税理士試験の受験資格が朝鮮大学校在学生にはじめて認められました。

金東鶴
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規制改革:国家資格受験の門戸が徐々に拡大

国家資格の受験の門戸が徐々に広がってきている。政府が進める規制改革の一環で、「個別の審査」や「法律の改正」など拡大の形式はさまざまだが、弁理士のように受験資格の要件が撤廃されたケースもある。税理士試験では、今年初めて朝鮮大学校(東京都小平市)の学生が、日本の大学生と同様に、試験を受けられるようになった。
 政府は90年代から規制の見直しに取り組み、01年3月に「規制改革推進3か年計画」を閣議決定。この中で、国家資格についても受験者を制限する要件の緩和や業務範囲の拡大などの見直しを迫っている。
 これを受けて、弁理士試験は02年から年齢も含めて受験資格が撤廃された。法律改正に基づくもので、公認会計士や不動産鑑定士でも来年から誰でも受験できるようになる。公認会計士の場合、従来は3次試験まであり、2次試験を受けるには、1次試験合格者か大学での一定の単位を取ることなどが条件だった。
 朝鮮大学校の学生で今年8月に税理士試験を受けるのは3人。これまで日本商工会議所主催の簿記検定試験1級を取るなどして受験の要件をクリアしてきたが、受験資格について個別審査する国税審議会で認められた。簿記検定のために専門学校に通ってきた経営学部4年の李慶柱(リキョンジュ)さん(21)は「1級取得のために、
時間だけでなく経済的にも大きな負担だったので助かる」と話した。
 同大学卒業生については、司法試験でも今年から個別の審査にパスすれば1次試験が免除されるようになった。こうした規制緩和の動きについて、外国人学校や民族学校の問題に取り組んでいる師岡康子弁護士は「一歩前進と言えるが、民族学校などは日本の一般の学校と同等に扱われるべきだ。個別認定では根本的な解決にはなっていない」と指摘している。
毎日新聞 200567日 1207

朝大出身者の税理士試験受験可能に
http://210.145.168.243/sinboj/-2005/02/0502j0607-00001.htm

朝鮮大学校の在学、卒業生が今年度から税理士試験を受けられるようになった。
 3日、朝鮮大学校(東京都小平市)経営学部4年生の学生3人が東京国税局に税理士試験の受験申請をし、受理された。
 これまで国税庁は朝鮮大学校が学校教育法上の「各種学校」であることから、税理士受験資格を認めてこなかった。そのため税理士資格取得を目指す同大生は日商簿記1級の資格を取得するなどして、税理士試験の受験資格を得てきた。
 在日本朝鮮人人権協会の常任理事で税理士の呉圭哲氏は「民族教育を受けながら、会計、税務を専門にする職業に就こうとする学生たちにとって朗報であり画期的なことだ。一日も早く資格を獲得し、同胞社会の経済的地盤を強化する一翼を担ってほしい」とコメントした。
[朝鮮新報 2005.6.7

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