『歴史雑話』一周年


 今日で『歴史雑話』は一周年を迎えました。いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 そもそもこのコーナーをはじめたきっかけは、一年前の奈良旅行でした。その日は、午前中に「山の辺の道」の東にある竜王山に登り、午後から「高取城」を見学、そして夜には「唐招提寺」の観月会に参加しました。そのどれもがとても感動的で、その感動を記録しておきたいと思ったのです。
 もともと文章を書くのは好きだったので、ネタさえあればいつも楽しく書くことができました。
 ネタについては、当初はすぐにネタ切れになるかも、と思っていましたが、最近は「日本史探訪」の旅に出かけることも多く、よってその心配もなくなりました。
 内容については、単に思ったことや体験したことを羅列するのではなく、その歴史的遺産について自分で調べたこと、歴史的背景などをできるだけ記すようにしました。その方が文章に信頼性が出ますし、自身も歴史的知識が増えていきます。今はこの書き方が自分にとって一番よいと思っています。

 この一年間、このコーナーで訪れた場所は、九都府県(東京・愛知・岐阜・三重・滋賀・京都・奈良・大阪・山口)になります。とくに多いのが奈良県で、これはひとえに私の「奈良好き」によります。反対に、東日本は東京のみです。「東嫌い」なんでしょうね、きっと私は。
 今後は、東は新潟・長野、西は兵庫・岡山あたりまで足をのばせるといいな、と考えています。

 今後とも『歴史雑話』をよろしくお願い申し上げます。