。(※13)
 車で行かれる場合には、中央道甲府南インターを降りて甲府駅方面に車を走らせると、入り口の看板が出てきます。あるいは、国道20号線を甲府市の西から東に走ると入り口の看板に出会うでしょう。比較的分かりやすいところにあります。駐車場は2,000台分くらいはあるようです。しかも無料。さすがに、観客が5,000人を超えてくると、止めるのもなかなか大変になってきますが・・・。

ところで、「灼熱の甲府」って言葉を聞いたことがあるのですが・・・
 甲府盆地の夏は暑いです。平気で35℃を超えてくれますし、そんな日が何日も続いてくれちゃったりします。さらにJFL時代、小瀬にまだナイター照明がなかったので、真夏のホームゲームをデーゲームで開催(※9)していたものですから、こんな言葉が生まれたものです。今は、もちろん夜に試合をしていますので、そんなに暑い中で試合はしていませんので御安心を・・・。もしかしたら、盆地の特性(※10)で夜は東京なんかよりも涼しいかもしれません。

チケットはおいくら???
 S席(メインスタンド)は、前売りで大人1,800円(当日:2,300円)、小中学生1,000円(当日も同じ)
 A席(バックスタンド・芝生席)は、前売り大人1,200円(当日:1,800円)、小中学生500円(当日も同じ) です。

安っ!!


脚注
(※6) これほんと。さらに言うと、ナイター照明のついた野球場は、山梨県にはありません。
(※7) Jリーグが始まった頃の天皇杯で11,000人入ったことがあるらしい。ちなみにヴァンフォーレの試合では、6,000人程が最高記録。対戦相手はもちろん浦和レッズ。
(※8) 過去ログの2002年4月21日参照のこと
(※9) したがって、JFL時代は夏のホームゲームの勝率が異様に高かった。極めつけな話として、ホームの仙台戦を8月の午後1時キックオフに設定。これに対して仙台は、試合3日前から甲府入りするという異例の準備をしたが、ゲームは甲府の勝利に終わったという話もある。
(※10) 熱しやすくて冷めやすいのが、盆地の気候。フライパンを例に考えてもらうとよい。
(※11) この時点でお気づきの方もいるかもしれないが、小瀬はJ1のスタジアム規定は満たしていない。
(※12) もちろん、パンはその場では焼いていない。メニューをさらに挙げると、おやきなんかもある。以前、とある他チームサポから「とりめしがうまかった」という話を聞いたのだが、筆者はその存在を確認していない。ちなみに、ビールは生ビールを売っている。
(※13) オフィシャルではないが、甲府系にはこんなサイトも存在する。(ENTERから入ってみてください)

★その3:最後に一言

ここまで話を聞いてなんだけど、何で甲府なのさ???
 そら確かにさ、ワールドカップでの世界のサッカーに慣れてしまった人にとっては、J2の試合、ましてや甲府のゲームなんて、レベルが違いすぎるなんて思うでしょうな。サイドでノーマークの選手がクロスをあげたと思ったら、ダイレクトでゴールラインを割るなんてシーンを目の当たりにしたら、幻滅も起こすでしょう。

 それでも、私は言いたい。ワールドカップとはまた違った、もうひとつのサッカーの姿を見に来て欲しい。
 確かに下手かもしれない。チームが貧乏だから給料も安い。しかし、選手のほとんどが20代前半のまだ若い選手だ。それだけに、現状に満足していないかもしれない。ある者は、ヴァンフォーレ甲府というチームと共に自分をステップアップさせようと思っているかもしれない。あるいは、ヴァンフォーレ甲府というチームを踏み台にして、自分の地位を高めたいと思っている選手もいるかもしれない。前述の通り、これまでのJ2での3年連続最下位という成績の割には、ヴァンフォーレ甲府というチームを飛び出してJ1で活躍する選手がそれなりにいるのである。そう、ここにはそういう土壌が存在するのである。だからこそ、選手は一生懸命なはずだ。そんな選手たちを、たとえチームが変わってもどこまでも追いかけていける楽しみ。それが小瀬に転がっているのである。

 また、1回存続の危機に立たされたチームである。選手だけではない。チームスタッフ、ボランティアの人たち、サポーター、みんなが一生懸命だ。そんな気持ちが集まる場所、それが小瀬である。チームの調子が悪いと、なにかバラバラになるものを感じるときもまだあるのだが、チームの調子がいいときのスタジアムの一体感は、他のJリーグのチームにもひけをとらないと筆者は思っている。そう、その一体感を実際に感じて欲しい。それは、ワールドカップとはまた違った、素晴らしいサッカーの世界だから・・・。

★★★ヴァンフォーレ甲府 7・8月のホームゲーム★★★

7月6日(土) vs湘南ベルマーレ (18:30)
7月20日(土・祝) vs横浜FC (18:30)
7月24日(水) vs大分トリニータ (19:00)
8月3日(土) vs水戸ホーリーホック (18:30)
8月10日(土) vs川崎フロンターレ (18:30)
8月17日(土) vsサガン鳥栖 (18:30)
8月25日(日) vsアビスパ福岡 (18:30)

会場は、小瀬スポーツ公園陸上競技場