< 議事録・・・・鎌倉市 > 件名: 武田薬品工業新施設内の「実験動物死体焼却炉設置中止」について 日時: H22/2010/4/22 場所: 鎌倉市会議室 出席: 鎌倉市副市長:兵藤芳郎氏,環境部長:相沢千香子氏     環境部次長 :鈴木善博氏,環境保全課長:黒岩弘之氏,資源循環課長:古屋善啓氏,     三輪裕美子 鎌倉市議(前),石川敦子 鎌倉市議(現)     宮崎碩文(藤沢市民) ◎主旨説明 by 宮崎:   1: 武田プロジェクト概要確認        前回の市長・副市長との対話(2010/3/17)の内容を踏まえて 当案件の        諸背景・諸事例・諸現状などを 説明した。   2: 当案件の「課題解決」に向けて論点整理し提案を行なった。骨子は以下の通り。    *********************************************************************************    A: 課題「焼却炉設置」は 単に「公害環境=技術基準:環境省」のみならず       「公衆衛生環境=精神的基準300mなど:厚労省」をも踏まえた「高度の        行政判断」が求められていること。    B: 武田社は「行政指導に従う」と表明していること。    C: 既存の公共焼却施設利用について 「住民の反対」を理由に挙げていることを       踏まえると 「排出者責任」を持ち出して 住宅地に「焼却施設設置」を       許す事は「行政のエゴ」であり 住民が300m基準などを参考にしての反対     意志表示は極めて正当な主張である事。    D: 東京都,横浜市,茅ヶ崎市などが「行政指導」によって 外部委託している     前例に順ずる判断には 極めて正当な事由がある事。    E: 「外部委託経費」の多寡は 排出者の事業活動規模に依存するものであり       外部委託額が自主焼却投資額と比較を論ずるのは「企業のエゴ」である事。    F: 動物死体は外部への「搬出」前に殺菌装置「オート・クレーブ」処理を経るので       住民への安全性は確保される事。    G: 「オート・クレーブ」処理などの事業所内の全べての工程は ヒューマン・エラー       なども含めて十分に「検証」されるような「安全協定」を作成・締結される事。    H: 武田社,藤沢市,鎌倉市,市民との四者対話が課題解決の有力手段と考えている。       I: etc    *********************************************************************************