おーぷんはあと心のミニ知識

自己表現 その2 2002年4月号

 自己表現のタイプには三つあります。
1. 攻撃的−自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方
2. 非主張的−自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方
3. アサーティブ−自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方
さわやかな自己表現(アサーション)とは3番目のやり方をいいます。あなたはどのタイプでしょう。それぞれの特徴から自分の傾向を検討してみましょう。

非主張的 攻撃的 アサーティブ
引っ込み思案
卑屈
消極的
自己否定的
依存的
他人本位
相手任せ
承認を期待
服従的
黙る
弁解がましい
強がり
尊大
無頓着
他者否定的
操作的
自分本位
相手に指示
優越を誇る
支配的
一方的に主張する
責任転嫁
正直
率直
積極的
自他尊重
自発的
自他調和
自他協力
自己選択で決める
歩み寄り
柔軟に対応する
自分の責任で行動

 多くの人は誰か特定の人との関係とか、ある特定な状況でアサーティブになれなくなるようです。友達と、家族と、あなたはどうでしょうか?まずは、特定の人や状況でアサーションできなくなることに気が付いたら,行動を変えるチャンスがつかみやすくなります。チャンスがきたら、変える努力もしてみましょう。
 私は、自己表現とは自分を大切にし,相手も大切にできるようになることだと考えています。そのためにどうしたらアサーティブになれるのか、考えながら話すようにしています。いつでもそうできるわけではありませんが、そうありたいと思うと少しずつ変わっていけるのではないかと努力しています。

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