考察:札幌市「交通計画」検証

 

 

初版 : H27/2015/6/01 by H.M. 道路&交通を考える会   最新版 : H27/2015/12/16

  Intellectuals solve problems, geniuses prevent them.
by Albert Einstein

 

当「考察」 では, 下記市議会委員会における 市責任者の説明について

その内容の根拠を検証して 正しい事実認識を 指摘する事を目的とする。

 
市責任者の説明において 明確な根拠・証明が欠落・誤認識と思える点を
「コメント」として「根拠・参考」情報と共に 以下 「まとめ」て記載する。
         コメント まとめ

下記議事録記載(抜粋)の中で 「コメント」がある場合は 付記した。
         札幌市議会財政市民委員会 議事録(抜粋)


[ 札幌市議会財政市民委員会 議事録  (転記) ]

    陳情案件 第220号 : 判断・継続審議  平成27年2月12日(木曜日)開催

平成27年(常任)財政市民委員会:議事録 (原文)
 


 
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。

 
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。

 
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。


 

 
 議事録(抜粋)    平成27年(常任)財政市民委員会:議事録 (原文)  平成27/2015年2月12日
 
 開 会 午後2時9分

○山口かずさ 委員長  ただいまから、財政市民委員会を開会いたします。
 報告事項ですが、本日審査を行います陳情第220号につきまして、提出者より資料の提出がありましたので、お手元に配付しております。
 
 それでは、議事に入ります。
 最初に、陳情第220号 札幌市都市計画道路3・2・10環状通(南19条西7丁目〜16丁目)の整備に関する陳情を議題といたします。
 陳情第220号は、本日が初審査ですので、提出者から趣旨説明を受けるため、委員会を暫時休憩いたします。
    ――――――――――――――
      休 憩 午後2時10分
      再 開 午後2時28分
    ――――――――――――――

○山口かずさ 委員長  委員会を再開いたします。
 それでは、質疑を行います。

◆桑原透 委員  環状通の整備計画について、何点か質問します。
 きょうは、初審査ですので、少し細かくなるかもしれませんが、質問させていただきたいと思います。
 本陳情の対象である環状通の南19条西7丁目から西16丁目については、札幌市が順次整備を進めているところであり、現在も事業中だと
  いうふうに聞いております。
 
 そこでまず、質問ですが、当該区間は道路幅員20メートル、4車線道路でありますけれども、これをどのように整備していくのか、整備
  の計画や進捗状況について伺います。

◎佐藤 総合交通計画部長 環状通の事業中区間の整備計画と進捗状況についてお答えいたします。
 
 環状通の南19条西7丁目から西16丁目の区間は、20メートルの道路幅員を27メートルに拡幅し、車道を4車線から6車線にし、歩道は
  現況と同じ3.5メートルとする計画であります。
 このうち、西15丁目から西16丁目は、平成20年度に整備が完了しており、残りの区間は、石山通の国道230号線を境に2工区に分けて事業
  を実施しているところであります。

 石山通から西側の西11丁目から西14丁目は、平成16年度に事業に着手し、現在、約85%の用地を取得済みとなっております。
 今年度は地下埋設物の移設工事を行っており、来年度から電線を地中化するための工事に着手する予定であります。
 一方、石山通から東側の西7丁目から西10丁目は、平成24年度から事業に着手しており、用地取得に向けて物件調査
  などを実施しているところであります。
 :
 :
◎佐藤 総合交通計画部長 環状通の整備目的と6車線化の必要性についてお答えいたします。
   :
   :
 車線数を決定するに当たっては、パーソントリップ調査などから将来交通量を推計し、それに見合った車線数を確保して
    おります。直近では、平成18年に実施しました第4回道央都市圏パーソントリップ調査に基づく平成42年の将来交通量
    推計から、環状通の交通量は約3万台から3万5,000台と推計されており、全線6車線での整備が必要であります。
    
    コメント:by 宮崎 R6/2024/7/09
          第4回道央都市圏パーソントリップ調査に基づく平成42年の将来交通量推計では、現状4車線を維持
          した場合には 環状通の交通量は約2.4万台未満(第4種2級:市のBPR設定値)と推計されているから
          「4車線」を維持しても許容台数以下である。 「6車線化」は「不必要」である。
 :
 :
◆宮川潤 委員   :・・・・6車線の場合と4車線プラス右折レーンの場合に、当該地域でどういう違いが生じるのか、
           右折車はどのぐらいたまるのか、当該地域に当てはめてそういう調査をすべきだと思いますけれ
           ども、調査する意思はありますか。
◎佐藤 総合交通計画部長
           今のところはありません。

◆宮川潤 委員   :・・・・ですから、アンケートの結果、地域の人たちは反対者が明らかに多いというような結論に
           なっているのであれば、その意見はどうなのだと真摯に調査して、改めてその結果を近隣住民
           の方にお示しして、4車線プラス右折レーンでも本当に流れがよくならないのであれば、その
           ことをきちんと説明して納得してもらうという段階を踏む必要があるのではないですか。
           ないとお考えですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
           調査が必要かどうかということについては、必要ないと思っておりますが、説明については、
           反対があっても、きちんと丁寧にやっていくべきだと思っております。

◆宮川潤 委員   : なぜ調査は必要ないのですか。理由は何ですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
           先ほども定性的な意味で4車線と6車線の違いをご説明させていただきましたけれども、
           環状通につきましては、全体で6車線の整備ということでその機能が果たされると考えて
           おりますので、6車線は必要だと思っております。


◆宮川潤 委員   :それは、機械的に最初から6車線と決めているから必要ないということになるのですよ。そうでは
          なくて、ここで暮らしている人たちが圧倒的多数で反対だと言っているのであれば、少なくとも
          その人たちが納得できる説明が必要なのではないですか。
          まず、納得できる説明が必要だとお考えになりますか、なりませんか。
◎佐藤 総合交通計画部長
           できるだけ丁寧に説明していきたいと思っております。
 :
 :
 :
○山口かずさ 委員長
            なければ、質疑を終了いたします。
            ここで、陳情第220号に対する取り扱いについてお諮りいたします。
            取り扱いは、いかがいたしますか。
            (「継続」と呼ぶ者あり)

○山口かずさ 委員長
            それでは、陳情第220号を継続審査とすることにご異議ございませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○山口かずさ 委員長
            異議なしと認め、陳情第220号は、継続審査とすることと決定いたしました。 
 <コメント-A>    ==>

 ・ 都市計画審議会での計画審議内容に関して
 
          ==> 何故 該当区間の具体的交通量・車線数評価が一切審議しなかったか?
         
 ・ 「道路幅員を27メートルに拡幅・・・」の整備計画は 
 
          ==> 何時 どの審議会で 如何に決定したのか?
          
          ==> 6車線に拡張が不可欠の 明確な根拠? 
          
 ・ 「将来 当該道路の交通量が約3万台から3万5000台と推計される・・・
 
          ==> 具体的な数値根拠?
          
 ・ 「将来 当該道路の交通量が約3万台から3万5000台と推計される・・・
 
          ==> 具体的な数値根拠?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆桑原透 委員  今のお話では、道路幅を現在の20メートルから27メートルに広げ、車線数を4車線から6車線にする整備を行うという  ことです。  陳情では、札幌市の計画を見直し、6車線ではなく、4車線と右折レーンの5車線にすることを求めております。    車線数は、本件を審査する上で重要なポイントになるというふうに思います。  そこで、次の質問ですが、そもそもこの環状通の整備目的は何なのか、なぜ6車線で整備する必要があるのか、このことについて伺い   ます。
◎佐藤 総合交通計画部長 環状通の整備目的と6車線化の必要性についてお答えいたします。

 環状通は、本市の骨格道路網であります2高速3連携2環状13放射道路の1路線に位置づけられており、都心部への通過交通の流入を
  抑制しながら、地域間の交通の円滑化を図り、観光や物流にも大きく寄与する道路であります。
 さらに、第1次緊急輸送道路として、災害時の緊急輸送の中心となる道路であります。
 
 昭和40年代から順次整備を行っており、全延長22.65キロメートルのうち、83%に当たる18.8キロメートルが6車線で整備済みとなって
  おります。
 
 車線数を決定するに当たっては、パーソントリップ調査などから将来交通量を推計し、それに見合
  った車線数を確保しております。
 
 直近では、
 平成18年に実施しました第4回道央都市圏パーソントリップ調査に基づく
  平成42年の将来交通量推計から、環状通の交通量は約3万台から3万
  5,000台と推計されており、全線6車線での整備が必要であります。
 

 <コメント-B>    ==>

 ・ 道路幅員を27メートルに拡幅・・・
 
          ==> 何時 どの審議会で 整備計画が決定されたのか?
          
          ==> 6車線に拡張が不可欠の 明確な根拠? 
          
 ・ 将来 当該道路の交通量が約3万台から3万5000台と推計される・・・
 
          ==> 具体的な数値根拠?
         
 ・ 車線数を決定するに当たっては、パーソントリップ調査などから将来交通量を・・・
 
          ==> 具体的な数値根拠?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆桑原透 委員 6車線が必要な根拠としては、今お答えにあったように、パーソントリップ調査の結果に基づく将来交通量の推計による  ものであるということです。    国立社会保障・人口問題研究所が平成25年3月にまとめた市区町村別の将来推計人口によると、札幌市の人口は2015年ごろをピークに  減少に転じる見込みであるというふうに言われています。  人口が減少すると、それに伴い、人の移動や自動車交通量も減少すると考えるのが一般的だと考えます。    陳情理由の中に、環状通の事業区間は、整備によって交通量が2倍にふえると記述されております。  そこで、質問ですが、今後、札幌市の人口が減少していく中で、なぜ環状通の事業区間の交通量が増加するのか、これについてお伺い  いたします。
◎佐藤 総合交通計画部長  人口が減少する中で、環状通の交通量が増加する理由についてお答えいたします。

 まず、人口減少と交通量の関係についてであります。
 委員のご指摘のとおり、札幌市の人口は、将来、減少すると見込まれており、さきのパーソントリップ調査では、人口減少に伴って人の
 移動についても総量は減少すると見込まれております。しかし、これを交通手段別に見ますと、バスなどの公共交通は大きく減少する
 ものの、自動車利用についてはほぼ横ばいであり、札幌市域においては、人口減少下においても自動車交通量はほとんど変わらない
 と推計されております。

 次に、環状通の事業区間の交通量についてであります。
 この区間の現況交通量は約1万8,000台でありますが、交通量が大きく増加するのは、6車線化することで環状通が走りやすくなり、
 南22条の電車通など混雑している周辺の幹線道路から交通が転換してくるためであります。
 環状通の交通量が増加した分、周辺道路の交通量が減少することになるため、環状通の整備によって都心通過交通の抑制と山鼻地区の
 道路の混雑緩和が期待でき、札幌市全体にとっても地域にとっても大きなメリットがあると考えております。

 なお、環状通のうち、6車線で整備が完了している東区、白石区、豊平区の区間では、既に将来推計並みの約3万台から3万5,000台
 の交通が流れており、ボトルネックとなっている未整備区間を6車線化することで環状通の機能が最大限発揮されるものと考えて
 おります。
 <コメント-C>    ==>

 ・ 自動車交通量はほとんど変わらないと推計・・・
 
          ==> 何故 当該区間の交通量が増加するとするのか 数値根拠は?
          
          ==> 現4車線でも 十分の交通容量」があるのに 何故6車線へ拡張
                しなければならないのか? 
               その 数値根拠は?
          
 ・ この区間の現況交通量は約1万8,000台・・・
 
          ==> 根拠情報データは?
          
          ==> 現4車線道路の 許容台数の定義を理解しているのか?
          
          ==> 現4車線道路の 許容台数 & 現交通量 詳細情報は こちら。
                   参考:市民ケーススタディー
               
 ・ こ南22条の電車通など混雑している周辺の幹線道路から交通が転換して・・・
 
          ==> 転換があっても 現在4車線でも 十分余裕があり走りやすい
                実態を理解しているのか?
          
          ==> 現4車線道路の 許容台数 & 現交通量 をどう把握・分析
                しているのか?    参考:市民ケーススタディー
                      
 ・ 都心通過交通の抑制・・・
 
          ==> 如何なる 根拠情報データを以って「抑制」可としているのか?
          
 ・ 山鼻地区の道路の混雑緩和・・・
 
          ==> 具体的な「道路」名 と その交通量根拠データは?
          
          ==> 「混雑」の定義を正しく理解しているのか?
          
          ==> 許容限界値をどのように設定しているのか?
          
 ・ 東区、白石区、豊平区の区間では、既に将来推計並みの約3万台から3万5,000台の
     交通・・・
     
          ==> 具体的な数値根拠?
          
          ==> 東区、豊平区の区間(南北方向)と 南19条通(東西方向)との 
                交通需要の差異を正確に 理解しているのか?
               
 ・ ボトルネックとなっている未整備区間を6車線化することで・・・
 
          ==> 「ボトルネック」の意味を正しく把握しているのか?
          
          ==> 何故「南19条通」が混雑の「ボトルネック」と判断してるのか?
               数値根拠は?
               
          ==> 都心部混雑の「ボトルネック」を正しく把握しているのか?
          
          ==> 混雑度指数は何処のどのようなデータを使っ算定しているのか?
          
          ==> 過去の諸都心部混雑緩和対策の「効果」を正しく把握しているのか?
          
          ==> 交通計画課からの説明・データ・情報とは 全く異なるのは 何故か?
          
          ==> 市電ループ化による車線数削減(6->4車線)と 都心部混雑緩和対策
                との「整合性」は?
          
          ==> どの部門が責任を持って計画・予測・管理・検証するのか?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。

  :
   一部省略
  :

◆宮川潤 委員  当該地域は、現在、1日1万8,000台の車が通行しています。

 パーソントリップ調査の結果、平成42年には3万台から3万5,000台の車が通行するようになるだろうということでした。
 同時に、自動車交通の総量としては変わらず、ほぼ横ばいだということもありました。
 
 交通量全体が横ばいの中で、当該道路だけは約2倍程度にまでふえていく、周辺の道路からこの道路に車が流れてくる、集中してくると
 いうような説明でしたが、 果たしてそのとおりになるのかなというふうに思うのですね。
 
 道路が6車線になると、スムーズに流れるということはわかります。しかし、だからといって、周辺道路を走る方々が6車線の道路に行
 くかどうかというのは、周辺道路を走っている一人一人の方々が、どこに住んでいて、どこに行こうとしているのかという目的など、
 個別の事情があるので、車線数をふやしたからそこに流れるとは限らないと思うのです。
 スムーズに流れるからそちらのほうに行く人も、もちろんいるでしょう。
 
 しかし、そういうことばかりではないので、私は、そのとおりになるかどうか、ちょっと疑問を持っています。
 
 さて、今回、道路を考える会から出されている案は、4車線プラス右折レーンで5車線だそうです。6車線で3万台から3万5,000台という
 ことですが、4車線プラス右折レーンの場合はどういった予測になるのか、わかれば教えていただきたいと思います。


◎佐藤 総合交通計画部長  6車線と4車線の将来の違いと……(「4車線プラス右折レーンです」と呼ぶものあり)その将来の違いと
 いうことでございます。
 4車線プラス右折レーンということでございますが、交通容量というのは、その道路がどれぐらい交通を流し得るかという指標でありまして、
 4車線道路の交通容量は、道路の区分によっても若干異なりますけれども、おおむね2万4,000台でございます。また、交差点部ではピークの
 交通量や右左折の混入率でそれぞれ異なるので、交通容量については、交差点ではなく、道路の一般部の車線数から算定しております。
 したがいまして、右折レーンの有無にかかわらず、一般部の4車線であれば交通容量は2万4,000台と推計しておりまして、6車線につき
 ましては3万6,000台程度の交通容量がございますので、1万2,000台ほどの差がございます。
 <コメント-D>    ==>

 ・ 4車線道路の交通容量は おおむね2万4,000台/日でございます。・・・
          ==> この交通容量の 数値根拠は?
          
          ==> 交通容量は 95,760台/4車線/(12時間*1.3) である。
                  参考
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  4車線と4車線プラス右折レーンでは、私は、交通の流れは違うと思いますよ。  交差点部でないところは確かに4車線ですが、信号も何もないところでは交通渋滞になったり流れが悪くなったりしないのですよ。    大体、交差点のところで、右折車が右折できずにとどまるので、その後ろの車がつかえていると単なる4車線の場合、つまり片側2車線の   場合は、流れるところは1車線しかなくなるので交通の流れが悪くなるのだと思うのですね。     ですから、ただ単に6車線と4車線というだけでは、比較できるかもしれませんけれども、比較するのは難しくて、2万4,000台というのは   道路を考える会の方がおっしゃっている提案に応える数字ではないと思います。     特に、地方などの交差点が少ない場合は、おっしゃるような単なる4車線の数字を出してもいいのかもしれません。  しかし、都心部は違いますよ。  交差点が多いため、信号機が多いし、右折車が多いのですよ。その場合、ただ単に4車線の数字を持ってきて、交通容量はこうですよと   いうのは違うと私は思います。     そこで、パーソントリップ調査の結果ですけれども、4車線プラス右折レーンという調査はないのですか、あるのですか。
◎佐藤 総合交通計画部長 
 パーソントリップ調査では、ございません。
 <コメント-E>    ==>

 ・ パーソントリップ調査・・・
 
          ==> 「パーソントリップ調査」は 統計学上の数式に合致させるべく 
                実態調査情報を 加工・修正して統計処理する 分析手法である。
               
          ==> 従って この調査結果情報から 個々の道路区分の所要精度の
                交通量を分析する事は不可能である。
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  私が申し上げた、単なる4車線と、右折レーンがある場合とでは、特に都心部においては車の流れが違うということについては  どうお考えになりますか。
◎佐藤 総合交通計画部長  先ほども言いましたが、右折レーンの有無にかかわらず、4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台
 ということで1万2,000台の差がございます。
 
 仮に4車線に右折レーンを設けるケースでございますが、右折車が多く、右折レーンにおさまり切れない場合や、沿道施設に出入りする
  右折車がいる場合、また、路肩に路上駐車がある場合、4車線では通行できる車線が1車線となってしまいます。
  
 これに対して、6車線ではいずれの場合も片側2車線の確保が可能でして、先ほど委員からもお話がありましたが、4車線に右折レーンを
  設ける場合に比べて6車線のほうが交通の流れはスムーズになると考えております。
 <コメント-F>    ==>

 ・ 4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台・・・
 
          ==> この交通容量算定の 数値根拠は?  駐停車による縮小係数は?
           
          ==> 都心部と南19条通りとの 交通容量算定係数の差異・根拠は?
          
          ==> 交通容量の市民ケース・スタディー結果は次の通り。
 
                  考察 : 車線/交通容量 : 市民ケース・スタディー
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  右折車が大量の場合、右折で入りたい沿道施設がある場合、路上駐車がある場合、こうした場合は6車線でも8車線でも  交通の流れは悪くなるのですよ。    路上駐車があったら、悪くなるに決まっているのですよ。それは6車線でも4車線でも同じなのですよ。  それは6車線のほうが4車線よりも通行量が多いというのはわかりますよ。そうではなくて、私が聞いたのは、単なる4車線と、右折レー   ンがある場合では、都心部においては車の流れは違うのではないのですかという質問です。路上駐車の質問はしていませんから、その点は   どうですか。
◎佐藤 総合交通計画部長  4車線とは別に右折レーンがある場合は、委員がおっしゃるとおり、そのほうがスムーズかと思います。
 ただ、私が申し上げたいのは、6車線ですから、当然、その間の通行に関してはスムーズになると考えております。
 <コメント-G>    ==>

 ・ 4車線より 6車線では 当然その間の通行に関してはスムーズになる・・・
 
          ==> 市電ループ化によって 都心部の最大混雑道路の車線数を
                6から4車線に縮小したことによる 混雑改善は?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  8車線になったらもっとスムーズでしょう。10車線になったらもっとスムーズだ。多ければ多いほどスムーズなのは  わかりますよ。 それはそうだと思いますよ。    しかし、6車線を考えたとき、一番センターライン寄りのところには、右折レーンがないですから、そこに右折したい車がたくさん   たまって、交差点付近は片側2車線、4車線と同じような状況になるだろうと思うのですね。     ですから、6車線と4車線プラス右折レーンというのは、都心部においてはそう大きな違いがないように感じるのです。    2,922人分の署名も集まっているし、アンケート調査では、賛成と反対が157対13と圧倒的ではないですか。  これだけの住民の方々が意思を示したのであれば、札幌市は、今すぐ4車線プラス右折レーンにしますと言わなくても、少なくとも、   そのことについては十分な調査をする必要があると思います。      ですから、6車線の場合と4車線プラス右折レーンの場合に、当該地域でどういう違いが生じるのか、右折車はどのぐらいたまるのか、   当該地域に当てはめてそういう調査をすべきだと思いますけれども、調査する意思はありますか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  今のところはありません。
 <コメント-H>    ==>

 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  6車線にするというのであれば、調査をしてから結論を出すべきだと思いますよ。  調査もしないで、陳情者の言っていることはだめだとか、157人の意見がだめで、13人の意見を支持するとか、そういうことにはなら   ないでしょう。  やはり、沿線住民の方々にとっては毎日を暮らす場所となるのです。  車の流れがよくなって、都心部への流入が減るということは、悪いことだとは思いませんよ。しかし、住んでいる人にとっては、毎日   の生活の場なのですよ。その道路も含めて、生活の場の一部なのです。     ですから、アンケートの結果、地域の人たちは反対者が明らかに多いというような結論になっているのであれば、その意見はどうなの   だと真摯に調査して、改めてその結果を近隣住民の方にお示しして、4車線プラス右折レーンでも本当に流れがよくならないので   あれば、そのことをきちんと説明して納得してもらうという段階を踏む必要があるのではないですか。ないとお考えですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  調査が必要かどうかということについては、必要ないと思っておりますが、説明については、反対があっても、きちんと丁寧に
   やっていくべきだと思っております。
 <コメント-I>    ==>

 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  なぜ調査は必要ないのですか。理由は何ですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  先ほども定性的な意味で4車線と6車線の違いをご説明させていただきましたけれども、環状通につきましては、
 全体で6車線の整備ということでその機能が果たされると考えておりますので、6車線は必要だと思っております。
 <コメント-J>    ==>

 ・ 6車線は必要だと思っております。・・・
 
          ==> 何を 根拠にしているか?
          
          ==> 如何なるデータを見ても 6車線が不可欠である根拠は見出せない。
          
          ==> 昭和40年の「6車線計画」時に 交通量評価は一切行われず 当時の
               国の統一化を基本とした計画である。
               
          ==> 平成10年以降の 全国的規模の「都市計画見直し」方針により 各地方
                独自の「評価・検討」が促された。
          
 ・ しかしながら 札幌市の都市計画見直し審査会等では 当該道路区間の「見直し」審査・
    評価は一切実施されていない。
 
          ==> 交通計画課の回答書によると 昭和40年の「6車線計画」を採用した
               との由である。

 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
 
 ・ 4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台・・・
          ==> この交通容量の 数値根拠は?
          
          ==> 交通容量は 7,3920台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  それは、機械的に最初から6車線と決めているから必要ないということになるのですよ。そうではなくて、  ここで暮らしている人たちが圧倒的多数で反対だと言っているのであれば、少なくともその人たちが納得できる説明が必要なのではないですか。  まず、納得できる説明が必要だとお考えになりますか、なりませんか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  できるだけ丁寧に説明していきたいと思っております。
 <コメント-K>    ==>

 ・ 「都市計画の策定」工程では 各道路区域ごとに 住民と「話し合う事」とされている。
 
          ==> 「話し合い」と「説明」とは 全く「異なる」プロセスである事を
               認識すべき。
 
          ==> 一切の「話し合い」は 行われてきていない。
 
 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
 
 ・ 4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台・・・
          ==> この交通容量の 数値根拠は?
          
          ==> 交通容量は 7,3920台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  結論ありきの押しつける説明ではだめなのですよ。4車線プラス右折レーンという案を持って意見を出されているわけですから、  それだったらこうですよということを言わなければ納得しないのではないですか。すると思いますか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  既存のさまざまなデータで詳しく調査をしております。それをもとに、また改めて説明したいと思います。
 <コメント-L>    ==>

 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
 
 ・ 4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台・・・
          ==> この交通容量の 数値根拠は?
          
          ==> 交通容量は 7,3920台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  既存のデータを持っているとおっしゃいましたけれども、私が先ほど4車線プラス右折レーンの場合はどうなるのかと  聞いたとき、それはわからないということでしたよね。既存のさまざまなデータからわかるのですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  環状通を含めて、4車線を6車線に整備したところでどのように交通が変化したかは過去に調査しており
 ますので、それらをもとに、どれぐらいの交通量の差が出るのかについて丁寧に説明したいと思います。
 <コメント-M>    ==>

 ・ 4車線を6車線に整備したところでどのように交通が変化したかは過去に調査・・・
 
          ==> 何処で いつ どのような調査をしたのか?
 
          ==> 何処で いつ どのような説明をしたのか?
          
          ==> 何処に 詳細情報があるのか?
          
          ==> いつの審査会で 審査・検証したのか?
 
 ・ 都市計画審査会等では 車線数・交通量などの審査・検証は一切行っていない。
 
          ==> 市電ループ化による 都心部混雑対策 及び環状通:南19条
                更に 環状通:南円山区域の 再審査検証は欠かせない。
 
 ・ 4車線では2万4,000台、6車線では3万6,000台・・・
          ==> この交通容量の 数値根拠は?
          
          ==> 交通容量は 7,3920台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  4車線の説明はいいのですが、プラス右折レーンでの説明ができるのですか。
◎佐藤 総合交通計画部長
  右折レーンがある道路かどうか、今この場で詳細にわからないところがございますが、そういうところも含めて、
 既存の道路の変化を見ながらご説明できるように用意したいと思います。
 <コメント-N>    ==>

 ・ 道路の変化を見ながらご説明できるように用意したい・・・
 
          ==> 何処で いつ どのような説明をする予定か?
 
          ==> どの部門が 調査責任を持って 実行しているのか?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  現状は4車線で、交通容量は2万4,000台です。実際の交通量が1万8,000台から1万9,000台ということでしたから、  4車線の交通容量2万4,000台に対して実際の交通量は少ないのが現状であります。ですから、車線の数、すなわち交通容量が実際の  交通量に当てはまるかというと、必ずしもそうではない。それぞれの車がどこに行くのか、個別の目的で、最適な道路をドライバーが  自分で判断しているからであります。    現在も道路の容量以下の通行しかないのは、ほかに便利な道路があるからです。小さなまちや村であれば通る道路も限られていますが、  札幌のような大都会であれば状況は変わります。豊平区などから西区、手稲区方面へは、通行可能な道路は限りなくたくさんあるはず  であります。    道路を太くすれば、すなわち4車線を6車線にすれば、それが単純に通行量に比例するというふうには思えません。8車線にすれば、  10車線にすれば、その交通容量に応じた通行量になるのでしょうか。そう単純に機械的にはいかないと思います。ですから、6車線に  しても、その通行量は需要と周辺の道路との関係で決まるものだと思います。    いずれにせよ、行政として求められることは、道路周辺の住民、そこを生活の場にしている住民とよく話し合って、お互いに納得ずくで  住民の合意を大前提とすること、もう一つは、マイカー移動から公共交通へ誘導することであります。    5人乗れる車に1人だけしか乗らないで、エネルギーを消費して温室効果ガスを排出するようなことをせず、また、高齢化によって車の  運転ができなくなっても快適、便利に移動するためにも、公共交通を守り、発展させるということが行政に求められているのではないで  しょうか。    6車線にすることで、平成42年に3万台から3万5,000台を見込んでいるようですけれども、私は、単純に道路の幅がそうなるからふえる   ということではなく、公共交通に誘導するという行政の役割についても考えていくべきだと思います。  この3万台から3万5,000台という数字に公共交通への誘導をどの程度見込まれているのか、伺います。
◎佐藤 総合交通計画部長
 もともと、パーソントリップ調査では、人の動きとして、どこからどこへ、どういう目的で、どういう手段で
 行くかということを想定しております。ですから、個々の3万5,000台というよりは、トータルとして、バスを中心に公共交通は減るという
 予測をしております。
 
 しかし、車に関しましては、使用目的がかなりふえております。高齢者もふえ、通院や、女性の免許取得率もかなり高くなっておりますので、
 自動車に関してはトータルでは変わらないという中で推計しておりまして、推計全体の中でこういうようなデータになっております。
 
 ただ、委員がおっしゃるとおり、我々は、公共交通を生かして、それを積極的に進めるという考えは持っておりますので、それについても
 あわせて促進できるよう今後も検討してまいりたいと思っております。
 <コメント-O>    ==>

 ・ パーソントリップ調査・・・
 
          ==> 「パーソントリップ調査」は 統計学上の数式に合致させるべく 
                実態調査情報を 加工・修正して統計処理する 分析手法である。
               
          ==> 従って この調査結果情報から 個々の道路区分の所要精度の
                交通量を分析する事は不可能である。
                  
          ==> 現状の実測交通量は 1,2000台/4車線/12時間 である。
                  T3参考3 考察:道路交通量検証編
                  
 ・ 今後も検討してまいりたいと思っております・・・
 
          ==> どのような「検討計画」を持っているのか?
 
          ==> どの部門が 調査責任を持っているのか?
 
          ==> 「計画」評価は どの部門が実施しているのか?
市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
◆宮川潤 委員  先ほど来申し上げているので最後にしますけれども、住民の合意を得ないで一方的にはやらないこと、住民合意を前提と
 することです。

 それは、話し合いに時間がかかっても仕方がないのです。そして、住民の方が求める資料をちゃんと出すことですよ。
 
 もし市の考えと違いがあるのであれば、4車線プラス右折レーンだとだめだというのであれば、丁寧に、何がどうだめなのか、
 具体的にきちんと示して、住民の皆さんと納得ずくでどうするのかを決めていっていただきたい。
 
 そして、公共交通への誘導というのも、ただ単に道路幅が広くなったから車がふえるというのではなく、市の意思として、これからの
 札幌のあり方、世の中のあり方として、公共交通を守り、発展させる、そちらに誘導させる、そういう意思を持って今後の交通計画を
 考えていただきたい、このことを申し上げて、終わります。
  :    一部省略   : ◆金子やすゆき 委員  私も道路を専門にしてはおりませんけれども、利用者の立場で申し上げますと、確かに、上下の車が通行する中では  一定の幅があったほうが安全だろうということは素人でもわかります。  ただし、一般的には、そういうところにはブロックを敷くなど、さまざまな方法があって、単に1メートルあけておけばいいということでは   ないのだろうと思うのです。    今回、このように、道路の交通容量を拡大したいという市の計画があり、一方で、地域の住民からは歩道の拡幅を求める声も上がっている   わけですから、どこかで折り合いをつけていくことが必要になるのだろうというふうに思います。    先ほど、宮川委員の質疑でもございましたが、調査すらもする意思がなく、今のように、中央帯についても頭から結論ありきで話が進んで  いくのでは、このまま計画が順調に進むことに疑念を感じざるを得ないと思います。    もう一つお聞きしたいのは、今の歩道の幅員3メートル50センチについては、理想的な幅だと考えておられるのでしょうか。全市的に歩道が  どのぐらい確保されているのかも含めまして、これが理想なのか、あるいは、道路を考える会では、もっと広げていくのだ、5メートルが  希望だとおっしゃっておりますけれども、理想的なものは一体どうなのか、お尋ねしたいと思います。
◎佐藤 総合交通計画部長
 3.5メートルの歩道が理想的かというお話かと思います。
 基本的に、歩行者の交通量を見ながら必要な歩道を確保するわけで、そういう意味では必要十分であると考えております。
 ただ、もうちょっと広いほうがいいかと言われれば、その場所によって必要性が高いところは広くする必要があると思います。
 
 しかし、ここについては、先ほど言いましたけれども、車線との関係でこれが適当ではないかと考えております。
 <コメント-P>    ==>

 ・ 3.5メートルの歩道が・・・
 
          ==> 「道路構造令」では 歩行者&自転車用の歩道幅規定は 次の通り。
                基本     3.0 m
                樹木等  + 1.5 m
               ------------------------------
                合計     4.5 m   
                交通量を分析する事は不可能である。
                
 ・ 車線との関係でこれが適当ではないかと考えております。・・・
 
          ==> 「道路構造令」を しっかり学ぶことが肝心。
 
          ==> 「根拠」を 持って 説明すべき。

市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。
  :    一部省略   : ○山口かずさ 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、陳情第220号に対する取り扱いについてお諮りいたします。  取り扱いは、いかがいたしますか。  (「継続」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  それでは、陳情第220号を継続審査とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  異議なしと認め、陳情第220号は、継続審査と              することと決定いたしました。           
 <コメント-Q>    ==>

 ・ 陳情第220号は、継続審査とすることと決定いたしました。・・・
 
          ==> 当「継続審査」事案は 4月市議会選挙により「審議未了廃案」となった旨の通知書が 
                議会事務局から送付された。
                
 ・ 札幌市議会基本条例等には 「継続審査」判断,「審議未了廃案」に関する一切の規定がない。
 
          ==> 「道路構造令」を しっかり学ぶことが肝心。
 
          ==> 「根拠」を 持って 説明すべき。

市民コメント: H29/2017/6/23
 
 ・ 第4回平成18年パーソントリップ調査に行われた 平成42/2030年の将来交通量推定は
    現4車線(=6車線化せず)状態で下記の通りである。 
             南19西7 〜西10   22,800 台/日
             南19西11〜西14   18,400 台/日
                出典:札幌市道路課発メール H29/2017/6/23 17:20
                 
    推定交通量が 現状4車線の交通容量:28,800台/日(第4種1級道路) 以下
    であるので 6車線化の必要はない。


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