大菩薩嶺

2006年10月14,15日   晴れ、晴れ 3人。

大菩薩でのテント泊が3度目の仲間と、小金沢連稜の縦走。
天気に恵まれ、小金沢山、牛奥雁ヶ腹摺山、白谷丸などのピークでの絶景が見られた。

14日:
新宿9:06発の快速で 塩山11時着。
タクシーで途中コンビニで食料を買い、小屋平というと、実はもっと石丸峠に近い林道の、
新石丸峠とよばれる地点まで入って呉れた。料金は約6000円。

新石丸峠は、上日川峠から甲斐大和への舗装道の途中から左に入る非舗装の道を行き、
上日川から石丸峠への登山道と交差する所。道路が地形図よりも大分南に延長されているのだ。
 (昭文社の大菩薩連稜 1/40000では在った地名が大菩薩嶺 1/50000では割愛されている)

新石丸峠には12時前到着。 ちょっと腹ごしらえと身支度を済ませ。
12:12 階段に続く急登をゆっくり登る。


軽い荷物の2人連れが3組ほど降りてくるのとすれ違い挨拶を交わす。
5分ほどで稜線に乗り、左に上がっていく。

13:00 熊沢山の南を巻くあたりまで来ると、その先はガスだ。


13:03 石丸峠
13:10 牛ノ寝分岐
13:20〜13:40 天狗棚の岩場の辺りでガスが濃くなったので、20分ほど様子見休憩。
13:40 ガスの様子は変わらないので、狼平まで進むことにする。

13:55 ガスの中、笹原が広がっている所にでた。狼平だ。


14:00 狼平の標識がある。 このガスでは、先に進まず、ここらで露営することにする。


テントの中で、靴下を脱ぎ、ズボンを脱ぎズボン下を穿く。
気温は夕方の12℃〜10℃が明け方には5℃位になった。
カバーを付けた寝袋の中にホカロンを足元に1つ入れ、インナーシュラフを使って快適に過ごせた。

15日:
1時過ぎでは、まだガスが取れていなかったが、4時過ぎに目覚めた時には晴天。
満天の星空が見られた。 5時頃から片付け始め、出発は6時を少し廻った。
湯ノ沢峠までのコースタイムは3時間40分程度なので、ゆっくり眺望休憩が出来る。

6:10 露で濡れた笹薮を通るので合羽を着て、狼平を出発。

7:33 小金沢山山頂。 紅葉のもみじと、雲の掛からない富士山が見事に見える。


8:30〜9:10 牛奥ノ雁ヶ腹摺山にて、朝食休憩。
    気温が上がって来たのでここでズボン下を脱ぐ。
    湯ノ沢峠に駐車して、ここを目的地として上がってきた単独男性がやってきた。


9:15 賽の河原を見下ろせる笹の道で勝沼の74才の男性と奥さんがゆったり上がって来た。
    やはり、湯ノ沢峠から牛奥ノ雁ヶ腹摺山のピストンだという。
9:23〜9:33 賽の河原 テントを張る刈り払いした所があり、ペグ替りのロックも幾つか置いてある。


9:54 川胡桃沢ノ頭では男性2名と会った。


10:30 左に大峠への道を分ける。
10:33〜10:50 黒岳山頂は樹林の中で眺望無し。水・おにぎり補給。
11:02 黒岳の広葉樹森という素晴らしい森がある。


11:07〜11:22 白谷丸山頂:開けた所なので景色が良く。しばし眺望休憩だ。

白谷丸から湯ノ沢峠の間で会ったハイカーは全て湯ノ沢峠〜黒岳往復だそうだ。
     
12:10〜12:33 湯ノ沢峠に着く。ここの紅葉が見頃だ。


峠から数分で避難小屋。 手前を右の林道終点の駐車場には15台ほど駐車中。
新しいバイオトイレの建物が目立つ。
稜線での気温は8℃〜12℃であったが、此処では18℃。
車の脇にシートを敷いて、高原の涼気を楽しんでいる一団が居た。

12:33 避難小屋の前の沢沿いの登山道を下る。



13:04 治山工事現場。ここまで、治山用の道が延びている。
     事務所の脇のトイレに、登山者の皆さん御自由にお使い下さいとの張り紙あり。

13:13〜14:08 道路脇の木陰でゆったり、残った食料とコーヒーを摂る。
          途中、若いカップルが降って来た。

14:15 湯ノ沢峠 (徒歩口) ここから舗装林道を1時間10分で六本木橋だ。


15:25 予定通りの時間に天目山温泉に着く。 800円。
     おつりの200円は貴重品ロッカーと浴場のロッカーで使う。使用後、どちらも戻ってくる。

17:08発のバスは天目まで行って戻るが、その前に乗車して良いです、ということで少し早く乗車。
17:27発の立川行きに連絡している。 

テント泊用の重い荷物だったので、全体としての歩程はコースタイムの2割程度余分に掛かったようだ。
(時間に余裕があったので、たっぷり休憩時間を取ったのとは別に、歩いている時の歩調の事です。)

追記:近頃はやりのブログには今まで手を出さなかったのだが、えらく容量が大きい事が判り、
    とうとう、小生も簡単なものを作ってみる事にしました。  ご笑覧下さい。 

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