平成13年8月5日岩木山のふもとの岩木荘に家族と私の両親と共に泊り、ねぷた祭りを観てきました。弘前の郊外にあるホテルなのでホテルのバスで、あらかじめ確保してある桟敷席に行き、そこで見物しました。バスから降り、地下通路を歩いていくと、ひときわ大きな太鼓の音に圧倒されます。パレードでは大きな太鼓と扇型のだしが人力で引かれています。印象的だったのは、高校生ぐらいの年齢の女子が、空の一点を見つめ、直径が3メートルほどある太鼓にまたがり、一心にたたいている情景でした。休むことなく一定のリズムで踊りを踊るようににたたいています。毅然としたその演技の中に若さと躍動感を感じました。 
 次の日は朝早く岩木山のふもとのミズバショウの池に行きました。池からは朝もやが立ち上がり、とても幻想的な風景でした。湿地帯を守る木道を妻と散歩し、戻ってみると朝もやが晴れ、岩木山とその鏡像が水面に写りとてもきれいでした。うぐいすの鳴き声も聞くことができました。太古の時代の日本を想像することができ、青森の自然の豊かさも実感することができました。ドライブをすると、りんごの木をいたるところに発見することができます。おもしろかったのはホテルの部屋名がすべてりんごの名前だったことです。
弘前ねぷた祭り

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