屏風岩山1051m ’5/04/06(水)

4月5日になって、ようやく近所の桜並木が開花したので、丹沢のミツマタの満開の季節が到来かと、
屏風岩山の群落を見物すべく新松田に出かけた。

バスには20名以上が並んでいるたが、大抵はミツバ岳から権現山のコースらしい。
中にはミツバ岳から屏風岩山を経て大滝橋に下るとか言う健脚組もいた。

大抵の人たちは浅瀬入口で下車した。
自分は単独なので、無理しないで細川橋→二本杉峠から屏風岩山→大滝橋という最短距離にする。

二本杉峠から急登、痩せ尾根を乗り切り約20分でミツマタの大群落だ、これを通過するのに約10分を要した。
花は開花しているが蕾も少し残っているので、見頃はもう少し続くと思われる。
   

途中、道が直角に右に曲がる所で、大滝橋から畦ヶ丸に寄って来たという男性に出会った。
道を尋ねられたので左に曲がると教えた。
白い道標がそちらを指しているが(二本杉峠の)文字は全く薄れて見えない。タッチペイントでなぞる。
畦ヶ丸まで行ってきたら大滝橋から5時間以上はかかる筈。
まだ11時26分なのにおかしいと思ったら、車で来たのだそうだ。6時頃にでも歩き出したのかな。
ミツマタの所まで行って戻るそうだ。山中ではこの一人としか会わなかった。

屏風岩山から左に折れる大滝峠方向の指導標識があるが、直進方向には×印が描かれている。
 (尾根道を暫くは迷わないが、標高680m辺りで尾根道をミツマタの密生が塞いでいるあたりから
  踏み跡が乱れてルートがはっきりしなくなる事があるからだろうか。RF力が必要)

×印を無視して直進すると30mほど下ってから登り返して東峰に着く。
南北に真新しい鹿柵が張られている。

東峰からは屏風岩山の向こうに富士山が大きく見える。ここで木の根に腰掛けて昼食。

右(南)に柵沿いに下ると徐々に東向きになっていく。

約6分ほどで右に明瞭な分岐がある。これは・669を通るコースのようだ。
そちらにもミツマタの群落があるとの情報があるが、またの機会にする。

約20分ほど下った所、標高900m付近に若干のミツマタの木が現れるが大群落とは言えない。
このあたり、濡れている時には滑りやすい斜面と思われる所では虎ロープが張られている。

約40分下った標高730m位からミツマタの大群落が現れた。。
標高680m辺りで尾根に密生したミツマタが行く手を遮っているので、道が尾根からそれて左に下り始めるが、
尾根の延長上にはミツマタが続いており、 その先で左に落ちる沢の中にも 沢山咲いているのが見える。

尾根から左に外れた道はかなり急傾斜で、真新しいロープが連続して張られている。
最後の方は岩の階段になる。林道に降り立って右に進むと15分ほどで大滝橋バス停に着いた。

あいにく次のバスまでには1時間もあるので、隣の中川バス停まで散策。
谷峨駅行きのバスには細川橋から多くの人達が乗り込んできた。中には懐かしい顔の人達も(〜^^)〜

新宿6:31⇒新松田8:10⇒細川橋9:10
→9:12上原登山口→10:23二本杉峠10:30→10:46ミツマタ大群落10:55→11:50屏風岩山→11:59東峰12:30
→13:47大滝橋バス停→14:15中川バス停14:53⇒15:26谷峨15:32⇒松田 新松田15:57⇒下北沢17:04

コース図は こちら   距離10.2km 累積標高差 +962m -940m


追記;
2007年4月7日に同じルートを再訪した。
新宿6:51⇒新松田8:25⇒細川橋9:30→10:39二本杉峠→11:11ミツマタ大群落11:48→12:35屏風岩山12:40
→12:51東峰→13:45尾根上のミツマタの密生13:50→14:18下山口→14:27大滝橋バス停14:47→新松田



屏風岩山東峰から大滝橋に向かい最後の下りが違うルートとなった。
東峰から先、所々に湘南アルパイン・ツアー・クラブの札が見られた。


途中の尾根道では、左手に畦ヶ丸が見える。権現山と結ぶ稜線が見事だ。


標高680mあたりで尾根上にミツマタが密生していてトンネル状、ちょっと通れない。


前回通った左に下る道が、散在する伐採枝で踏み跡薄く判り難いので、
尾根上のミツマタの密集を左下から巻いて尾根上に戻り、更に進むと・650ピーク。


その先,ルート取に注意しての急傾斜の下りとなり、痩せ尾根を経て左に山腹を巻く感じで林道に降り立った。
湘南アルパイン・ツアー・クラブの札もこちらを指していた。(赤線は05年の軌跡。青線が07年の軌跡)


屏風岩山で会ったご夫婦と大滝橋までの同道となった。奥様が地形図を持っていて通過経路を
チェックされていた。

この辺りのミツマタは3月20日前後でも見頃のようだから、次はもっと早く来ようかと思う。

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