その場に居合わせた数十パーセントの人に発症する可能性がある・・・・
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
災害、事故など、人間が普段の生活の中で体験する範囲を越えた生命にかかわる外傷的出来事を経験した後に生じる様々な心的障害をいう。日本では北海道南西沖地震、阪神大震災、中越地震、中越沖地震、地下鉄サリン、911ニューヨーク同時多発テロ事件などで注目を集めた。
1.PTSDの診断基準
2.PTSDの危険徴候
○ 解離症状(自分が自分でない感覚)
○ フラッシュバック(日常のわずかな刺激が引き金となって外傷体験がよみがえる)
○ 自分の体験を人に話したがらない
○ 周囲との関係を拒絶する
○ 家庭崩壊状態
○ 死別による病的悲嘆
○ 履歴現象(後悔が愚痴っぽくなっている)
○ アルコール依存
○ 薬物依存
○ 記念日反応
3.PTSDの対策
○ メンタルケア
○ 急性期のストレス障害に対するすばやい対応
○
患者のいる現場に出かけること、話をきくこと(専門家の訪問相談)、知人等で本人が心を許す身近な人が話を聞いてあげる。
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情報の一元化
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コーディネーターと支援体制の構築