丹沢 鍋割山 寄コシバ沢

2006年7月1日(土)曇り、一時小雨  3人。
渋沢⇒大倉〜二俣〜小丸〜鍋割山〜鍋割峠〜寄コシバ沢〜寄⇒新松田
登りは一般ハイキングコース。標識完備ですが、降りは赤破線の難路です。

前夜の天気予報では午前中弱い雨とあったが、小雨が降ったのは13時頃に20分のみだった。

大倉バス停から道路を横断して鍋割山への標識に従い林道を約1時間半歩いて二俣へ。
10mほど上流に流れを渡る木橋が設けられている。

チェーンの張られたゲートを過ぎて数分で右に小丸への標識がある。
非常に蒸し暑く無風なので、この尾根を上がるのはつらいのだが、後沢乗越経由はミズヒ沢の辺りにヤマビルが出たとか
というので、予定通り、ここから小丸尾根に取り付く。
檜の植林が終わり、自然林の尾根になると少し風も入って過ごし涼しくなった。


ゆっくり歩いても大汗をかく。数回の小休止を含んで取付きから2時間40分かかって漸く稜線の二俣分岐に着いた。
稜線を左に鍋割山方面に進む。ここで小雨がぱらつき始めたが樹林の中なので濡れはしない。

鍋割山荘で、味噌汁を注文してオニギリを食す。
ミズヒ沢の近くのヤマビルは山荘主人の草野さんが箸でつまんで4千匹ほど除去したとかで大分少なくなったそうである。

山荘からは西の雨山峠方面に向かう。


5分程で右に明瞭な踏み跡が分かれる。地形図の破線ルートだ。
更に10分ほどで鍋割峠に着く。

直進は雨山峠方面で、左折は稲郷 寄方面。 「この先寄方面 滑落注意」の立て札がある。
左折して、なるほど滑落し易い危なげな崖道を20分ほどで岩ゴロの寄コシバ沢に降り立つ。

ここは逆コースで上がって来た場合に右岸に取付くポイントが判り難く、地図に迷印のある所だ。
98年に来たときには無かった大量のデブリなので、99年の大雨ででも出来たものだろうか。
写真は上流を向いて写したもの。二股の手前、中央で夥しい量の岩が盛り上がっている左側を進むと良い。

岩に付けられた赤ペンキのマークは鮮明なので、最近手当てされたのだろう。
然し倒木が取付きへの道を塞いでいるので、枝を鋸で除去して、ついでにコーヒータイムとする。

岩ゴロの沢を20分ほど降ると雨山峠からの道に合流出来た。
ここは上の方に[寄   雨山峠]の標識が沢を横断して張られたロープに取付けられている。
来た方角を鍋割峠と示す標識もある。

右岸には雨山峠への標識。 左岸には鉄梯子があるので見逃すことはないだろう。

左岸に上がる鉄梯子で稲郷方面に向かう。

暫くすると釜場ノ平休憩所 のテーブルがあったので、コーヒータイム。

テーブルの直ぐ先の急な斜面は危うげに崩れている。
その先鎖の張られた崩れ易い岩場には階段が彫られているが相当崩れていて危うい状態だ。

ここから先の経路は登山地図では判り難いが、川を渡って対岸を降るということを4回ほど繰り返すのだ。
少し増水すれば靴を濡らさずには渡れないだろう。


渋沢8:20⇒大倉8:34→9:50尾関翁像9:57→10:01二俣→10:04訓練所尾根取付き→12:40二俣分岐
→12:51小丸→13:18鍋割山荘13:53→13:58ユーシン分岐→14:12鍋割峠→14:31寄コシバ沢(休憩)14:52
→15:10雨山峠分岐→15:24ベンチで休憩15:39→16:29登山口→16:36寄大橋→17:07寄17:10⇒17:30新松田

本日の歩数 29000歩

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