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「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋」(愛称・こっぽんおり)結成
京都と滋賀に計5校ある朝鮮学校を支援する「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋」の結成総会が11月23日、京都朝鮮中高級学校で開かれ、市民や学生、朝鮮学校関係者ら90人が参加した。 高校無償化からの朝鮮学校除外や在特会(在日特権を許さない市民の会)らによる初級学校襲撃事件など厳しい情勢を受け、2006年結成の「朝鮮学校を支える会・京滋」の活動を継承し、交流と支援の輪をさらに広げ、多民族共生社会をめざそうと「発展をめざす会」が結成された。 総会では仲尾宏さん(京都造形芸大教授)と板垣竜太さん(同志社大准教授)を共同代表に、さとう大さん(社民党府連青少年部長)らを事務局に選出。仲尾さんは「民族の言葉・文化・歴史を伝えるため、民族教育の保障が必要だ。多様な民族教育の発展をめざし、在日コリアンと日本人が共に考えよう」と呼びかけた。 総会の後は、京都出身の世界的大道芸人・金昌幸(キムチャンヘン)さんが公演。野外の大焼肉パーティーで参加者の交流を深めた。 「支える会」の事務局を務めてきた江原護さん(元社民党府連常幹)は「支える会結成当時に比べ、参加者が広がった。若い人たちの交流、活動に期待したい」と話していた。(社会新報) 広範なネットワークを 京都府と滋賀県にある朝鮮学校を支援する「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋」が結成された。同会は、「朝鮮学校を支える会・京滋」の活動理念を受け継ぎ、在日朝鮮人や民族教育に理解を示して朝鮮学校と民族教育の発展のために活動する日本の個人・団体を幅広くつなぐネットワーク団体。11月23日、京都朝鮮中高級学校で行われた結成総会には、京都・滋賀の市民ら、朝鮮学校関係者をはじめとする同胞ら100余人が参加し、同会の今後の活動方針や運営内容が話し合われた。
多様な活動を模索 「高校無償化」や「在特会」問題などが象徴するように、日本で排外的な社会風潮が高まる一方、各団体、個人の朝鮮学校支援の輪は徐々に拡大している。「発展をめざす会・京滋」は、そうした声を汲み取り、より多様な支援活動を展開する「受け皿」が必要との認識から発足した。
今年7月に発足した結成準備委員会では、会が財政的支援にとどまらず、日本社会に朝鮮学校の存在を広く知らせ、真の友好と平和交流のもとで民族教育を発展させることを目的に具体的に行っていく活動内容について議論を重ねてきた。
結成総会であいさつした「発展をめざす会・京滋」の仲尾宏共同代表は、「歴史的経緯から見ても、民族教育を守る当事者である朝鮮学校のみならず、日本人も今後の方向性を共に考え工夫していくべきだ。京都、滋賀においても民族教育を発展させていく基盤を作り、日本社会全体の課題として朝鮮学校支援と権利獲得の問題に取り組んでいきたい」と結成の意義を強調した。
結成総会では、京都朝鮮学園の孫智正理事長と「支える会・京滋」の江原護事務局長のあいさつに続き、同会の趣意書、運営要綱、活動内容などが提案され、採択された。
今後の活動方針には、▼「朝鮮学校支援基金(仮)」の設立・運営に向けた体制確立▼朝鮮学校に対する自治体の補助金制度・枠組みの維持、発展の促進▼朝鮮学校支援に関連した講習会など多様な活動や経験を学ぶ行事の定期開催▼日本学校を含めたさまざまな教育現場関係者との交流、連帯の促進▼朝鮮学校関係者との交流、朝鮮学校行事への参加呼びかけ▼日本各地の朝鮮学校支援団体との連帯などを掲げ、当面の課題として、▼「高校無償化」制度の適用と京都朝鮮第1初級学校襲撃事件裁判勝利のための活動の7項目が挙げられた。
事務局責任者の佐藤大さん(32)は、「朝鮮学校支援の窓口的役割を担い、各個人・団体を朝鮮学校とより密接につないでいくとともに、朝鮮学校の情報なども積極的に発信していきたい。日本と在日朝鮮人の子どもたちが互いを認め合える豊かな社会を作るため、『発展をめざす会』の結成が10年、20年と続く信頼関係構築の起爆剤になれば」と話した。
板垣竜太共同代表(38)は、これまでの朝鮮学校を支援する活動や「在特会」「高校無償化」の問題で、とくに若い世代の間で朝鮮学校に対する関心が高まっている今、そうした個人・団体をつなぐネットワーク組織を作る意義は非常に大きいと強調しながら、「朝鮮学校が声を上げたり、たたかわなくても当然の権利が保障される社会が訪れるよう、まずは朝鮮学校に対する理解を広め、本当の意味での平和共存を目指したい」と語った。
総会終了後には、校庭で在日同胞パフォーマーの金昌幸さんによるパフォーマンスショーが披露された。参加者らは七輪を囲んで焼肉を食べ、交流を深めた。
(朝鮮新報
周未來 2011-12-02 ) 当日確認された活動方針 朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・活動方針 (1)朝鮮学校を支える会・京滋の活動を継承し、朝鮮学校の支援にかかわる様々な活動や個人の経験を学ぶ機会を定期的に設ける。 (2)日本の学校を含めた様々の教育現場との交流・連携を促進する。 (3)朝鮮学校の行事や催しへの参加を呼びかけ、学校関係者と多様な交流を図る。 (4)朝鮮学校支援基金(仮)に向けた会の体制を確立する。 (5)朝鮮学校に対する自治体助成の制度・枠組みを維持・発展させる。 (6)全国の朝鮮学校・支援団体とのネットワークをひろげていく。 (7)高校無償化実現と京都第一朝鮮初級学校襲撃事件裁判勝利のための活動に取り組む。 |