神奈川県立「生命の星・地球博物館」:視覚障害者のため

の誘導・案内ボランティア

 小田原にある神奈川県立生命の星・地球博物館をご存知です

か?もう既に何度か訪れた方も多いと思います。

2年前から私はこの博物館の、視覚障害者のための誘導・

案内ボランティアをしています。そこで少しこの博物館につい

て紹介します。

←ボランティア仲間の皆さん 

 

 

神奈川県立生命の星・地球博物館は1995年3月に開館した自然

科学系の博物館です。この博物館はバリアフリーより一歩進んだ”ユ

ニバーサルな博物館”を目指しており、館内は広く、エレベータやエ

スカレータ、障害者用トイレ等が設備されています。特に展示の一部

に触れられ、音声ガイドやトーキングサイン・ガイドシステムを導入し

ている事もあって視覚障害者の利用が多い博物館です。(音声ガイド

は対話形式になっており、大変楽しくそして分かり易い展示解説を聞

く事が出来ます。)

 

 この博物館の展示は次の4つのテーマから構成されています。

 @地球を考える−固体地球の営み 

 A生命を考える−地球生命の営み 

 B神奈川の自然を考える−−神奈川の大地と生物 

 C自然との共生を考える−人類の現在と未来 

そして資料も2.2トンの隕石、動植物の化石、特に幅8mの壁に大

小多数のアンモナイトは見事です。さらに恐竜の骨格標本レプリカ、

動物の剥製などどれとっても国際級の物が多くあり、展示方法も工

夫されています。じっくり見ると2,3時間はあっという間に過ぎてしま

います。子供からかつての子供まで、興味満点の幸せにひたれるこ

と確約です。

初代館長は地球物理学の濱田 隆士先生、現在は2代目、土壌動物

特にササラダニの専門家でもあり、先日南方熊楠賞を受賞された青木

淳一先生です。

 

博物館の連絡先は下記の通りです。

 

 神奈川県立生命の星・地球博物館

〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499

TEL:0465-21-1515 FAX:0465-23-8846

企画普及課

 E-mail: mailto:plan@mail.pat-net.ne.jp

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/museum/g.html

 

交通:箱根登山鉄道「入生田」駅より徒歩3分

休館日:月曜日、祝日の翌日

入場料:高校生以下と65歳以上は無料

     20歳以上510円(学生400円)

     20歳未満300円(学生200円)

 

 日本盲人マラソン協会(JBMA):伴走ボランティア

  初めて視覚障害者の方の伴走をしたのは平成2年2月に昭和記念公園で

開催された第1回JBMA東京大会でした。その時、走りたくても伴走が見つか

らなくスポーツする楽しみを味わえない人がたくさんいることを知りました。

その後、”ノーマライゼイション”という晴眼者と区別しないで一緒に走るマラ

ソン大会も増えてきました。盲人の方が伴走者を探すことはいつも一苦労です。

伴走は小さなロープの輪を介しますが、そんなに難しくありません。私は10

分程度ですぐ慣れました。また伴走者の走力レベルに見合った人が組み合わされ

ますので心配ありません。第一日曜日、朝10時から東京の代々木公園で練習会

をしています。皆さんの中で伴走を体験してみたい人は勇気を出して参加してみ

ませんか?

トップページへ