Subject: Re:武田事業所・・・遺伝子組換え生物等の不適切な使用等・・・・最優先 Date: 06 Dec 2011 23:38 +0900 From: H.Miyazaki To: 武田薬品工業叶V研究所プロジェクト・リーダー:野村一彦さん:「医薬研究研究業務部主席部員」 cc: 藤沢市環境部環境保全課長:兼松さん cc: 鎌倉市保全課長:黒岩さん 野村さん, ご多忙の中 早速ご対応いただきまして感謝しております。 @ については了解しました。 A についてですが 次のような質問をさせてください。 <質問> =>参考PDF書面「二種省令の内容」の中に ベクター + 供与核酸 = 遺伝子組換え生物 との掲載がありますが このフローに関連してお伺いしたい事は; −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 例えば P1/P2クラスの素材同士であっても 何らかの「遺伝子組み換え」 操作を施した結果に生成された素材の「素性」には 生物学的な有害性:毒性/感染性・etc」 を有する可能性がある と思うのですが この認識は正しいでしょうか? 現に 創薬工程においては 上記のような「有害性リスク」の有無を検証 する事が 「効能評価」に加えて必要であるから 薬事法などで必ず動物 実験などを義務付けていると理解しています。 さらには そのような「危険性」のあるかもしれぬ実験を行うからこそ 実験済み動物を「特別管理廃棄物」と指定しているのではないでしょうか? 言い換えると 「遺伝し組み替え」工程に用いられる素材がP1/P2であっても 結果生成素材は 必ずしもP1/P2の定義範疇であるとは限らないのではないか と云う解釈です。 重複しますが Salmonella typhimurium TA1535という特殊な株が哺乳動物等に対する病原性が ない微生物だとしても 何らかの「遺伝子組み換え」操作を行った「結果物」が 必ず操作前と「全く同じ素性の微生物である」とは理論的にも決して断定出来ない はずです。 もしも「確実に無害である」ならば その論拠をお示しください。 「排気検証対策」については 「安全確保・管理」の視点から 再度次のように提案します。 詳細は =>別紙をご参照下さい。 時節柄 3・22 東電原発事故を契機に 国民全体が 広く社会環境影響「危機管理」を 学んでいます。 また 東電は原子力損害賠償と云う前代未聞の課題に取り組んでいます 貴社事業活動も決して例外ではありません。 「大気・排気」を一つの例として 最善対策を講ずる事を切望する次第です。 「論と証拠」が全べてです。 以上 改めて 貴社の正式見解をお聞かせ頂きたく思います。 宮崎碩文 H23/2011/12/06 HMiyaz@msh.biglobe.ne.jp (2011/12/06 15:10), Nomura_wrote: > > 宮崎さん > > いろいろとご心配をかけております。下記のご質問については、以下の通りお応えします。 > > @ 遺伝子組換えは三種いずれの微生物にも行っています > > A 文部科学省の発表に、<当該大腸菌、バキュロウイルス及びサルモネラ菌は、哺乳動物等に対する病原性等はない。 > となっていますが、使用したサルモネラ菌はSalmonella typhimurium TA1535という特殊な株を使用しています。 > この株は、哺乳動物等に対する病原性がない微生物として研究開発二種告示によりクラス1に分類され、広く使用されています。 > 下記のリンク参照です。 > > =>文書 > > 野村 > > なお、排気に関するもうひとつの貴E-mailにつきましては、申し訳ございませんが、従来以上追加するコメントはございません。 > > > > > From: H.Miyazaki > Sent: Tuesday, December 06, 2011 4:25 AM > To: Nomura Kazuhiko/医薬研究研究業務部主席部員 > Subject: Re: 武田事業所・・・遺伝子組換え生物等の不適切な使用等・・・・最優先 > > 野村さん, > > こんばんは。 いろいろと悩ましい課題で大変なことと推察します。 > > 質問とお知らせです。 > > 文科省の文書には > 漏れたのは 「遺伝子組み換え大腸菌、バキュロウイルス及び サルモネラ菌を含む廃液」 > いずれも 「哺乳動物への病原性はない」 と書いてあります。 > > <質問1> > 「遺伝子の組み替え」を行ったのは大腸菌だけですか それとも三つの菌全部ですか教えて下さい。 > > <質問2> > 「サルモネラ菌」は明らかに ヒトには有害なので 衛生法でもしっかりと「規制」しています。 > 何故 「哺乳動物への病原性はない」としたのか 理由を教えて下さい。 > > <お知らせ> > 下記のNPOオメガ「バイオ・ハザード」ページの「考察15」「考察16」「考察17」を是非ご参照下さい。 > 藤沢市電子会議室にも発言引用しています。 > また 市の土木部長・課長,環境部長・課長にも紹介済みです。 > =>「バイオ・ハザード」ページ > > 宮崎 H23/2011/12/06 > > > (2011/12/02 9:02), Nomura wrote: > > 宮崎さん > > このたびは、宮崎さんを始め皆さんからご指摘を受けていることが発生し、 >また、防ぐことが出来なかったこと、誠に申し訳ございませんでした。 > まさにヒューマエラーです。 > > 今外部からの問い合わせ等に追われているところですが、当然ながら、 >原因 の徹底究明、そういったヒューマンエラーを起こさせないための、 >教育訓練等々昨日から改めて実施しておりますがこれも遅きに失していると >お叱りを受けるところかと存じます。 > > 早急に今後このようなことの起きないよう万全の対策を立てたいと存じま す。 > > 取り敢えず、お詫びまで。 > > 野村 > > > From: H.Miyazaki > Sent: Thursday, December 01, 2011 10:45 PM > To: Nomura Kazuhiko/医薬研究研究業務部主席部員 > Subject: Fwd: 武田事業所・・・遺伝子組換え 生物等の不適切な使用等・・・・最優先 > > 野村さん, > > ご無沙汰しております。 > > 早速ですが 藤沢市兼松氏に送ったメールを転送します。 > > まさかの「出来事」 ・・・・文科省情報によると 決してあっては > ならない「ヒューマン・エラー」が「原因」との由ですね。 > > 以前に電話でもお話ししましたように 不具合などの出来事の > 大半は「人的要因」です。 > 幾ら留意しても 決して「しすぎる」ことはありません。 > 全ては 如何に「Chek・確認」するかが要です。 > 福島原発同様 「過信」は厳禁ですよね。 > > 兼松氏に留意事項を示しましたが 貴社としても同様のことを > 「しかと」ご対処下さい。 > > 宮崎碩文 H23/2011/12/01 > > -------- Original Message -------- > > Subject: 武田事業所・・・遺伝子組換え生物等の不適切な使用等・・・・最優先 > Date: Thu, 01 Dec 2011 22:06:31 +0900 > From: H.Miyazaki > To: 藤沢市環境部環境保全課長:兼松さん > > 兼松さん, > > 日頃 大変お世話になっております。 > > 昨日(11/30)生じた 武田薬品工業株式会社湘南研究所における > 件名出来事には すっかり「驚かされました」。 > > 協定書を持ち出すまでも無い事ですが 事業所稼動間もないこの時期の > 出来事は 断じて「あるはず」がないのではないでしょうか? > なぜならば 行政が「しかと「指導・管理・監督」しているはずですから・・・・。 > > 何がどうしたのか? > 何故予防できなかったのか? > 何処にチェック方法の「落ち」があったのか? > 有効性&実効性のある再発防止策はなにか? > > などなど 是非「責任行政」部門として お聞かせ下さい。 > 時期をみて市のHomePageに 公知・公表してください。 > > 参考・・文科省情報: > =>資料1 > =>資料2 > > 宮崎碩文 H23/2011/12/01