プロフィール:ルーミス

●フルネーム:ルーミス
●年齢:13歳(スタート時)
●誕生日:7月27日
●身長:146センチ(スタート時)→152センチ
●体重:39キロ(スタート時)→43キロ
●利き手:右

●武器:無銘の刀
一見、銘すらない雑刀だが、その実は非常に強力な聖の属性を付与されている。
魔法やスキルを使わなくても、実体のない霊体なども斬る事が可能。
また、所有者の魔力を増幅するという魔道器めいた能力も持ち合わせている。
その所為か、この刀を構成している部位はことごとく、異常な程に丈夫かつ堅牢であり、ルーミスが長々と使い込んでも、曲がりや歪みどころか刃こぼれひとつ存在しない。

●防具:ボディアーマー
基本的に単なる胴鎧。麻痺毒を防ぐ精錬が施されている。

●装飾品1:天空神の魔除け
●装飾品2:運命神の耳飾り
双方共に『剣聖』になる寸前、竜王の島で手に入れた品。

●容姿
明るい栗色の髪に琥珀色の瞳。
童顔気味だが、意外と大人びて見える事も。
かなり着痩せするタイプで、小柄ながらスタイルは抜群。
ただし当人は『太っている』と勘違いしている。

●性格
しっかりしている様で、実は結構抜けているため、周囲をはらはらさせる気質。
責任感や正義感が強く、世話焼きの面もあり、時にお節介になってしまう事も。
勇敢と言うより命知らずで、蛮勇すれすれの行動を取る事もある。
自分のために何かをするという意志が弱く、他人ばかりを尊重する傾向がある。

●備考
愛称はルー。長くも複雑でもない名前なのに、そう略されてしまう。
瞳の色素が不安定で、緊張したり興奮したりすると、瞳が赤紫色に変色する。
好物は魚料理とお茶。苦手な物は魚以外の肉類。
趣味は読書と入浴、それと料理で、特技も料理。特に茶を淹れる技術だけはエリス以上。
いつも刀の修練をしているが、その素質はむしろ魔道師向きで、精霊の存在を身近に感じとる事ができるほど魔力が高い。
そのため、精霊を殺してしまう現在の魔法に対して嫌悪があり、魔法を使いたがらない。
魔法の構築は、精霊を殺さないために、自分の魔力を媒介にして精霊の力を少しずつ借り集め、その魔力で魔法を発動させるという方法をとっている。
旅空の下で育ってきた為、駄洒落や性的な話題を理解するセンスが欠落しており、冗談を冗談として流したり笑い飛ばしたりする事を苦手としている。

●コメント
基本コンセプトは『マテリアルは超人級、メンタルは普通の娘さん』。
性格コンセプトは『いい子過ぎるほどいい子』。
今まで書いてきたどんな作品のキャラでもそうなのですが、容姿内面共に自分の好みから微妙にズレたキャラクターにしてみました。
自己犠牲が当たり前になっているという精神的に不健全な状態から、自分のために何かをするという精神を育てる、というのが彼女の物語のひとつのテーマです。
他人に尽くすというのは美しい事なのかもしれませんが、度が過ぎると病気です。
そこから如何に抜け出すか。それは重要な問題だと思うのですよ。
その事に対するひとつの答えが書けたらな、と思っています。


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