寄大橋→伊勢沢ノ頭 ’7/06/23(土) 曇り晴 

地図に無い領域です。迷うと、とんでもない所に降りて苦労します。
下りで迷ったら元に戻って登山道を下って下さい。

伊勢沢ノ頭から秦野峠に向け4,5分ほど下ると、突然、直角に右に曲がる所があるが、
右角にある標識は手前からは文字が見えない。

地形図には右に直角に曲がる所はないので、直進の方が正しいと思うのだろうか。
直進の方にも踏み跡があって、なかなか良さそうに見えるので道迷いのもと。


いつも、ここを通る度に、直進に通せんぼの枯れ枝を置いておくのだが、
それでも間違い道に行ってしまう人がいるようだ。

この尾根に立派な作業路があるとの友人情報があって探訪の為に下った人が
道が見つからず、 オンバク橋の方に降りたという、情報がネットにあった。

作業道?どこから、どこまで在るのか判らないが 探訪した。

下の方では中ノ沢右岸の尾根であろうから、
寄(やどりき)大橋から秦野峠林道を3つ目の橋、中澤橋の先まで歩くと、
10:05 中澤橋の先で岩壁になっている尾根の次の尾根の突端に取付きがあった。


なかなか立派な道が付いている。


10:37 白杭の手前で左折する立派な道の方を行けば良いのに、物好きにも植林と雑木の間の直登の藪道に入る。


11:23 ちょっと心細い思いと、急登に飽きて左にトラバースすると直ぐに作業道に戻れた。


標高の高い所の作業道の脇に新しい切り株が見えるので、作業道は現役だ。


11:53 立派な作業道は水源森林の標柱(赤帽白杭)の所で終わりなのだ。
標高1000m位だから残り100m程(距離は約500m)は藪道になる。


作業道の終点。振り向いて撮ったもの。

近い将来、もっと高い所の杉、檜の伐採の為に、作業道は延長されるかも知れない。

11:59 これは獣道に導かれて行った右隣の尾根。少し上に行けば作業道の尾根と合流する。


12:14 この水源協定林の看板の先で(上を目指すには)方向が変わる。 下りにもここに来た。 こちら 50kb


12:19  こんな所になれば、上から誤って下って来た大抵のハイカーは引き返すでしょう。


12:26   縦横に走る獣道を人の踏み跡と思い違いする人がいるのかも。


12:29  このあたりからは道形がはっきりする。


12:33 問題の登山道の標識。こちら側への枯れ枝の通せんぼは全く無くなっていて、
間違い道側の立木に赤テープまであった。


標識の上側から振り返った写真。秦野峠方面への登山道は右折なのに、直進の迷い道踏み跡が濃い。


又、枯れ枝の通せんぼを置く。直進側の立木の赤テープ(なんのつもりなのか)も除去。

12:47 伊勢沢ノ頭





作業道の終点から伊勢沢ノ頭の間は、特に下りが難しい道なので、往路を下ることにした。

標識から作業道終点の間は段々に踏み跡が薄れて行くので、殆どの人は標識の所まで引き返して
いると思われる。草原に縦横についている踏み跡は獣道である。鹿が多いようだ。今日は2組見かけた。

作業道終点付近は獣道も多く、地形が複雑で、正しく赤帽白杭の地点に到達するのは難しいと思う。
協定林の看板が目印。   

初めての場合は、下りに採らない方が良い。

寄大橋9:33→9:51中澤橋9:57→10:02尾根取付→11:53作業路終点→12:33登山道標識12:42
→12:48伊勢沢ノ頭13:20→13:24登山道標識→13:49作業路終点→14:47林道→15:15寄大橋

GPS軌跡図は こちら 100kb


2007年6月27日には作業道探訪で、雨山・檜岳・伊勢沢ノ頭を歩いた。 こちら

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