その他
「心にナイフを忍ばせて」
文芸春秋刊 1571円 奥野 修司著


一気に読んでしまうほどの迫力があります。
被害者の歴史が克明にリアルに伝わってくるからだと思います。
少年犯罪が増加しているように見える近頃ですが…
昔からあったこと、法律的に課題があることとして
私たちが考えて取り組んでいかなければならないことだと
心から思いました。

「たすけを求める心と行動」
金子書房 1200円 大田 仁著


人に助けを求めることの心理について
分かりやすく書いてあります。
心の仕組みを知ることで
罪悪感なく、気持ちよく
助けを求められるといいなぁと思いました。
「孤独であるためのレッスン」
NHKブックス 1020円 諸富 祥彦著


孤独をポジティブにとらえると…
なるほどなぁ〜と思いました。
1人が辛いとか…友達がいないとか…
それもまた良しと思える内容です。
哲学的な内容の本でした。
「男の勘違い」
毎日新聞社 1238円 斉藤 学著


私は男と言うものがなかなか理解できません。
女性なのでしょうがないとは思います。
だけど…勘違いしてると思うことは
多々あります。
男の人が男の勘違いをどう説明するのか…
興味を持って読みました。
案外一致しているとこが多くて…
私もまんざらではないと思ったりしました。
「追跡!佐世保小六女児同級生殺害事件」
講談社 1500円 草薙 厚子著


14歳未満の犯罪は報道されないので
世の中に情報が出てきません。
どうしてなのか…原因を探ることは大切なのだと思います。
だからと言って…それが再発予防になるのかは疑問です。
しかし、事実は事実として報道されるべきなのではないかと
思いました。
「感情はコントロールできる」
創元社 1600円 D・ディンクメイヤー G・D・マッケイ著


感情をコントロールしにくい自分のために読みました。
頭では分かってもなかなかそうはいかないところが
難しいところです。
それも全て練習を重ねることが大切だとか…
何事も出来ないとあきらめずにやってみることが大事です。
「あの人と和解する―仲直りの心理学」
集英社新書 660円 井上 孝代著


どうしてもうまくやれない人とどのようにしたら良いのでしょう。
本に書いてあることは最もでその通りです。
後は自分自身がどれだけ気持ちのコントロールをしながら
考えを整理整頓するかだと思いました。
「ひきこもりと家族トラウマ」
生活人新書 660円 服部 雄一著


著者の日本文化のとらえ方には深くうなずけるものがあります。
まさに私自身が感じていることのままです。
日本の文化や社会性がひきこもりと言う病理を築いているのです。
個人の問題ではなく社会の病理としてとらえるべきだと同感しました。
「私をコントロールしないで! あなたを支配するパートナーとの縁の切り方」
VOICE 1800円 リチャード・J・ステナック博士著


パートナーとの関係において悩んでいる方にお勧めです。
させられている感じや尊重されていない感じなど
パートナーとの不快感はコントロール関係におちいっているからかもしれません。
2人の関係性を見直すエクササイズもあります。
「こころの処方箋」  新潮文庫 400円 河合 隼雄著

とても読みやすい本です。
自分が気にかかっていることのいくつかが当てはまると思います。
繰り返し呼んで心に留めておきたいような本です。
文庫なのでかばんに忍ばせて、ちょっとした時間に読んでみて下さい。
自殺予防マニュアル 一般医療機関におけるうつ状態・うつ病の早期発見とその対応
 明石書店 800円
西島 英利監修 社団法人日本医師会編集

精神疾患はどの医療機関でも対応できることが必要だと考えられる。
いまや4人に1人がうつ病である社会では、医療者として、
最低の知識と情報を持っている必要があることを医師会は提案している。
初心者や家族にうつ病患者がいる人たちにも是非読んでもらいたい。
ソーシャルワーク倫理ハンドブック 中央法規 2200円
仲村 優一監修 日本ソーシャルワーカー協会倫理問題委員会編集


人を援助するにあたって、いかに倫理観が必要であるかがよくわかる
実際のケースに沿いながら自分だったらどうするのかを考えながら
あるべき姿や倫理観が学べる。

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