土樽駅周辺、
わかんやスノーシューでの雪山体験散歩 

2007年2月10〜12日  5名 土樽山荘Y.H.2泊。

10日 
新宿7:03埼京線快速⇒大宮8:45発 水上1号 水上乗換⇒ 10:08土樽駅 3260円+1300円。
土樽駅は無人駅で改札口は無い。
下り線の出口はホームの柵の一部が開放されていて、←土樽山荘の標識がある。

雪道を上がって行ってT字路を左折すると山荘まで数分。T字路の右手が土樽小屋。
その前で立ち話中の「山岳巡礼」の著者の佐藤さんに会った。 
例年は数メートル積もる雪も、今年は40cm程度で非常な寡雪だとか。
数日前に棒立山に登ったが雪は少ないが、腰までの所もあったそうだ。昨日の雨でまた融けたようだ。

宿に荷物を置いて、わかんやスノーシューを履いてスキー場の上のほうまで上がった。
地形図にあるリフトは撤去されて無い。  

清水ーの稜線まで上がって行く元気な2人。残る3人はツェルトを張ったりコーヒーを飲んだりと雪を楽しむ。

駅に下って連絡橋で上り線ホームの待合室に。外に出て、高速道路の下を潜って下の道路を左折。
(写真は客室から見下ろした駅。 連絡橋の左に高速道路を潜って道路に下りる通路が見える)


道路は除雪されていて路面には雪は無い。毛渡(ケト)橋の先で左折して林道。車が1台駐車中。
林道に入ると残雪がある。 地面まで雪が緩んでいるので、つぼ足では時々深く落ちるので大変だ。
高速の下と上越線の下を潜り植林の間の道を進む。林道脇でテントを楽しんでる若者がいた。

左;平標山の標識のある角を直進すると、薄い踏み跡が雪の上に続いている。
多分、佐藤さんの踏み跡だろうが、雨で大分薄れている。
100mほど行ったところから引き返す。
夕食の時に、明日の朝食の代わりにお弁当を頼む。

11日 
昨夜からの雪が降っている。10cm以上は積もったようだ。
駅の待合室に降りると、何台かの車で来た大勢の人達が準備していてびっくり。
埼玉からの人達で、山中でも泊まるので大きな荷物、シャベルも持参だ。

8時頃になって駅を出て、道路に下りると舗装にも残雪有り。
林道の入口に車は無いので昨日のテントの人達は帰ったようだ。

左;平標山方面の角を直進し、昨日辿った林道を更に先に進む。
 
左にテープが見えるが林道から踏み入った跡はない。

少し傾斜が付いてきて雪も深くなった所でワカンを装着していると、先ほどの9人も追いついて来たが、
彼らもワカン等を装着するので、また先にたつ。林道でのラッセルは全然負担ではない。

左からの尾根が林道に接する所から取付くのかと思っていたが、薄い踏み跡はそこを通り越して林道の先に
続いて行く。 
更にもう一つ小支尾根の先端を廻り込むので、GPSで経緯度を確認すると目標の尾根の北側に居る。
先ほどの9人がやってきたので、道を譲る。
右に堰堤があって間もなく林道の終点。

この手前の左の斜面に踏み跡があったので、そこまで戻って斜面に取付く。
真上を見上げると送電線が通っている。 

入口右の樹の下には「No4入口↓芝」という津南送電所の標柱。どうやら巡視路入口らしい。


我々が準備中に、若者5人のパーティーも到着。 総勢14人もの先行者が居てくれるのだ。真にラッキー。

踏み跡は全く無いので、先頭はバージンスノーの中をラッセル。
しまった雪ではなく、緩い雪なので、急傾斜ではまったく時間がかかるのだ。

おまけに、かんじきが外れたとか等のトラブルでも時間がかかる。

我々は今日は雪山体験なので、12時半には引き返す。
棒立山・タカマタギに連なる稜線との標高1040mの合流点の少し手前だった。


分岐から平標山方面にスキーの跡がついている。
林道の終点には3台の車が留まっている。 若者5人の他にスキーの人のだろう。

結局、我々以外の山に入った人達は全て車で来たのだ。
14時に駅舎に戻り、待合室でラーメンとコーヒーを楽しむ。

12日 午前中は、清水ー方面へ遊びに行く予定だったが10日に行ってしまったし、充分雪遊びしたので、
    少し早い電車で帰ることにした。
    10:08発の電車で水上、高崎で乗り換えて、埼京線特別快速小田原行きで新宿14時着。3260円


地図は こちら 160kb



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