おーぷんはあと心のミニ知識
人と話をしたり、一緒に何かをしようとすることは、自分を知らせることであり、それなしでは進まないものです。自分を知らせないで仲良くなったりすることはないのです。自分を知らせるためには、自分の心の中の気持ちや考えをなるべく正確に取り上げ、正直に伝える努力が必要です。このような対人関係の技術のことを「自己表現」といいます。 「自己表現」とは、相手の立場や考えも分かりながらも、自分の考えや欲求、価値観、感情などを伝え、気持ちよく問題解決することです。その時に重要なことは言いたいことが「伝わる」かどうかではなくて、自分の気持ちが適切に言えるかどうかです。 伝える好意によって、受け取るか、受け取らないかは相手の自由です。必ず受け取ってもらえるわけではなく、伝わるかどうかは分からないのです。相手は自分の思うとおりには動かないものですね。だからと言って、自分を伝える時には、失敗を怖れないで、自分のできる限りで気持ちを表現してみて下さい。人と関わることは、楽しくもありますが面倒なことでもあります。お互いが同等に大切にされ、平等に話し合える関係作りのための態度と技術を身に付けることの努力をおしまないで下さい。自分と相手の「気持ち」を考え、自分の気持ちを表現すること=さわやかな自己表現が出来るようになることを願っています。 |