平成13年度6年3組学級通信「エトランゼ」 ※bP36(3月20日発行)をもって廃刊 |
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bP33 弥生16(土)発行 “6年3組クラス解散パーティー”だ! ◇ 今週,翠学級恒例の“クラス解散パーティー”を開きました。今回も,子どもたちが企画・運営の全てをやりました。
bP32 弥生15(金)発行 大盛況!「クイズ・ミリオネ屋」 ◇ 先月末,「くすのきタイム発表会」がありました。これは「総合的学習」の発表会で,クラスごとに,「総合的学習」で1年間学んできたことを様々な方法で他学年の子に伝えようというものです。我が6年3組は,みんなで話し合った結果,「クイズ形式で京都・奈良のことを教えてあげよう!」ということになりました。題して「クイズ・ミリオネ屋」! ◇ 準備は全てグループごとに行いました。今まで学習してきたことを生かして問題を作り,それをB紙に丁寧に書きました。用意された問題は,中高学年用が40問,低学年用が20問。これらの問題で高得点を出すと,その子は通称「みのもんたの部屋」へ通されます。そこでラスト6問の超難問が出題されます。それも全てクリアーすれば“チャンピオン”です。 ◇ 当日,「クイズ・ミリオネ屋」は大盛況でした! 全校で一番“お客さん”が多かったと思います。そして,きっと1人も出ないだろうと思われた“チャンピオン”が2名出現したのには驚かされました!(2人とも2年生でした) とにかく楽しく忙しい2時間でした!
bP31 弥生8(金)発行 「エトランゼ」で振り返る1年間
bP26 如月25(月)発行 中国古典の名言 ◇ 3月が迫ってきました。春の到来ももうすぐです。寒いのが大っ嫌いな私にとって,暖かくなるのは何よりうれしいこと。ただし,そこには新たな難敵が……花粉症です。でも,寒いのに比べたら,まだましかな? ◇ ところで,テレビの中にはもう春がやって来ていますよ。毎年,最も早く春が訪れるのは,化粧品のCMかな?と思います。2月に入ると,早くも春色のリップのCMが始まります。今年なんかは,資生堂「ピエヌ」のCM(曲は「トミーフェブラリー」)を見るたび,春近し!と感じました。でも,毎年,こういったCMが流れる時期は,何となく,寂しいんですよね…… ◇ 横山光輝のマンガ『項羽と劉邦』を読みました。全12巻の大作ですが,これがなかなか面白い! こういう作品を読んでいると,途中に有名な話が出てきます。『項羽と劉邦』で言えば, 「背水の陣」「四面楚歌」等がそれです。「四面楚歌」の故事など,いくら暴君と言うべき項羽と言えども,その最期は哀れでなりません。私はどうも影響されやすい質なので,中国古典に触れるとすぐに「あ〜,中国行きたい!」と思ってしまいます。きっと,来年あたり,行くのでしょう…… ◇ 『項羽と劉邦』を読んだ後,中国への関心が尾を引いたようで,すぐに『中国古典一日一言』という本を読み始めました。そして,これまたいい本なのです。日々の生き方,リーダーとしての心得等,珠玉の言葉の数々が収められています。思わず幾つか手帳に書き留めてしまいました。
bP25 如月22(金)発行 貞子は恐ろしい…… ◇ 学校では,卒業に向けて着々と準備が進んでいます。「卒業式準備委員会」が開かれたり,「卒業者名簿」を書いたり,「卒業文集」を作ったり……そういえば,卒業式までもう1ヶ月を切っているのですね。3学期に入り,月日の流れは速まるばかりです。う〜ん…… ◇ 先日,映画のチケットをもらったのですが,期限まで3日間しかありませんでした。しかも3日間とも平日。仕事が山ほどあったので,「残念だけど行けないな」と思ったのですが,「折角だから……」と思い直し,3日間,猛然と仕事したのでした。そして,その甲斐あって最終日に何とか見に行くことができたのでした。木曜日でしたが,やっぱりお客さんは少なかったですね。家族連れならいざ知らず,私のように1人で行く人は,平日にゆったり見た方がいいかもしれませんね。今度からはこのパターンで行こうっと! ◇ ちなみに見たのは「仄暗い水の底から」。ビデオ「リング」を2度レンタルし,あまりの怖さに2度とも10分でリタイアした私にとっては,かなりのチャレンジでした。確かに怖かったのですが,何とか耐えました。これで少し自信を持った私は,次の日,三度「リング」をレンタルし,見てみることにしました。今度は……最後まで見れました。この2日間で,私は苦手だった “日本のホラー映画”を克服したのでありました……それにしても,貞子は恐ろしい……
bP24 如月21(木)発行 学級委員の決め方 ◇ 季節外れの話ですが……本校では,4月と10月に学級委員を決めます。普通ならどうやって決めるでしょうか? まず,立候補を募ります。誰もいなければ“推薦”を出させます。候補者が複数の場合は“選挙”をします。以上は一般的な方法です。民主的な方法であり,これはこれでいいと思います。しかし,私はやったことがありません。 ◇ 私の方法はこうです。前日にこう言います。「明日,学級委員を決めます。立候補者は20秒のスピーチをしますので,言うことを考えてきなさい。ちゃんと言えた子にはジャンケンの権利を与えます。勝った人が学級委員です。学級委員は“ヤル気”さえあれば絶対できます。困ったときは先生が助けます。ぜひ多くの子が立候補して下さいね!」……ジャンケン? そう,ジャンケンです。 ◇ “選挙”すると,どうしても選ばれにくい子がいます。当選する子はいつも同じ子になります。 同じ子が当たり前のように当選する−果たしてこれでいいのでしょうか? 私はこういうの, 嫌なんです。何も国会議員を決めているんじゃないんです。教育の場において,児童を成長させたいと思ってやっていることです。“選挙”ではなりにくい子にも,ぜひやらせてあげたい……自信のない子にもやらせてあげたい……そして「できるんだ!」という自信をつけさせてあげたい。これこそ教育ではないでしょうか? 私は“選挙”がいけないとは言っていません。でも,違った方法があってもいいと思うのです。教育は多様な方法で展開されるべきです。教師は子どもたちに「創造的たれ」と言いますが,教師こそ創造的でなければなりません。 ◇ 本当は“選挙”で決めれば“無難”ではあります。ジャンケンでやれば,きっといろいろな先生方から批判を受けることも分かっています。でも,私は自分の信念に基づき,断行します,こういうことは。担任としてそれくらいの“気概”があってもいいと,私は思っております。 bP19 如月6(水)発行 環境教育B続・「地球温暖化」 ◇ 4日(月),国際交流の授業がありました。ゲスト・ティーチャーは,カナダ人のMr.デービッド。デービッドの自己紹介あり,クエスチョンタイムあり,ビンゴゲームありと,楽しい活動いっぱいの1時間でした。デービッドは日本に来て2年半だそうですが,ゲスト・ティーチャーとしての腕はかなりのもの。何より明るくてノリがよく,子どもたちをひきつける力があります。見ていて感心しました。もともと私は,小学校の英語活動については“推進派”です。本校でも英語活動,やったらいいのにな……
bP16 睦月28(月)発行 狂言,面白いじゃないか! ◇ 昨日,生まれて初めて「狂言」を観ました。名古屋能楽堂で開かれた「万作を観る会」に出掛けたのです。私のお目当ては,何と言っても野村萬斎。映画「陰陽師」で観たときから,その存在感に圧倒され,是非生で観たいと思ったのでした。そして今回,早くもそれか実現することになったのです。 ◇ 能楽堂へは開演1時間前に入りました。初めて見る能楽堂は,照明が明るく,舞台は光って見えました。観客席はわずか630席。狂言は遠くから観るものではないからだそうです。客層は,やはり40才以上と思われる方が圧倒的ですが,20代らしき女性も結構いました。全体では,何と女性が8割以上。明らかに“萬斎効果”と思われます。ちなみに,最も少ないのは若い男性,つまり私のような者にございます。 ◇ 定刻になりました。「どうやって始まるのかな?」と思いきや,いきなり笛の音が聞こえてきて……舞台は,厳かに始まりました。本日の演目は,「三番叟」(さんばそう)・「仏師」(ぶっし)・「靱猿」(うつぼざる)の3つです。 ◇ まずは「三番叟」。いきなり万作・萬斎親子の共演です。この「三番叟」,前半は,狂言では珍しく足拍子を激しく踏み,跳躍する躍動的な舞です。後半は,黒い面をつけ,鈴を鳴らしながら荘重に五穀豊穣を祈ります。全曲を通じて,足拍子の動きが祝祭的なよろこびを演出しています。ストーリー性はありません。 ◇ この「三番叟」はよかった! とくに前半はいい。一言で言えば“厳しい狂言”。万作は渾身の力で舞い,萬斎は毅然かつ華やかに舞う……思わず見とれてしまいました。「三番叟」の前半は,手(と言うか袂)の動きに特徴があります。萬斎のそれは,有無を言わさず格好いい! これぞ萬斎!!! ◇ 次は「仏師」。田舎者が仏像を買い求めに都に行くが,詐欺師にだまされるというストーリー。演じるは名古屋の狂言師。これがまた面白い。田舎者があまりにも間抜けで,詐欺師の動きも滑稽で,会場は笑いに包まれました。“楽しい狂言”でした。 ◇ 最後は「靱猿」。猿の皮を譲ってくれという大名の強引な要求に,猿曳きはやむなく猿を殺そうとする。しかし,無邪気な猿のいじらしさに殺しかね,大名も哀れに思って命を助けるというストーリー。猿曳きを萬斎,子猿を萬斎の長女・彩也子ちゃん(4才)が演じます。 ◇ 「靱猿」は萬斎のデビュー作でもあります。22年前,この小猿役でデビューしたのです。この小猿,動きが本当にかわいらしいく,観客の目を惹きつけます(私は萬斎ばかり観ていましたが)。でも,猿の面をつけているため,最後まで素顔を観ることはできませんでした。一目でいいから観てみたかったな。 ◇ 約2時間半の舞台でした。感想はズバリ,「狂言,面白いじゃないか! 萬斎,やっぱり格好いいな!」。是非また観に来たいと思いました。 bP13 睦月23(水)発行 3学期も“パーティー”を! ◇ 少し前の話ですが,2学期末に“年末のパーティー”を開きました(題して「3学期までごきげんよう!」)。班ごとに企画を考えた後,多数決で3つの班の案を採用することに決めました。それから数日間は,教室の飾り付けやゲームの準備などをしました。そして,当日は3時間たっぷり楽しみました。まず体育館でバスケット大会をやりました。次に教室で「歴史ビンゴ!」大会と「なんでもバスケット」をやりました。担当した班がしっかり企画・運営してくれたおかげで,とても楽しい時間を過ごすことができました。3学期は「バスケット指導会」と「校内マラソン大会」があります。ぜひ優勝して,また“パーティー”ができたらいいな!と思っています。 bP11 睦月15(火)発行 新HP,できました! ◇ 前号で「新HPを開設する!」と書きましたが,新HP,つくりました〜!!! S先生に手伝っていただいて,この連休中につくったのです。実は去年もHPをつくったのですが,今では“生ける屍”と化しております(よって今月中に閉鎖)。今回,意を新たにし,新しく開設した次第です。タイトルは「教師修業の道〜5年目教師の教育レポート〜」。コンテンツは,@自己紹介A教育実践B学級通信Cレポート等Dザ・青論E読書日記……の6つ。Aでは日々の授業内容を紹介していきます(只今工事中)。Bでは「エトランゼ」の一部を掲載します。Dでは様々な時事ネタについて私論を書きます。Eは私の読書記録です。どのコンテンツも日々進化していきますので,よろしかったら見てやって下さい。 ※ 尚,HP上では個人名を掲載していません。Bの「エトランゼ」についても,子どもたちの実名は出していません。
bP09 睦月7(月)発行 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 ◇ あけましておめでとうございます。いよいよ2002年がスタートしました。日本にとって,そして子どもたちにとって幸多き時代になることを心から願っています。さて,今年度も残すところ3ヶ月となりました。担任としてさらに頑張る所存ですので,ご協力をお願いいたします! ◇ 持ち物について確認しておきます。
bP07 師走27(木)発行 続・怪しげ?「陰陽師ツアー」 ◇ 北野天満宮はとても混雑していました。参道には出店がたくさん出ていて賑やか。その中に中高生らしき子が大勢いるのは,「学問の神様」へお願いすべきことがあるからでしょう。いや〜,ナンダカンダ楽しい北野天満宮でした。 ◇ 次に行ったのは「晴明神社」。その名の通り,陰陽師・安倍晴明を祀る神社です。晴明神社は晴明亡き後,晴明邸の跡地に建てられました。しかし,応仁の乱などで焼かれてしまったため,今の地に再建されたとのこと。最近は『陰陽師』のおかげで人気スポットとなった晴明神社ですが,行ってみるとビックリするほど小さな神社。そこら辺にある神社と見分けがつかないくらいです。違うのは,まず絵馬の多さ。有名人の絵馬もたくさんあって,さすが人気スポットだと思いました。それに女性客の多さ。約半数は10〜20代らしき女性なのです。映画とマンガの影響でしょう。グッズ(と言っては不謹慎か?)もよく売れていましたね。そういう私もしっかり買ってしまいましたが。 ◇ 神社のすぐ近くには「一条戻り橋」があります。映画にも出てきました。この橋が「晴明ワールド」への入口なのです。また,晴明はこの橋の下に“式神”を隠していたと言われています。一応,橋の下を覗き込みましたが(私ってアホかも……),何もいませんでした(いたらスゴすぎます)。 ◇ 次に向かったのは「京都御所」。ご存知の通り,とにかく広〜いのです。正確に言えば,京都御所の中に入ることはできません。春と秋の一般公開のとき,もしくは事前に所定の手続きをしたときしか入れないのです(私は高校生のとき,1度入っているのですが,死ぬまでにもう1度くらい入りたいな〜と思っています)。今回は,乾御門から入って京都御所のまわりを歩きました。砂利を踏みしめ踏みしめ歩きます。そして「おや?」と思います。京都御所は四方を築地塀に囲まれています。ちょうど長方形のようになっていますが,なぜか北東の角だけくぼんでいるのです。これぞ京都御所の鬼門「猿ガ辻」です。鬼門だけに築地塀にも細工がされているわけです。さらには,その屋根裏に猿の木像を置き,鬼門を守らせています。しかし,この猿,夜ごとに辺りをうろつき,人にいたずらをしたため,以来,金網に閉じ込められたそうです(確かに閉じ込められていました)。また,ここは幕末に姉小路公知が暗殺された場所でもあります(猿ガ辻の変)。 ◇ 最後に向かったのは「平安神宮」。修学旅行の下見でも訪れましたが,映画『陰陽師』の撮影場所とあっては,今一度来ないわけには参りません。シンボルの大鳥居をくぐり,どんどん歩いていくと,正面に見えるは朱色の大門・応天門。そして,中に入ると……「何じゃ,ありゃ?」何やら大極殿の手前に妙な建物が2つ,できているではありませんか。そこには大きな看板が…「おみくじ」……あ〜,おみくじ売り場ね。正月の準備ですな。でも,ちょっと興醒めだな……大極殿に入ると,奥から何やら音楽が聞こえてきました。ちょうど儀式が始まったのでした。独特の楽器から奏でられる音楽は,いかにも荘厳で,思わず聞き入ってしまいました……
bP06 師走26(水)発行 怪しげ?「陰陽師ツアー」 ◇ 25日(火),日帰りで京都へ行ってきました。今回のテーマは「陰陽師ツアー」。映画・小説・マンガで話題の『陰陽師』ゆかりの地を訪ね歩くのです。ず〜っと行きたかったのですが,冬休みになってやっと実現しました。「陰陽師ツアー」ですからねえ,普段は行きそうもない場所もどんどん巡っていきますよ。それでは,スタートでございます…… ◇ 京都到着は8時08分。まず行くべきは観光案内所。「一日乗車券」を買うためです。修学旅行では大活躍だった乗車券。あちこち行く場合はゼッタイにいいですよ。結果的に安いですし,いちいち小銭を出す手間が省けるのがうれしいですね。 ◇ 最初の見学場所は「東寺」。京都駅から歩いて行ける場所にあります。空海が開いた寺院で,正式には「教王護国寺」といいます。平安京ができたとき,羅城門の東に東寺,西に西寺が造営されました。現在,羅城門と西寺はありませんが,東寺だけは東寺,いや当時の趣を今に伝えています。最も目をひくのは何といっても国宝・五重塔。江戸時代に再建されたものですが,高さ57M。現存する塔の中で国内最高だそうです。それに,南大門と金堂もなかなか立派でした。思わず写真を何枚も撮りたくなってしまうような,雰囲気のいい寺院でした。それにしても,敷地内を堂々と通学していく高校生たち……う,うらやましい…… ◇ 「羅城門」は今はないと書きましたが,場所だけはしっかりと分かっています。東寺から西へ500M行ったところです。せっかくなので足を運びましたが,小さな公園の中央に「羅城門遺址」と刻まれた石碑が建っていました。『陰陽師』で,源博雅が“玄象の琵琶”を取り戻しに来たのがこの門でした。当時,羅城門は盗賊や人殺しなどの“溜まり場”となっていました。その地に立ち,「当時はどんな様子だったんだろう……」と勝手に想像する翠でありました。 ◇ ここからは地下鉄に乗って北へと向かいます。目指すは「神泉苑」。神泉苑は,平安京造営の際に大内裏の南に造られた禁苑です。当時から雨乞いの霊場として有名でした。雨乞い伝説の中で最も有名なのは,東寺の空海と西寺の守敏の法力争いです(結果は空海の勝ち)。昔はかなり広かったそうですが,今では16分の1になってしまったとか。池に架かる朱塗りの橋は,願いを込めて渡れば叶うそうなので,とりあえず渡っておきました。ホントに叶うかな? ◇ 神泉苑から地下鉄とバスを乗り継いで,今度は「北野天満宮」へ。天満宮といえば,祀られているは菅原道真公(菅公)であります。『陰陽師』では,超恐ろし〜い怨霊として何度も登場します。実は,私が『陰陽師』で一番好きなのは菅公でして……だからこそ北野へ北野,いや来たの。菅公は超博学の人で(よって学問の神様なのです),ついには右大臣にまでなりました。それを快く思わなかったのが藤原氏。結局,菅公は藤原氏の陰謀で太宰府(福岡県)へ左遷され,その地で亡くなりました。以来,京では次々に怪異が起きました。度重なる落雷,疫病の流行,そして長い日照り。菅公の失脚に関係した時の権力者も次々に病死。人々はこれを菅公の祟りと考え,恐怖しました。そんな中で整備されたのが北野天満宮。菅公を神として崇め奉り,その怒りを鎮めようとしたのでした。それにしても,菅公の怒りは凄いですね(怒って当然ですが)。 『陰陽師』でも,その形相たるや凄まじいものがあります。でも,そんな菅公に,私はなぜか心ひかれるのです……(つづく) |