From: 宮崎碩文
Subject:主課題・・・4/19予定の田坂氏との対話について
To:武田薬品工業梶F鈴木孝平さん

鈴木さん,

日頃大変 お世話になっております。

昨日 お電話でお話ししました件名について 当方が想定している主課題を
まとめましたので ご参照の程 宜しくお願いいたします。

日 時: 4/19(日) 午後2:00〜 , 武田滑ツ境安全室長:田坂昭弘さん
主課題: 環境安全・安心に関する「配慮・対策」提案など
主目的: 「施設排出物」の最低限の「安全・安心」を担保する事など
主提案:
 1: 「排気」 に関する対策提案: 
    外部環境への排気が「安全」であることの「証明」として
      全ての該当施設内で共有化すること。
   註記: 
    = すなわち 実験棟(含:動物保管場),事務棟,託児所,社員寮内にも
      住民と同質の「排気・空気」を循環利用することで 「リスクの最小化」
      の「証明」の一つとして 住民の「不安」感情が「緩和」されと考えます。
    = WHOバイオ・セーフティー指針/バイオ・セーフティー・ガイダンス      
      http://www5d.biglobe.ne.jp/~mmlab/bio/EnvBioAll.htm#refA020 
      http://www5d.biglobe.ne.jp/~mmlab/bio/EnvBioAll.htm#refA020
      の書面では HEPAフィルター経由の空気は安全キャビネット外への
      還流を「可」としています。
    = これはいわゆる「バイオ・アッセイ」発想の応用対策の一種です。

 2: 「焼却炉」 に関する対策提案: 
    該当施設内に「焼却炉」は設置せず 実験動物の遺体は
       国立感染症研究所などと同様に冷凍化して専門業者
       経緯由で指定処理すること。 
   註記: 
    = すなわち 実験動物はヒトと同様に 当然ながら相応の「尊厳」が
       求められています。 
      http://www5d.biglobe.ne.jp/~mmlab/bio/EnvBioAll.htm#refD100B
    = 実験動物の死後の「遺体・死体」 の焼却処理立地規定については
      住民の「心情」をも加味した「ヒト」の神奈川県埋葬条例       
       http://www5d.biglobe.ne.jp/~mmlab/bio/EnvBioAll.htm#refF332
       火葬炉立地条件300m規定は「実験動物」についても同様の条件を
       配慮されるべきと斟酌します。
    = もっとも 該当地域の住民が「心情」条件を「配慮不要」と判断する
       場合には 300m規定は「無配慮」でも構わないと考えます。

 3: 「排水」 に関する対策提案: 
    工場排水(事業所から排出される全排水)は該当施設の「水処理施設」を
      通して河川に排出すること。 
    また 「バイオ・アッセイ」発想の応用対策の一種として 「魚等の生息確認」
      設備等による「排水」の安全性証明対策を講ずること。

   註記:
    = すなわち  「大清水浄化センターには 如何なる”工場排水”も受け
       入れない。」 と定めた
       「協定書:基本協定:S53/1/29 (藤沢市と大清水地域住民間の協定)」 
       http://www5d.biglobe.ne.jp/~mmlab/bio/MemoP3Lab/TakedaConv/TakedaConvHist.htm#ref70
       が存在しています。           
    = 「協定書:基本協定」 が 存在する限りにおいては これに従わなければ
      なりません。 
    = 「魚等の生息」設備等の導入によって 住民の「排水の危険性不安」感情が
       「緩和」されと考えます。  
       実例: 「東京都多摩川北水再生施設」 が採用。  

 4: 装置仕様情報 及び 工程管理情報 について: 
    「殺菌装置」,「排気・排水」に拘わる「安全上の各種設備」詳細情報提示
      の予定日程について。
   註記:
    = これらの情報を元にして 行政・市民が「安全性」 の事前確認を行なう事が
       出来ます。

以上です。

宮崎碩文  H21/2009/4/02
HMiyaz@msh.biglobe.ne.jp