焼肉食べ放題・飲み放題
待ち合わせの5時半になりそうだと、ミリオレからドゥータにもどっていく途中で、ちぇいさんと合った。やっと何かを買った私たちをみたので、ちぇいさんは何を買ったの?って、興味津々だった。時間が足りなかったというとあきれていた。「そおんなにい、何をみたんですかあ?」私たちは、ツアーに組み込まれていた予定を全部、東大門に変更したので、結局、ソウルタワーしかいってない。なにしにきたんだ?っていう気持ちでいっぱいだったかもしれない。ツアーに組み込まれたきょうのおたのしみはあと、カルビ食べ放題・飲み放題。食べるぞー!飲むぞー!って期待はふくれる。ソウルは夕方のラッシュになっていて、そこまで、30分ほどかかるとか。車の中で、またまた韓国の事情についてちぇいさんに質問をする。ちょうど、高級住宅街にさしかかったのだ。日本人の私たちからみても、すっごい門構えとセキュリティの家が立ち並んでいる。1軒あたり、やはり数億円かかるとか。宝くじがあたっても、そこでは暮らせない。普通の家は、どのくらい・・・って聞くと、4000万ぐらいだと答えが返ってきた。福岡市内の相場くらいだ。韓国のアパートと日本が違っているのは、ベランダにもガラス窓がついていることだ。かなり冬には気温も低くなるということで、2重に窓がついているし、洗濯物もそこに干すようになっている。そうそう、初めに書き忘れたが、車は右側通行で、車のハンドルも左側についている。外国じゃん。わら。また、韓国はキリスト教徒と仏教徒が半々ぐらいいて、やたら、教会が多いとも言われた。日本と違って、お互いの教会にはいかないのだというので、会長が日本もそうだと、言い返した。キリスト教徒は3社参りはしないと。わら。韓国ではそういうことでクリスマスは祝日になってるそうだ。ちぇいさんは、太宰府天満宮を語りだした。私たちは、ちぇいさんが、「菅原道真がまつってある・・」といったときには、びっくりした。そういえば、そうだ。日本人でそこまで語れる人ははたしているのだろうか。私たちは近くにあるから、わかるけど。ふと、明治神宮は誰だっけ・・と思い出せない自分がいた。会長は、拍手喝采して、ちぇいさんをほめた。すばらしいと。会長的には、2月のツアーのガイドさんのほうがよかったみたいで、ことあるごとに、2月のガイドさんはこうだったとこっそり教えてくれる。うむむ。会長が、韓国の女性は、冷蔵庫にいっぱいキムチをいれておいて、食事を作る時間がなかったら、それらを並べておしまいでしょう?っていうと、そんなことはない!ちゃんとつくりますよお・・・ってちぇいさんは、主張していた。ちぇいさんは、ひとりぐらしなのかなと、ふと思った。さて、おたのしみのレストランについた。まず、禁煙だったのでふたりは、えーーーーーとぶーたれた。そんなばかなって。それから、骨付きカルビがない。日本のやすっぽい食べ放題の店のほうがまだ、ましかも・・・。わら。会長は、まず、アイスクリームを食べだした。私はとりあえず、こちょじゃんと肉と肉をつつむ葉っぱをたくさんとってきた。なんだ。生ビールがあるじゃないかとるんるん。それから、キムチをたくさんとってきて、肉を焼き始めた。骨付きかルビは、日本のようなばらばらの肉になっていたので、私は本来は豚肉もおいしいと書いてあったのを思い出して。豚肉もチキンもとってきた。こちょじゃんは、おいしいけど、たれがまずい。私は葉っぱに、肉をのっけて、こちょじゃんとキムチを巻いて食べた。からいからいとビールを飲む。ロンちゃんも会長も肉以外のものをとってきては、これはまずいあれはまずいといっている。わら。ちぇいさんに聞いて、お刺身用のこちょじゃんもとってきた。酢がはいっているらしい。肉はどれもこれもおいしくないので、私はいいだこをたくさんとってきて、このすっぱいコチョジャンで食べた。おいしい。ああ、今日はこれがいちばんおいしかった。わら
ちぇいさんは運転手さんと遠くのめだたない席でごはんを食べていた。私は肉とたこでおなかいっぱいになったところで、ソフトクリームを3回おかわりした。コーンはまずい。だから、コーヒーカップにくるくるっとついできて、キムチでひりひりする口の中をアイスで癒した。わら。あっちのほうで、たらばがにを食べている人がいたので、みんなで探してみたけど、たらばがには、別メニューだったらしくなかった。まずい肉のうえにかにがないうえに、禁煙。
しかも、この店、鉄板がこげてくると新しい鉄板にとりかえる。後少しで焼けて食べられる・・・ってところで、冷たい鉄板にとりかえるのだ。最初の数回は、不思議に思ってた。事情がわかって、1回はこれでいいと断ったが、その1分後にまたとりかえにきたので、全員が切れた。「せからしかー」日本語がわからないうえに、方言だ。わら
せっかくあとちょいで焼けるってところで、冷たい鉄板になる。そっちに落とせとゼスチャーする。それに歩きながら肉があまりのってないと、火力を落としていくのだ。うっとうしい。肉が焼けないじゃないかって。
ちぇいさんが、食事がおわるころテーブルにやってきた。会長は、これもまずいあれもまずいこれもあれもこれもまずい・・とサラダのまめを食べながら、ちぇいさんにいう。ちぇいさんは、「この店は、最初からツアーにはいってませんでしたか?」って自分が案内したくて案内したわけじゃないと、いいわけを一生懸命する。それを聞きながら私はまだ、ソフトクリームを食べていた。不愉快なくらいおなかがいっぱい。店をでてトイレでふたりが一服しているあいだに、ちぇいさんと話をした。葉っぱで包んで食べるとおいしかったって。すると、ちぇいさんは、ごまの葉というシソの葉を大きくしたような葉に包んで食べるのも、おいしいと教えてくれた。